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Yamareco

記録ID: 2740618
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ハイキング
丹沢

塔ノ岳(書策新道〜マルガヤ尾根)

2020年11月18日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
20.0km
登り
1,686m
下り
1,673m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆2020年11月18日(水) 塔ノ岳(書策新道〜マルガヤ尾根)
大倉 -(83)- 戸沢 -(129)- 書策小屋跡 -(47)- 塔ノ岳 -(46)- マルガヤ尾根取り付き -(100)- 二俣 -(63)- 大倉
天候 ◆2020年11月18日(水) 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
◆書策新道(かいさくしんどう)
『東丹沢登山詳細地図』では廃道になっています。私の場合ですが、書策新道が一般登山道のころ(2004年)からたまたま歩いていたので道勘があり変化に対する抵抗も少なく迷ったり間違えたりすることはないですが、もしこれが廃道になってから初めて足を踏み入れるのであれば極めて危険な事態に陥ると自覚しています。

特に間違えやすいと思われるのが下から順番に、
1、本谷沢を横切ったあと登り返す地点を間違える
2、セドノ沢左俣を左折するポイントでそのまま直進し沢を横断してしまう
3、そのセドノ沢左俣を離れて表尾根に向かい登る道を発見しきれない
といった点などのようです。
それから弛み橋〜本谷沢、セドノ沢左俣の手前などは踏み跡が行くたびごとに崩壊しており通過にかなりの危険を伴います。
また、上に行けば行くほどトゲトゲが多いので服装は要注意です。
 書策新道を開かれた渋谷書策さんについて→http://nabewari.net/archives/245
 2009年7月、93歳で大往生されました。

◆マルガヤ尾根
一般登山道ではありません。

何回か登りで歩かれ、下りの取付きも知っているという方向けになりますが、ポイントとしまして無木立広場を過ぎて細尾根上端部までは右手に引きずり込まれそうな支尾根が3ヶ所ぐらいあります。そこを我慢して左へのイメージをもって下ります。
また、栗ノ木洞の山頂を目標に大きく外れることのないように下れば比較的確実に細尾根上端部、そして928pまで行けます。928pを過ぎると方向を少し左に向けます。928pを過ぎてだだっ広い箇所があり、どこへ向かえば?という感じですが928pからは栗ノ木洞の尾根の左手のすそと四十八瀬川が交わるところを目標に下ると細尾根下端部に着けるかと思います。
最後、林道に合流するために植林帯を急降下します。細尾根下端部から尾根筋トップを歩くイメージで進んでいくと若干左手に5〜6本横たわった倒木があります。その倒木のすぐ右側に下るための踏み跡・作業経路があります。それを辿って降りれば比較的無理なく林道に合流できます。

マルガヤ尾根は初級バリルートとのことですが、登りの経験がなくいきなり下りで、また、地図読みができない状況で安易に下りで初めて歩くとなると重大な事故を起こしかねないと思います。

