小辺路
fen
- GPS
- 02:57
- 距離
- 62.7km
- 登り
- 3,748m
- 下り
- 4,504m
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標高グラフを拡大コースタイム
○1日目
8:00 千手院橋バス停
8:10 大滝口女人堂跡
8:45 薄峠
9:15 丁石
10:37 スカイライン合流
11:03 水ヶ峰分岐
12:13 東屋
13:19 平辻
13:57 大股バス停
15:11 萱小屋
○2日目
7:00 萱小屋
8:04 桧峠
8:42 伯母子岳分岐
9:18 伯母子岳山頂
9:31 伯母子峠
11:12 上西家跡
12:18 水ヶ元茶屋跡
13:10 待平屋敷跡
13:26 伯母子岳登山口
14:31 三浦口バス停
15:02 吉村家跡
15:50 三十丁水場（迂回路入口/三浦峠直前まで）
16:51 三浦峠
○3日目
5:20 三浦峠
5:40 古矢倉跡
5:54 出店跡
6:48 矢倉観音堂
7:20 西中バス停
↓ ◇バス移動◇
8:15 昴の郷
9:10 果無集落
10:33 果無観音堂
11:14 果無峠
12:41 三十丁石
12:52 七色分岐
13:35 八木尾バス停
13:59 道の駅奥熊野ほんぐう
14:38 三軒茶屋跡
15:22 祓殿王子跡
15:29 熊野本宮大社
| 天候 | ・1日目：雪 → 曇 ・2日目：曇 → 晴 ・3日目：晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
○山行中：西中―〈十津川村営バス〉→昴の郷 ※本数少（1日5本） ○帰り：渡瀬温泉―〈龍神バス〉→紀伊田辺―〈JR〉→大阪 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○地図 ・使用地図：「世界遺産登山マップ〜熊野参詣道小辺路〜」<http://www.vill.totsukawa.lg.jp/static/koheti_map.htm> ・迂回路マップ：「小辺路・中辺路迂回路マップ」<http://tktb.seesaa.net/article/280275797.html> ※2つとも概念図（？）なのでしっかりした等高線・標高などは記載されていないため、国土地理院の地図も持参した方が無難 ○登山ポスト ・大股バス停横トイレに登山ポスト併設 ・果無山脈登山口（果無集落南側） ○道の状況 ・2011年の台風の影響により迂回路数か所／詳しくは上記地図参照 ・水ヶ峰分岐からの急登が一部崩落 ・伯母子峠からの進行方向が雪庇のため見通し悪し ・伯母子峠から上西家跡くらいまで、道が狭く積雪が多い場合は道が消える可能性あり／行程中は一部雪に埋もれて斜面と区別がつかず… ○積雪 ・高野山 約10�� ・大滝集落 約10�� ・大股集落 約 5�� ・伯母子岳 約40�� ※伯母子岳分岐から山頂までの登りは膝くらいまで埋まる ・五百瀬集落 0�� ・三浦峠 約10�� ・本宮 0cm ○水場 ※水筒は1.8L（ハイドレーション）と1L×2本（調理など用）の3.8Lを持参 ・実際に使用：五百瀬集落のトイレ／昴の郷トイレ／果無観音堂前水場 ・その他：大滝集落内トイレ／大股バス停前トイレ（今回は凍っていて使用不可）／三十丁水場／果無集落の個人宅前／道の駅奥熊野ほんぐうトイレ |
写真
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大股のトイレ。自販機は故障との情報もあったが普通に販売してました。カフェオレで大休止。トイレの手洗い場の水が凍っていて給水できず・・・。地元の方に萱小屋に泊まることを勧められる。
感想
※地図は手動作成です。ですので迂回路はアバウトなのでご注意ください。
なんだかんだと帰ってきてからひと月以上たってしまったので忘れないうちに記録をつけておきます。
○1日目
高野山上でバスの運転手の方に「前日に雪が降った」と聞き少し焦る。
この日はほとんど林道や車道歩きだったが、除雪されうっすらと残った雪は意外と滑る。初日で慣れないためか、林道や車道が多かったためか、「果てしない」という感覚がぬぐえない1日だった。
雪のためか予定が遅れ、大股集落の方の勧めもあり、この日は萱小屋に泊まることにする。ご飯はパスタ。4分ゆでのサラスパを持って行ったが、大量にゆでて全部ソースに絡めるのは不可能だと悟った（器が小さかった(>_<)）
また、和歌山県と奈良県で道標に違いがあった。印象として和歌山県の方が道標がしっかりしている。
○2日目
朝は夜明けを待って7時出発。この日は登りということもありアイゼン装着。格段に歩きやすくなる。伯母子岳の分岐からは、山頂を巻くのが本来の古道だがせっかくなので山頂へ登る。伯母子峠の避難小屋で雪を溶かし、水を作る。雪庇を超えて先へ。伯母子峠から先は今までと違って本格的な（？）山道だが、雪のため所々道が見えづらい。なかなか急な斜面で雪の圧迫感もあり少しスリリングな道だった。五百瀬の集落へ行くまでには雪は消えていた。
五百瀬集落で立ち寄ったトイレで水を補給させていただく。横の家の方に珈琲をごちそうになる。夏季には、売店をしているそう。お世話になりました<(_ _)>
この日も前日の予定変更が響き、宿泊場所に迷うが、三浦峠の上で泊まることにする。三浦峠上で東屋を発見し、隣にテントをはる。史跡上ではなくてよかった。
○3日目
西中大橋から昴の郷までは車道歩きとなり、時間もなかったのでバスを使うため、5時に出発。暗い中1人での山歩きはなかなか怖い。
修正後の予定通り、バスに乗り昴の郷へ。
日本の郷100選に選ばれたという果無集落はさすがにきれいだった。
南の方へ来たためか、果無峠越は雪が少なく、頂部のみ少し積雪があった。
八木尾へ降りる直前、山行中初めての登山者に出会う。地元集落の方とのこと。
八木尾から熊野本宮へも少し距離があるが、今まで歩いてきた服装では暑く、標高の低さを感じた。途中立ち寄った道の駅で、熊野観光に来た方に声をかけられ、ペットボトルのお茶をいただいた。ありがとうございます。
○全体的に・・・
平日のためか、同じ道を歩いた登山者には出会わなかった。1組だけ中辺路を歩いてきた登山者にお会いしたが、このお2人もほかの登山者には会わなかった模様・・・。
道は、伯母子岳までは、林道・車道が中心で山歩きとしてはあまり面白くないが、伯母子岳より南は基本的に登山道で、山深い雰囲気が十分味わえる。崩落している箇所もあったが、基本的に整備され雪があっても歩くことは可能だった。
しかし、中辺路などと違い、王子などがない（？）ので歴史を実感できるポイントは少い。
道標は世界遺産だけあってしっかり整備されており、地図があれば迷う可能性は低いと思う。
また、伯母子岳の下りや果無集落までの登りなど、石畳が葺かれていました。一説には熊野信仰の信者さんたちの寄付によって敷かれたようです。前述ですが、現代の靴だととっても滑る!! 昔の草鞋だと滑らなかったのだろうな、と思いつつさるきました。
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