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Yamareco

記録ID: 2797481
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

逆回りで難易度アップの立岩 こいつは大変だ。

2020年12月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:38
距離
5.8km
登り
678m
下り
670m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:09
休憩
0:27
合計
3:36
天候 晴れ 少々風あり、寒波の襲来を予感させる。
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
荒船山立岩登山口(南牧村)
コース状況/
危険箇所等
素直に、直登りルートで登った方がいい。嫌な鎖が全部登りになる。
何を思ったか逆回りで行ったので、いやな鎖が全部下りになった。落ちたら死ぬ場所多い。
その他周辺情報 道の駅「しもにた」
嵐山PA
 南牧村の立岩登山口、荒船山にも行けるみたいですが今日は立岩のみを目指します。
2020年12月13日 08:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:12
 南牧村の立岩登山口、荒船山にも行けるみたいですが今日は立岩のみを目指します。
 最初と最後は川をわたります。
2020年12月13日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:14
 最初と最後は川をわたります。
 分岐がいろいろありますが、とりあえず立岩方面に向かいます。
2020年12月13日 08:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:15
 分岐がいろいろありますが、とりあえず立岩方面に向かいます。
 最初はこんな感じで緩やかに登っていく。
2020年12月13日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:17
 最初はこんな感じで緩やかに登っていく。
 ここを右に行くと直登登山道だが・・・。
2020年12月13日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:22
 ここを右に行くと直登登山道だが・・・。
 選んだのはこっち、直登ルートは下りで使います。(これが残念な判断)
2020年12月13日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:22
 選んだのはこっち、直登ルートは下りで使います。(これが残念な判断)
 こんな橋がたくさんあります。私の体重で大丈夫だったかな。
2020年12月13日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:22
 こんな橋がたくさんあります。私の体重で大丈夫だったかな。
 ここは、崩壊していますね。昨年の台風の影響でしょうか。
2020年12月13日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:26
 ここは、崩壊していますね。昨年の台風の影響でしょうか。
 どこを渡って向こう側に取りつきましょうかね。
2020年12月13日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:40
 どこを渡って向こう側に取りつきましょうかね。
 最後は、こんなロープで黒土の滑りやすい道を登ります。
2020年12月13日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:41
 最後は、こんなロープで黒土の滑りやすい道を登ります。
 崩壊地の様子ですね。
2020年12月13日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:43
 崩壊地の様子ですね。
 青空と杉さま。
2020年12月13日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:53
 青空と杉さま。
いざとなったら、夜露をしのげそうな小屋なのか。
2020年12月13日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:55
いざとなったら、夜露をしのげそうな小屋なのか。
 いや、これでは夜露はしのげない。
2020年12月13日 08:56撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 8:56
 いや、これでは夜露はしのげない。
 水場が近くにあるようだが。
2020年12月13日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:57
 水場が近くにあるようだが。
 こんな水場がありました。飲んでみることはしませんでしたが、たぶん大丈夫でしょう。
2020年12月13日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 8:57
 こんな水場がありました。飲んでみることはしませんでしたが、たぶん大丈夫でしょう。
 さあ、崩壊地2になります。ここのピンクテープを探すのが大変だった。
2020年12月13日 09:05撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:05
 さあ、崩壊地2になります。ここのピンクテープを探すのが大変だった。
 ものの見事に登山道がえぐられていますね。
2020年12月13日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 9:07
 ものの見事に登山道がえぐられていますね。
 行者である大沢一心のお墓。この地の行者さんの中では有名なようですが。
2020年12月13日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:12
 行者である大沢一心のお墓。この地の行者さんの中では有名なようですが。
 こんなところ、この岩々は天然のものだろうか?それとも人工のものだろうか?
2020年12月13日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:13
 こんなところ、この岩々は天然のものだろうか?それとも人工のものだろうか?
 威怒牟畿(いぬむぎ)不動の跡、かつてここにお堂があって行者さんたちが集ったのだという。
