身延道 長峰三里（宍原宿から万沢宿）を歩く

2013年04月01日(月) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 14.1km
• 登り: 699m
• 下り: 690m

コースタイム

10:10駐車地―11:00後山―11:25桜峠？―12:00宍原入口(52号線分岐)―12:22長峰入口12:29
―12:56桜峠？―13:07長峰峠？(車道)―13:25鞍打場―14:07駐車地
―このあと万沢へ車で移動し、万沢宿を歩く

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

52号線の杉山入口の空き地

コース状況／危険箇所等

ハイキングコースとして整備されてから、かなりの年月が経ったとみえ山道は荒れています。
特に後半で林道が現れるようになってからは廃道状態になっています。
危険な個所はありませんが、慎重に歩かないとルートミスの恐れは大アリです。
25000図の、宍原から後山への道とは、入口付近が違います。
(長峰コースの入口は52号線と旧道の合流点より、30mほど東にある。）

写真

4/1 12:09

宍原の宿場通り、歴史ある街並みの感じは少ない。

4/1 12:25

長峰コース入口
宍原宿を抜け、山道に入ります。

4/1 12:26

説明の看板
ここからコンクリートの農道、茶畑を通って登ります。

4/1 12:42

茶畑の一番高い位置から、山道になります。

4/1 12:47

しかし、すぐに林道に交差します。しばらく歩くと、林道に分かれて山道に入ります。

4/1 12:50

途中にあった古い地蔵？、享保と微かに読めました。

4/1 12:51

こんな杉林を歩きます。

4/1 12:53

手作りの標識が随所にありますが、後半は見られなくなります。

4/1 12:59

後山への分岐、桜峠？かな。

4/1 13:04

あいかわらず杉林です。

4/1 13:10

長峰峠？、車道(192号線)を横切り階段を登ります。

4/1 13:22

古住田への分岐です。ここを過ぎたあたりが一番道が良い所でした。少しは自然林もあります。

4/1 13:28

鞍打場と呼ばれる所です。
戦国時代、織田、徳川軍が武田軍を攻撃した時、ここで隊列を整えたという伝えがあるそうです。
そんなに広いとは思えないですが・・・。

4/1 13:45

途中で林道(標高310mくらい)が出てきました。
このあたりから山道は急に悪くなり、不明瞭な所が多くなります。

4/1 13:56

荒れた道？です。
林道が尾根を横切った所(標高225mくらい)から林道を下ります。
（まっすぐ下ると、右側の尾根に引きずられます。）

4/1 14:09

ここに出てきました。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z370 カシオ

感想

toshi-17

駿河と甲州(身延)を結ぶ身延道、このうち宍原宿から万沢宿の間は長峰三里と呼ばれ、山越えの難路とされていたそうです。
ネット検索すると、宍原宿と万沢宿については、多くの方のブログがあるのですが、山道について詳しいものがなく地図もなく、どういうルートになっているのかわからない。
というわけで歩いてみました。

宍原宿に行くアプローチは後山集落を通って山越えしました。地図に道記号はあるが廃道同然の道です。

宍原宿、以前歩いた時には宿場の雰囲気があるなあと思ったのですが、今日は全く感じませんでした。感性が失われてしまったのか？。

長峰コースは、あまり人が入らない、多分ほとんど歩かれていないと思われるような状況です。杉の葉っぱが道を覆っているのでそんな感じがするのかもしれませんが？。

長峰を終わったあと、万沢宿も寄ってみました。ここも以前に歩いて宿場の感じがしたものですが、今日はその時ほどの感じはしませんでした。なぜだろう？。
こちらの方が宍原よりも大きな集落で、街道に宿屋の名残もあり、また寺や神社の多さに昔の面影を残しているような感じを受けました。