笠間十名山ファイナル 国見山・仏頂山 登れてよかったなあ。
- GPS
- 09:01
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ 暖かく基本半袖 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
友部SAで車中泊、笠間駅に車を駐車。(510円) 〈帰り〉 羽黒駅→笠間駅で車回収 |
その他周辺情報 | イオン笠間 道の駅「もてぎ」 |
写真
感想
笠間十名山、最後の2山に登ってきた。国見山・仏頂山の2山を1日で取りに行くには非常に時間設定がタイトであるということで、金曜日の夕刻に職場を出てから友部SAで車中泊となった。その後、朝食を頂き笠間駅にたどり着いたのは朝の6時半ごろ、自宅から始発の電車で来ると8時半過ぎとなるため、約2時間早くスタートできることとなった。これは大きい。
「みんなの赤線」では、国見山から南西に下る赤線が示されており、それを使えばだいぶん時間と歩行距離を縮めることができたのであろうが、実際現地に行って、そのルートは断念した。
朝6時半ごろ笠間駅をスタートした私はただひたすらに北上する。国道50号線を越えたところで今日行く道の何割かが「関東ふれあいの道」で表示や地図、指導票などが有効に利用できることに気づいた。
さて、地図上では笠間駅から国見山に向かう道は3つ考えられた。一つは、南側の獣道ルートからの取りつき、これは帰りに利用しようと思ったが無理だった、行きに使用しようとすればきっと、蜘蛛の巣と藪で断念し、この日は一つも登ることができなかったであろう。
もう一つは、さらに北上して尾根道を歩くルートだ。しかし、尾根への取りつきの道がすべて破線で難儀するだろうと思えた。
よって、途中の谷をさかのぼり、実線のルートのみで登れそうなルートにしたのである。このルート、蜘蛛の巣はすごかったが、基本的に道があり、笠間駅から登るルートとしては一番優秀だと思われた。
国見山に登った後、再度南西側に下る尾根道を考えたが、実際の取りつきを見て断念し、もと来た道を戻ることとなった。蜘蛛の巣は行きの時に取り除いてあるので「急がば回れ」を具現化する道だと思ったのである。
なお、国見山に登った時点でGPSは11kmを指していた。
無事に国見山を下山してから、仏頂山に向かうこととする。ここもしばらくは道路歩きだ。近道の尾根道を通らなかったこともあり、歩く距離は伸びる一方だ。
しかしながら、仏頂山登山口に11時台後半に取りつくことができた。午前中に取りつくことができたことを良しとしよう。仏頂山はピストンではうまくいかない、向こう側に下らなければならないのだ。
ヤマレコマップでは、登山口から山頂まで1時間20分とさしていたが、そこをうまく短縮し40分で山頂に到達する。ここでようやく笠間十名山制覇になる。今年の春から意識しだした山々、とうとうすべて登ることができたのだ。ジャスミンティーを飲みながらしみじみと思う。
さて、ここからは、高岳への道をゆくことになる、しかしながら、できるだけ早く分岐で下山したい。11月の関東は16時半には暗くなってしまう。人里に16時には到着したいところだ。
「みんなの赤線」で、結構な赤線がついていた道から下ろうと思ったら、そこが通行止め。次の「みんなの赤線」は、高岳を越えて向こう側にある。分岐に15時、そこから下りか・・・。と覚悟をしたが、その前にちょうど良い分岐があり、尾根道を離れることができた。そして、そのまま下山・・・。
15時には人里に着くことができた。となると、一番近い駅に向かうのみだ。それは、羽黒駅になるということだ。
そういえば、昼食をとっていない。朝5時台のうどん以降何も食べていない。それでよく登ってきたなあ・・・。ということで、自動販売機で糖分欲しさにカルピスソーダを一本、一気飲みしてしまった。
そして、小野池を越え、国道50号線へ。何か食べ物がある店でもあるかと思ったがそれも期待できないようだ。
駅近くのミニストップでサンドイッチを買い込み、羽黒駅のホームで食べる。そうして無事に電車がやってきて笠間駅に戻ることができた。
笠間駅には、朝にはなかった「菊祭り」の展示があったのである。私は車を出し、車中泊を予定していた道の駅「もてぎ」に向かったのである。
笠間十名山、なかなかバリエーション豊富な山が選ばれていると思う。観光的で簡単に登れる山、縦走で登る楽しみがある山、ヴァリエーションでルーファイが必要な山。
車でそれぞれピストンすれば難しい山ではないのかもしれないが、今回は10の山をそれぞれ赤線でつないである。それはそれで苦労をした。この赤線は、北は瓜連駅・勝田駅、南は羽鳥駅、西には羽黒駅へと広範囲に連なっている赤線群である。これらの赤線群を自宅からの赤線と接続することが今後の目標の一つである(土浦駅⇔羽鳥駅)
コメント
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aiさん
標高は高くないけど距離30km越えとは
ルート取りに苦労した様子が伝わってきました。
面白そうだけど通うにはちょっと遠いなぁ
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
バリエーション豊かな山々で、なかなか面白く登ることができました。
繋ぐことを意識せずに、車などで各山ピストンで登ればかなり楽に登ることができますが、今回は一体の赤線群になりました。
それらの赤線群が自宅からの赤線群と繋がるのが楽しみです、
aideieiでした。
おめでとうございます
低山とはいえバリエーション豊富でアクセスが大変
僕も少しずつトライしてみたいです
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
この山山、かなりマイナーぽく、あまり知る人もいないようです。でも、登って楽しい山でした。
関東百名山の吾国山、関東百名山2019の佐白山、難台山あたりから狙っていくのが良いように思います。
aideieiでした。
遅くなりましたが、笠間10完登おめでとうございます。
拙者も新旧関東百や栃百巡りでこの地には何度か来ていますが、後になって笠間10が登場し、遅かったぞムサシみたいなもので、ほぞを噛んでいます。
駅から登山口までなんとなく遠いんですよね。
拙者もこの冬のテーマとしたいと思います。
何はともあれおめでとう‼️
茨城県関係者以外では初ですもんね(⌒0⌒)/~~
PS:朝房山レコ…とても参考になりました。
そして心温まる逸話でした
[[tee ]]隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かにこの10山は隊長向きですね。駅to駅ですべて行くことができるし、青春18や休日お出かけパス+数百円で行くことができます。帰りは常磐線や宇都宮線で電車酒場を楽しめます。
バリっぽい山は3つ、朝房山、鐘転山、そして今回の国見山ですね。後はしっかりした登山道がついています。
ぜひ、この冬に挑戦して1つメダルをもらってしまってください。
今でも、この10山、行ってよかったなあとしみじみ思っています。祝福ありがとうございます、次は半袖隊長の番ですね。
aideieiでした。
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