2020年12月13日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:18
 威怒牟畿(いぬむぎ)不動の跡、かつてここにお堂があって行者さんたちが集ったのだという。
 おお、あんなところにも宗教的なものの跡がありますね。
2020年12月13日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 9:24
 おお、あんなところにも宗教的なものの跡がありますね。
 岩の上から水も落ちている、大きな一枚岩だ。
2020年12月13日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 9:25
 岩の上から水も落ちている、大きな一枚岩だ。
 そして、ここから少し岩が出てくる。ロープを利用して登りましょう。
2020年12月13日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 9:30
 そして、ここから少し岩が出てくる。ロープを利用して登りましょう。
 その後はだらだらと登る。稜線にたどり着こう。
2020年12月13日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:38
 その後はだらだらと登る。稜線にたどり着こう。
 はい、稜線の分岐にたどり着きました。左は荒船山、右は立岩。私は立岩に向かう。
2020年12月13日 09:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 9:50
 はい、稜線の分岐にたどり着きました。左は荒船山、右は立岩。私は立岩に向かう。
 最初は、いい尾根だなあ、と気楽に登る。
2020年12月13日 09:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 9:51
 最初は、いい尾根だなあ、と気楽に登る。
 あれが立岩か!!と大いに眺める。
2020年12月13日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:01
 あれが立岩か!!と大いに眺める。
 この急斜面を下っていきましょう。後ろ向きになって、ザックインストックを括り付けて・・・。
2020年12月13日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:05
 この急斜面を下っていきましょう。後ろ向きになって、ザックインストックを括り付けて・・・。
 とてもきつい岩場だった、ここを逆向きに下ってきた。この鎖場は登りの情が絶対に楽だ。
2020年12月13日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:09
 とてもきつい岩場だった、ここを逆向きに下ってきた。この鎖場は登りの情が絶対に楽だ。
 上の方では、霜柱もできている。
2020年12月13日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:10
 上の方では、霜柱もできている。
 あと0.3km、立岩に至る。
2020年12月13日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:19
 あと0.3km、立岩に至る。
 ここからは山頂に向けて、登りの鎖がたくさん出てくる。
2020年12月13日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:22
 ここからは山頂に向けて、登りの鎖がたくさん出てくる。
 いくつかのピークを越えていくのだ。そのたびに鎖場がある。
2020年12月13日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:26
 いくつかのピークを越えていくのだ。そのたびに鎖場がある。
 トラヴァースの鎖場、左に落ちれば・・・木につかまることはできそうだが大けが覚悟だ。
2020年12月13日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:27
 トラヴァースの鎖場、左に落ちれば・・・木につかまることはできそうだが大けが覚悟だ。
 ここも、トラヴァースの鎖場、左には落ちたくない。
2020年12月13日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:27
 ここも、トラヴァースの鎖場、左には落ちたくない。
 おお、もっと光を!!鎖を温めてくれ!!
2020年12月13日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:28
 おお、もっと光を!!鎖を温めてくれ!!
 いったんはピークを回り込みながら標高を上げていく。
2020年12月13日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:31
 いったんはピークを回り込みながら標高を上げていく。
 両手両足を使いながら三点支持の基本を大事に登ります。
2020年12月13日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:31
 両手両足を使いながら三点支持の基本を大事に登ります。
 まだまだ続くよ、鎖さん〜。
2020年12月13日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:32
 まだまだ続くよ、鎖さん〜。
 両神山でしょうか?いい山が見えています。
2020年12月13日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:35
 両神山でしょうか?いい山が見えています。
 西上州の山々は、鹿岳くらいしかわからない。でも、これは鹿岳ではない。
2020年12月13日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:37
 西上州の山々は、鹿岳くらいしかわからない。でも、これは鹿岳ではない。
 岩の絶壁でできているのがこの山です。
2020年12月13日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:37
 岩の絶壁でできているのがこの山です。
 はい、到着しました。立岩山頂。
2020年12月13日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:38
 はい、到着しました。立岩山頂。
