みずがき山自然公園から瑞牆山周回
- GPS
- 06:33
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:21
天候 | 晴れ 微風・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日陰や山陰で日が当たらず気温の低い所には、最近積もったと思われる積雪があり、多いところで数cm程度。所々で、雪が踏み固められて氷のようになっていて慎重な通過が必要な箇所があった。 |
写真
感想
みずがき山自然公園の駐車場には6:08に到着。道中は凍結などないように見えたが、後で林道歩きをしていたら、所々で凍結していた。やはりこの時期の標高1400メートルに安全に来るならスタッドレスタイヤは必須と言えよう。タイヤを履き替えておいて良かった。到着時の外気温は氷点下2℃ほど。寒いはずだが風が全くないので数字ほどは寒さを感じなかった。暗い中でライトを付けて食事と準備。ライトは程なく不要になった。6:57に出発。始めは林道歩きで駐車場前にある「富士見平小屋」の標識を見て登りにかかる。登山道は良く踏まれていて明瞭だったが、前後左右人の姿なく、好天の日曜とは思えないほど。このルートを歩くのは二度目だったが、前回の記憶がない。標高1600メートル過ぎまで来てもその感覚は変わらず、一度止まって地図とGPSをよく確認。富士見平小屋からはかなり離れていて、地図にある登山道ともかけ離れた位置にいることが分かった。このルートはマーキングもあるし歩き易いが、ロッククライミングが何かのルートに思え、Zさんに一度林道付近まで戻ることを提案。もう少し先に進みたいような顔をしていたが、安全を見て一度戻ることに。この時7:35頃。確かな時間は確認していなかったが、20分くらいはこの時点でロスしたと思う。下り始めると大きなマットを背負った男性とスライド。やはりクライミングの人向けのルートなのかもしれない。下りは早くもう一度林道まで至る。地図をよく見て正しい登山口まで移動してそこから再度登り始める。トータル30分くらいロスしたと思うが、行けるかどうか分からない道を行くよりは良いだろう。気を取り直して通常の登山道を歩く。しばらく歩くと以前歩いた時の記憶が蘇ってきた。今度は間違いない。前後に登山者の姿も見える。普段は登山者が多いと混んでるなあ、等々思うこともあるが、今日は何だかほっとした。そのまま特に休憩などはせずに歩いて8:55に富士見平小屋に到着。テントがいくつもみられた。ここにあるベンチに座って大休止するも、風が冷たく寒くて厄介だった。上着を羽織って休めば良かった。しばし休憩の後に歩き始めるが、寒さで体がこわばってしまったよう。特に手の先が痛いくらいに冷たい。気温は確実に氷点下だったと思う。沢に向かって下り大きな岩を過ぎると本格的な登りが始まる。登山者は登りも下りも多くて、ゆっくり止まって写真を撮るのが難しいくらい。風はほとんどなく天気は晴れ。11月末でこれだけ暖かければ人が多く訪れるのも理解できる。次第に傾斜はきつくなり、ストックが邪魔に感じるようになったので、二人ともザックにしまう。コルまで上がればあとはもう少しだが、この先は雪が薄く積もっていたり、雪が踏み固められていたりして、短距離だけど意外に厄介だった。慎重に進むのみ。鎖や梯子を経て10:28に無事山頂到着。山頂はさすがに風が少しあるものの、ひどい寒さではなく、実際に、狭い山頂では多くの登山者が休憩していた。山頂からはお隣の金峰山、八ヶ岳、南アルプスなど、好天の元に一望できた。三度目の瑞牆山だったが、今回がベストの天気と言って良かろう。我々もどこかに座って休憩したかったが、既に先客で埋め尽くされていて、休めるスペースはなかった。仕方ないのであちこち移動しながら景色を楽しんだ後に下山開始。もう少し長い時間いたかったが、待っても次の登山者が来るだけのように思えた。
帰りは北側の斜面を下る。以前来た際は、雪が適度に残っていてチェーンスパイクが効いて歩き易かったが、今日はスパイクを着けるほどではなかった。地面も凍っている訳ではないが滑り易いので、とにかく集中し、注意して下る。とはいえZさんは何度か滑って転んでいた。下りは登りより要注意で、しかもスリップし易いので時間がかかる。コースタイムどおりくらいにしか歩けないが仕方ない。安全第一で下る。下り始めても登りの登山者も多くて、相変わらず人気の山なのだと思った。不動滝の手前の、日当たりの良いところで11:48頃に小休止。小屋を出たのが9時過ぎだったので、ここまで3時間弱ろくに食べずに移動してきたことになる。さすがに空腹だった。日陰はかなり寒かったが、日向であればぽかぽかと暖かく、小春日和だった。休憩後に不動滝に寄る。一部凍結していた。この先は沢沿いを歩く。この北側のルートは、南側とは異なり岩場が少なく、瑞牆山っぽくはないが、時折巨岩が鎮座していて、その山であることを認識する。沢の水はきれいだが、11月も終わりの頃になると冷たくて寒そうに感じるだけだった。
林道出合まで来れば後は消化試合。林道を歩き、その後は芝生広場の案内に従って進む。芝生広場に至るルートは本当に芝生が敷いてあって、柔らかく膝に優しかった。芝生広場を経由して駐車場には13:17に到着。途中ルートミスもあったが、好天にも恵まれ無事に歩き通せた。何より今日は風が弱くて助かった。駐車場に戻ると、広大な駐車場がほぼクルマでいっぱいに。この時期でもいっぱいになるとは知らなかった。我々のようなハイカー以外にもボルダリングで訪れる人が多いようだ。
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