栗子山と沢巡り

2020年10月27日(火) 〜 2020年10月28日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.7km
• 登り: 994m
• 下り: 994m

天候

晴れ

写真

かつての万世大路のトンネルを越えると今回の沢旅が始まります

烏川橋から烏川を下り

なにもない穏やかな川に心安らぎながら

気持ちよく進み

ちょっとした変化を喜びながら

今回メインの滑谷沢出合へ

こんな風な幅広のナメが好きで

見上げれば紅葉もいい感じ

ナメ滝も緩やか

ヒタヒタ

プチゴルジュもあったりするけれど簡単に巻いて

どんどん進むと

またナメ滝が続いたあと

ブナ林が水際まで広がる穏やかな平瀬となり

ブナの広場と呼んでいる奥の二俣のテン場に到着です

これが私流のご挨拶で、最初に来た11年前にも同じことしてました〜

最近は自立式のツェルトで軽量化です

翌日はジシカ平沢を詰めます

源流部のナメを越え

藪を漕いで栗子山山頂へ。今は三角点と笹にテープが巻かれているだけの地味な山頂ですが、以前は手書きの山名標識があったのにな。

山頂は展望がありませんが尾根を少し下ると山形側の展望が開け飯豊連峰が白く輝いて見えました。もう雪山なんですね。

南側には吾妻連峰の大伽藍。知っている人なら山座同定できそうですね

三本松沢に下るため前方の鞍部へ

下りやすい沢で両岸はブナ美林

途中で大つぶのナメコを収穫し

滝もこんな感じでロープ入りません

沢自体は平凡ですがブナ林が美しい沢です

今度は沢を下るのでなく尾根を下ってみたいな〜

最後のお楽しみは滑谷沢左俣出合い前のナメ歩きです

時々ちょっと滑りながらもいい感じで

下ります

出合い手前で尾根をまたぎ滑谷沢左俣にはいりました

何もないチャラ瀬が日の光を浴びてきらめきます

日本庭園風となり

沢の終着点大平橋が見えてきました

古の万世大路を整備修復しているボランティアの方々のおかげで快適です

再びトンネルを抜けて短いけれど静寂と癒しの沢旅を終えました