錐山(きりやま) 再び 〜道東の鋭鋒 その2の2〜
- GPS
- 05:05
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 735m
- 下り
- 728m
コースタイム
9:05 林道分岐
9:55 二股
10:35 Cot.537
11:10 Cot.631
11:40~12:10 山頂
12:30 Cot.604
13:00 Cot.505
13:20 Cot.439
13:40 林道分岐
13:50 林道入り口
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今月はお休み消化月間ということで、平日に山にいく機会ができた。
道東は天気良いとのことで、どこに登ろうかと迷う。
ヤマレコを見てると、斜里の記録が新しく出てきていたので、斜里の北西尾根に決める。
山が決まって、いざ寝ようとすると、眠れない。
楽しみな山になるといつもこうだ。どうしようもない。
少し寝坊し、三井に向けて出発する。
天気良く、斜里岳は全貌を見せてくれている。
いざ、三井に到着し、林道の様子を窺うと、自分の身長と同じくらいの雪が残っている。
昨年登った時は、せいぜい膝程度の雪量だったのに。
雪質チェックしてみると、柔らかい。
気温がそれなりに上がっているよう。
急登のステップは効くのか?そもそも、そこに行くまでにバテるのでは?バテて帰ってこれなくなるのでは?
などと、自分に言い訳し、登らずに敗退を決める。
で、次に考えたのが、根北峠からの斜里岳東峰。
標高が高いところから登り始められるので、雪質良いのではと思い、スマホで情報収集。
この東峰、ネットで調べたところ、ロープ出しをするくらいの難度らしい。
また、敗退というのは避けたいので、斜里岳東峰はあきらめ、
結局、3日前に敗退した錐山に向かうことに。
登山口となる林道の入り口に到着すると、林道が少し除雪され、駐車スペースが出来ている。
反対車線側と合わせて4台くらい駐めれそう。
準備して、9時前、出発。
歩き出してすぐ、暖かさのあまり、シェルを脱いで、シャツ一枚になる。
半袖でも良さそうな暖かさ。
気を取り直して、歩く。
さすがに3日前のトレースはなくなったようで、新しいものをつける。
新しいものを付けるのは楽しいと言いたいところだが、重めの雪でつらいだけ。
林道分岐を左に折れ、前回と同じルートを辿る。
ここからは斜面のトラバースの連続となる。
前回は堅雪で、足首が痛くなったのだが、今回は新しい雪が斜面に着いていたので、楽ができた。
たまに、表層を起こしてしまうが。。。
二股までは1時間ほどで到着。
前回と同じようにスノーブリッジを渡り、尾根に取り付く。
気温が低いのか、尾根上は雪が緩んでおらず、比較的楽に歩けた。
西寄りのほうが、雪面が堅く歩きやすかった。快調に標高を上げていく。
途中から、錐山が見え出し、振り返れば尖峰&武佐岳と良い感じ。
cot.537を越えて、前回撤退したコルへ。
風が強くなってきていたので、シェルを着る。
cot.631へ続く白い尾根を進む。
途中から西側の樹林がなくなり、斜里岳が顔を覗かせる。
cot.631からは真正面にどーんと海別岳が。
photosynthして、錐山山頂を目指す。
山頂手前のコブあたりからクラストしだす。
傾斜はそこまできつくないので、スノーシューの前爪引っかけて登る。
出発から約3時間、山頂に立つ。
尖峰、斜里、海別、オホーツクの流氷に加えて、根室海峡側も見える。
根室海峡側の流氷はだいぶ北に戻されたようで、国後の手前にちらっと見える程度。
そろそろ知床岳かと思っていたのだが、根室海峡側はそろそろ厳しいのか。。。
風が当たらない北斜面に逃げて、お昼ご飯を頂き、下山開始。
気温が上がって、さすがに下は雪が重くなっているだろうということで、
できるだけ標高を維持すべく、山頂直下のポコから南へ派生している尾根を利用した。
この尾根、なかなか展望が良く、登り返しこそあるものの、なかなか良いルートだった。
上りに使ってもよいかもと思った。
尾根をつないでつないで、なんとか林道分岐までたどり着いた。
下は予想以上に雪解けが進んでいて、ぐじゅぐじゅだった。
14時前、無事下山。
お疲れ様でした。
photosynthによる360度パノラマは以下から。
Cot.631からの眺め
山頂からの眺め
コメント
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今日は暖かくて天気が良かったのでイイですね。
斜里岳も雪が多いみたいですね。身長の積雪ならチョット考えてしまいますね。あそこも長いですから。
錐山からでも両方の海見えるとは驚きました。今年はヤマレコ初登場の山をどんどん落として好調ですね。
知床岳の情報は入ってきませんが、今年は雪が多いので、毎年の雪崩地点がどうなっているか?来月の方が無難かもしれません。
ぽかぽか陽気で良かったのですが、
錐山、
アップダウンがあって、スキーはつらいかもしれませんが、尾根上の展望がとてもよく、お薦めできます。
もし機会がありましたら是非。
斜里の林道、
道道945と道道1000の交差点しかチェックしなかったです。道道1000の西側から玉石の沢へ向かう林道は、チラ見でしたが、雪山がたんまりと積んであったと思います。早く開けてほしいものですね。
青空を見るには道東しかないですかね?
今日も湿雪とガスを纏ってきました Orz
いつも当ててばかりのubejinさんは何か持ってるんですか
今日だったらトレース残ってたかも!なんていやしいこと
考えてしましました。
お疲れ様でした〜
※ 毎晩h2013mさんとubejinさんのレコを
読むのに寝不足で私がお疲れです
本日の山、お疲れ様でした。
今日はこちらも湿雪、というか、ぐじゅぐじゅ。
女満別は気温が8℃まで上がっておりました。
こちらに来られなくて正解だった気がします。
本当に旭川の方は晴れてくれませんね。
大雪山系の方に行きたくて、毎日のように天気予報をチェックしているのですが、良くて曇り予報。
そちらの天気は手強いですね。
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