 ここは、立岩の最高峰、西立岩になるようです。最高峰がここです。ヤマレコで「立岩」とされているのもこの地点のようです。関東百名山、ぐんま百名山などに選定されています。
2020年12月13日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:38
 ここは、立岩の最高峰、西立岩になるようです。最高峰がここです。ヤマレコで「立岩」とされているのもこの地点のようです。関東百名山、ぐんま百名山などに選定されています。
 木で彫られたお地蔵様。直登ルートを下ろうとしています。今日の私を守ってくださいますように・・・。
2020年12月13日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 10:41
 木で彫られたお地蔵様。直登ルートを下ろうとしています。今日の私を守ってくださいますように・・・。
 ここの下りは、まだ楽だ。
2020年12月13日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:43
 ここの下りは、まだ楽だ。
 いろいろなピークに行く踏み跡があって、下山の道を失いやすく、3度ほどルートロスした。
2020年12月13日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:49
 いろいろなピークに行く踏み跡があって、下山の道を失いやすく、3度ほどルートロスした。
 大きな岩が2つ、この間を下るのではない。
2020年12月13日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 10:55
 大きな岩が2つ、この間を下るのではない。
 鎖は、左側の岩をトラヴァースしてついている。左側は落ちたら死ぬ・・・たぶん。
2020年12月13日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:06
 鎖は、左側の岩をトラヴァースしてついている。左側は落ちたら死ぬ・・・たぶん。
 鎖を下ってきて一枚。ここが一番難しかった。幅30cm斜度45度の道、鎖のみ、足元は落ち葉で岩の様子が分からない。落ち葉を足でけりながら足場を確保。右に落ちたら死ぬ。
2020年12月13日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:14
 鎖を下ってきて一枚。ここが一番難しかった。幅30cm斜度45度の道、鎖のみ、足元は落ち葉で岩の様子が分からない。落ち葉を足でけりながら足場を確保。右に落ちたら死ぬ。
 ほっとして下を見る。まだまだ下っていく。
2020年12月13日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:15
 ほっとして下を見る。まだまだ下っていく。
 さあ、この鎖も下りだ。
2020年12月13日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 11:17
 さあ、この鎖も下りだ。
 長い鎖とロープ、緩斜面だが岩がもろく滑りやすい。手を離すとまるでスキーのように靴が滑っていく。
2020年12月13日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 11:27
 長い鎖とロープ、緩斜面だが岩がもろく滑りやすい。手を離すとまるでスキーのように靴が滑っていく。
 ああ、やっと安全地帯に戻ってきた・・・。本当に今回は死ぬかと思った・・・。
2020年12月13日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:29
 ああ、やっと安全地帯に戻ってきた・・・。本当に今回は死ぬかと思った・・・。
 どうしてみんな、意味はないのに岩に木を挟むのだろう。
2020年12月13日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:30
 どうしてみんな、意味はないのに岩に木を挟むのだろう。
 はい、分岐に戻ってきました。あとは車まで戻ろう。
2020年12月13日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/13 11:45
 はい、分岐に戻ってきました。あとは車まで戻ろう。
 お地蔵さん、ありがとうございました。無事に戻ってきました。これで、明日も仕事に行ける。私を待っている人がいる・・・かもしれないのだ。
2020年12月13日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:50
 お地蔵さん、ありがとうございました。無事に戻ってきました。これで、明日も仕事に行ける。私を待っている人がいる・・・かもしれないのだ。
 駐車場でai車を探せ!!これは初級編。ウォーリーはなかなか見つからないがai車はすぐに見つかる。
2020年12月13日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 11:51
 駐車場でai車を探せ!!これは初級編。ウォーリーはなかなか見つからないがai車はすぐに見つかる。
 山と離れてみてから撮影、日本のドロミテ、立岩の遠景です。
2020年12月13日 12:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 12:01
 山と離れてみてから撮影、日本のドロミテ、立岩の遠景です。
 道の駅「しもにた」にて、ここで昼食を食べようと。
 ちなみに、下仁田と言えばねぎとゆり根。
2020年12月13日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 12:53
 道の駅「しもにた」にて、ここで昼食を食べようと。
 ちなみに、下仁田と言えばねぎとゆり根。
 下仁田ネギラーメン+ライス。そういえば今日は朝食を食べていなかった。
2020年12月13日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 13:07
 下仁田ネギラーメン+ライス。そういえば今日は朝食を食べていなかった。
 眠気覚ましに、嵐山PA名物エスプレッソブラックソフトクリーム。眠気がすっきりした。ここでは、テレビをつけて白毛馬「ソダシ」のG1レースを見た。白毛馬初のG1制覇、おめでとうございます。
2020年12月13日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/13 15:33
 眠気覚ましに、嵐山PA名物エスプレッソブラックソフトクリーム。眠気がすっきりした。ここでは、テレビをつけて白毛馬「ソダシ」のG1レースを見た。白毛馬初のG1制覇、おめでとうございます。
撮影機器:

感想

 いやあ、ひどい目に合った。事前の勉強はとても大事だと思った。それにしても立岩を直登りコースを登りで使うレコばかりで下りで使うレコがないことは気にはなっていた、でもこれは荒船山と2座同時に登ることを考えると直登コースを登り立岩・荒船山と縦走し下ってくるルートどりが当然になるからだと思った。私はかつて別の登山口から荒船山は歩いている、なので今回は立岩一座のみを目指しているので、正直どちらからでもよかったのである。
 なので、昨日も登っていることもあり、最初はのんびり登ろうと、威怒牟畿不動方面から登ることにしたのである。この判断が良くなかったと思う。本日出会った人はいずれもすれ違った人たちで、追い越したり追い越された人はいない、ということはみんな逆向きに歩いているということだ。この山は、直登ルートで登り、威怒牟畿不動方面から下るのが王道コースなのだと思った。
 逆向きコースは、尾根上の大きな鎖、直登コースのトラヴァースの鎖が下りになる。とくに後半のトラヴァースコースの鎖は大物であった、でも登りで通過する人は難なく登り切ってしまうだろう。下りだと、鎖にしがみつき、足場を確認するために落ち葉をけり、足場を確認して足を置く、この時に石が落ちることもあるので足を置いてから様子を見てテンションをかけていくのだ、右手で持っている鎖が命綱、左手は後ろ向きに岩を押さえる、右足、左足、そしてお尻でずりずりと時間をかけて下ってきた、鎖の最初と最後が見えていないので、途中ですれ違いがあった時にはいったいどうなるのだろうか・・・。本当に、風がなくてよかった。
 また、直登コースはさまざまな岩峰に向かう道があるので、下っていても落ち葉で本道が隠れ、さまざまな道が目立ってしまい、「いつのまにか急な道になっている」と道を失うことが数度あった。もちろん、ヤマレコマップで道を確かめながらである。

 よって、割合安全に立岩に登るには次のことを注意するとよいと思う。
・直登ルートで登り、威怒牟畿不動方面から下る。
・ヘルメット持参、ストックは鎖場ではザックに縛り付ける。
・事前に岩場に慣れておく。
・GPS必須、なお稜線はドコモはアンテナが4本立った。特に直登コースは道を確かめながら進む。
・早めに到着、8時台前半ではもう駐車場には停められない。

 何とか登れてよかったなあ。本当に命のやり取りをするところだった・・・って、無事に帰ってきたから言えるんですよね。

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コメント

怖そうなところの連続だ
aiさん
前日に続いて、お岩さんの怖いところの連続ですね。
写真見ていて怖くなりました。
前日の山もこの山も私にはむり〜です。
hamburg
2020/12/15 7:22
Re: 怖そうなところの連続だ
 HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 昨日の二子山(途中まで)よりも緊張感があある山行でした。
 たしかに、この写真などを見ると行くことを躊躇する人もいるかなと思って写真を撮っていました。
 ただし、逆回りですので、そうでなければ70代の方々も普通にすれ違いました、その時に話をしたのですが「難しい鎖はなかった」とおっしゃっていました。
 直登ルートであれば大丈夫なのかもしれませんよ。
 私は今回山頂に達したので、またここに行くことはたぶんないと思いますが、隊長が行きたくなったら応援&付き添いくらいはできるかなと思いました。
 aideieiでした。
2020/12/17 5:45
タマひゅんですね
高所恐怖症の自分には絶対無理なとこですね
それに逆回りが結構大変だってこと あるあるですよね
ここが関東100なんですね〜
僕には絶対完登は無理ですね
2020/12/15 8:36
Re: タマひゅんですね
 cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 たしかに、すごい岩場&鎖でした。多分、剱岳よりも厳しい道だったと思います。本当に「落ちたら死ぬ」と思いました。
 ただ、鎖がついているということでここは山高原地図実線の道です。逆回りでなければ普通に通過できるのだろうなあと思いました。
 ぜひ、岩場・鎖場に一杯行って、関東百名山であるここに挑戦してみてください。
 aideieiでした。
2020/12/17 5:48
プロフィール画像
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