日白山(湯沢町二居地区)
- GPS
- 06:50
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 991m
- 下り
- 991m
コースタイム
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの旧スキー場ー鉄塔間は少し危険なので、一般登山者は二居峠ー鉄塔の方が無難です。 |
写真
感想
駐車場から出てまず、旧二居スキー場跡に入り、アイゼンを付ける。ゲレンデを直登し峰に出る。ブッシュがらみ、ヤセ尾根に苦労する。春山は道が見えないので、地図ソフト「カシミール」の2万5千分の1の地図データをプリントして、これを頼りに散歩している。
鉄塔の直前、斜度約55度の雪面。本日唯一ピッケルが活躍。シャフトをヘッド部分まで差し込んで、アイゼンをしっかり蹴り込んで・・・無事通過。
鉄塔に着いて、さてカメラ・・・無い。ザックの右のバンドに留めていたのが。先ほどの雪の急斜面を引き返してみると、十数m下に無事発見。この急斜面も今度は安心して進める。どうやら急斜面の手前の藪を無理やり進んだ時、ミニチュアナスカンがメゲたようだ。
帰りは雪が腐って危険なので、左側の斜面にしようっと。この後ずっとガスの中で視界は20m程度。
鉄塔からは数人のトレースがある。これならガスの中でも心強い。
樹氷の中で小休止して、そしてトレースを追ってひたすら進む。この先1519mピークまで右側は大きな雪庇になっていて、トレースは広葉樹の森の縁に付いている。
いつしか東谷山を過ぎていた。1組のアベックが帰ってくる。挨拶のみで、先へ。
さらにしばらくして、1519mピークの15分くらい手前でもう一組のアベックが帰ってきた。ピークの先でトレースを失い引き返してきたと。
確かに1591mピークの左斜面はやや急でトレースは途中で終わっていた。そのまま暫く進み、右手の雪庇の向こうに林を発見。雪庇の低いところから上がってみると、なんと数日前のトレースがたくさんある。ピークを過ぎたら雪庇が左側になり、ルートは峰の右側に替わっていたんだな。それでガスの中でトレースを見逃したわけだ。
帰宅後WEBを見てみると3人に2人くらいはここを日白山と勘違いしていた。
しばらく進んでだいぶぬかる(20cm位)ので、スノーシューに履き替える。相変わらず視界は20m無いくらい。天気予報は晴れだったのに。(確かに降ってはいなかったが。)
日白山直前で小休止。ここまで大して休まず来たので、少し休んだ。気温はマイナス3℃、着込んでいるので、特に寒くはない。
そして、10分程度歩いて日白山山頂。視界は30m位に。向こう側が大きく下っていて山頂であることを確信した。今は降っていないが、もし降ってきたらトレースが隠れて帰れなくなってしまうといけないので、早々に引き返した。
1591mピークで4人パーティーに会う。ここが日白山かと聞かれ、少し話した。
東谷山との中間地点で昼食にした。氷点下できれいな樹氷にビールで乾杯!周りの樹氷は幻想的なモノトーンの世界だ。この後またスノーシューからアイゼンに履き替える。
東谷山からはトレースが増え、スキーの跡も2人。もう道迷いの心配は不要だ。
鉄塔に着いた。どうやらトレースは二居峠に向かっており、登山道らしきものもある。
峠まで行く必要はないので、途中で斜面を降りるつもりだ。この峰の左側も雪庇が大きく、なかなかすぐには降りられず、峠との中間点よりやや下ったところでようやく斜面へ。後は雪面を拾いながら広葉樹の森を降りていき、地図で二居地区が左側の峰の下にあることを確認して杉林に入る。
杉林を出ると、なんと二居地区民家の一番峠側の家の前に出た。
今回は、景色はサッパリであったが、樹氷のモノトーンの世界は幻想的で良かった。そして2万5千分の1の地図データが思った以上に正確なのに感心した。
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