◆登山届  神奈川県警のオンライン
 https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm
大倉から戸川林道を戸沢まで
やってきました。
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大倉から戸川林道を戸沢まで
やってきました。
戸沢山荘前の広場は黄葉に
覆われていました。
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戸沢山荘前の広場は黄葉に
覆われていました。
戸沢休憩所&臨時派出所
ここで休憩し、身なりを整え
4年ぶりの書策新道へ!
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戸沢休憩所&臨時派出所
ここで休憩し、身なりを整え
4年ぶりの書策新道へ!
沢を渡って書策新道の取り付
きへ、4年経つといろいろと
変わっていますね。
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沢を渡って書策新道の取り付
きへ、4年経つといろいろと
変わっていますね。
取り付きから入っていくと
弛み橋までは安定の登山道
です。
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取り付きから入っていくと
弛み橋までは安定の登山道
です。
弛み橋
ここから先が正念場です。
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弛み橋
ここから先が正念場です。
この滝が見えてくると
本谷沢まで厄介です。
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この滝が見えてくると
本谷沢まで厄介です。
以前はロープがなくても
問題なく通過できていま
したが今は、、、
8
以前はロープがなくても
問題なく通過できていま
したが今は、、、
ロープがあってもかなり
危険な状況です。
しかも落ちたら終わり。
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ロープがあってもかなり
危険な状況です。
しかも落ちたら終わり。
本谷沢への下降も崩れ、その
まま降りることに。特に問題
なく降りれました。
3
本谷沢への下降も崩れ、その
まま降りることに。特に問題
なく降りれました。
本谷沢
4年経った分、緊張感は増し
ていました。小休止します。
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本谷沢
4年経った分、緊張感は増し
ていました。小休止します。
本谷沢からグイッと登りセド
ノ沢左俣へ。ここは渡渉せず
左折します。
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本谷沢からグイッと登りセド
ノ沢左俣へ。ここは渡渉せず
左折します。
左折してちょっと登ると
この私設表示があります。
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左折してちょっと登ると
この私設表示があります。
指示通り右岸を登ると
白竜ノ滝が現れます。
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指示通り右岸を登ると
白竜ノ滝が現れます。
白竜ノ滝のすぐ右横にロープ
があります。このあとそれな
りに踏み跡があります。
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白竜ノ滝のすぐ右横にロープ
があります。このあとそれな
りに踏み跡があります。
右岸から左岸へ
左岸にテープ、ペットボトル
標識があります。
5
右岸から左岸へ
左岸にテープ、ペットボトル
標識があります。
この「倒れかけた標識」が今
日も頑張って倒れず踏ん張っ
ているのは元気になります。
10
この「倒れかけた標識」が今
日も頑張って倒れず踏ん張っ
ているのは元気になります。
書策新道ももう終わりです。
充実感、達成感がしみじみ
湧き上がってきます。
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書策新道ももう終わりです。
充実感、達成感がしみじみ
湧き上がってきます。
書策小屋跡
しばし休憩し塔ノ岳を
目指します。
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書策小屋跡
しばし休憩し塔ノ岳を
目指します。
塔ノ岳
今週も真っ白です。
では移動します。
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塔ノ岳
今週も真っ白です。
では移動します。
鍋割山稜
マルガヤ尾根の下降点を
目指して前進です。
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鍋割山稜
マルガヤ尾根の下降点を
目指して前進です。
マルガヤ尾根下降点
2年ぶりなので少々緊張
しながら降ります。
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マルガヤ尾根下降点
2年ぶりなので少々緊張
しながら降ります。
無木立広場
シンボルツリーは今日も
威風堂々としていました。
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無木立広場
シンボルツリーは今日も
威風堂々としていました。
細尾根上端部
無木立広場からここまで無事
に来れました。
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細尾根上端部
無木立広場からここまで無事
に来れました。
928pが近づくと紅葉が綺麗
になってきました。
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928pが近づくと紅葉が綺麗
になってきました。
928p ここを越えると少し
左に舵を切ります。
12
928p ここを越えると少し
左に舵を切ります。
晩秋、マルガヤ尾根の
核心部へ入ります。
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晩秋、マルガヤ尾根の
核心部へ入ります。
バリルートなので足元を見る
ことが多いですが紅葉の季節
だけは上を見ます。
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バリルートなので足元を見る
ことが多いですが紅葉の季節
だけは上を見ます。
マルガヤ尾根の下層部は
まだ来週も紅葉を楽しめ
ると思います。
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マルガヤ尾根の下層部は
まだ来週も紅葉を楽しめ
ると思います。
マルガヤ尾根を降りました。
振り返って最後の急傾斜を
見上げます。
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マルガヤ尾根を降りました。
振り返って最後の急傾斜を
見上げます。
西山林道
こちらも少しづつ色付いて
きています。
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西山林道
こちらも少しづつ色付いて
きています。
大倉バス停
今日、山の中ではまったく
見えなかった青空が美しい。
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大倉バス停
今日、山の中ではまったく
見えなかった青空が美しい。
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