暮色の比叡山へ☆桂谷左岸尾根〜右岸尾根(御生山尾根)
- GPS
- 01:34
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 592m
- 下り
- 575m
コースタイム
- 山行
- 1:27
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桂谷右岸尾根、左岸尾根いずれもバリエーション・ルート |
写真
感想
この日は朝から雨が降る。一瞬、晴れ間が覗いたかと思うと降雨が繰り返される。午後もかなり時計の針が回ったところでようやく青空が広がるようになる。夕方から寒波の到来による大雪の予報ではあるが、その前に軽い山行を試みることにする。
桂谷の左岸尾根は上流にある滝を巻いてこの尾根に上がったことはあるが、下から登ったことがなかった。尾根の取付きは植林の中のなだらかな斜面に薄い踏み跡が続いており、まもなく浅い掘割の古道の痕跡が現れる。
植林はすぐにも終わり、快適な雑木林が続き、倒木もほとんど見当たらない。御生山尾根として知られる隣の右岸尾根が急峻な箇所が多く、倒木によりかなり荒れているのに対してこの左岸尾根の穏健さは対照的である。
やがて尾根は上部で梅谷北尾根の深い掘割の古道と合流する。桂谷の源頭の大きな崩落地の上からは大きく展望が開け、正面に愛宕山を望むことが出来るが、太陽は雲の中に隠れてしまっているl。大阪の方向に目を向けると、高層街のシルエットが暮色の中に浮かび上がっている。
ケーブル比叡駅の南の展望地に至ると再び太陽が雲の下から姿を現したかと思うと、西山の稜線に沈んでゆく。この日は軽量化のために一眼レフを置いてきてしまったことを後悔する。コンデジでは上手く夕陽の写真を撮るのが難しい。
この日は夕方に雪の到来と共に気温が急落する予報であったが、確かに先ほどから急速に気温が低下しているようだ。急に強く冷たい風が吹いてくる。日没と共に早々に下山を開始する。
下りは御生山尾根を一気に下降する。尾根から眺める瓢箪崩山の北の山々がかすかに白く霞んでいるかと思うと、みるみるうちに白い雪雲に覆われていく。駐車地にたどり着いて車に乗り込むとすぐにも大粒のぼたん雪が降り始めるのだった。
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