武奈ヶ岳

2021年01月04日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,282m
• 下り: 1,280m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:13
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:57

8:15 比良駅
8:20 8:23 湖岸
8:54 8:54 桜のコバ
8:58 8:58 イン谷口
9:26 9:26 大山口
10:09 10:09 青ガレ
10:53 10:53 金糞峠
11:54 11:54 八雲ヶ原
12:56 12:56 コヤマノ分岐
13:17 13:58 武奈ヶ岳
14:09 14:09 コヤマノ分岐
14:34 14:34 イブルキノコバ
14:52 14:52 八雲ヶ原
15:21 15:21 北比良峠
15:24 15:24 神璽谷道下降点
16:04 16:04 カモシカ台
16:18 16:18 大山口
16:36 16:36 イン谷口
17:12 比良駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JR湖西線比良駅前に駐車

写真

1/4 8:14

JR湖西線比良駅前からの景色。
今日はいい天気。

1/4 8:21

一旦湖岸に出て琵琶湖にもあいさつ。
今年もよろしく。

1/4 8:21

少し波が出ている。
山頂では風が強いかも。

1/4 8:21

あらためて山に向かってスタート。

1/4 9:03

コンパスで登山届を出せていなかったのでここで記入をと立ち寄ったが、いつもの用紙がない！
いつも以上に気を付けるので、今日はご勘弁を！

1/4 10:06

青ガレ手前
年末のどか雪でいい雪道になっている。

1/4 10:07

ひょんなことから今日ご一緒したパーティー。

1/4 10:51

皆さんの国籍は中国だが長く日本にお住まいでコミュニケーションは全く問題ない。
経験は少ないけれど、山には真摯に向き合っている人たち。

1/4 10:53

金糞峠

1/4 11:00

雪の森の静かさを教えてあげたくて奥の深谷へ。
雪の山道を全身で楽しんでいる皆さんにこちらも癒される。

1/4 13:18

おじさんは両足がつりながら一番最後に登頂・・・

1/4 13:48

黒い雲が出てきていたが、晴れているうちに山頂を踏めたのは良かった。

1/4 14:26

1/4 14:26

雪の上を転がったり滑ったり、楽しんでくれてる。

1/4 14:32

1/4 14:32

写真はここで最後だったが、下りルートはイブルギノコバから北比良峠、ダケ道ルート。
無事に下山できたこと、そしてみなさんに初めての比良を楽しんでもらえたことが今日の収穫。
おかげさまでとてもいい日になりました。

撮影機器：

AQUOS R SH-03J docomo シャープ

装備

個人装備

グローブ 防寒着 ゲイター 毛帽子 アイゼン 行動食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

むっしゅ

昨年の雪の少なさもあって、雪山にはずいぶんご無沙汰していた。
年末にまとまった雪が積もり、やっと比良を歩くことができた。

今回はいつものような時間の制約がないので朝はのんびりスタートできる。
比良駅前で車を降りたのは8時過ぎ。
ちょっと遅すぎたかと思いながら、それでも今日は琵琶湖にも挨拶しておこうと湖岸に向かうことにする。
そこで駅から出てきた3人のハイカーに声をかけられた。
登山口までのルートを知りたいようだったが、湖岸に向かう自分は口頭であまり詳しくも教えられず、方向だけを示して分かれて歩き出してしまった。
湖岸の神社から山に向かう。
たかだか10分ほどの寄り道だが、やっぱり比良の山には琵琶湖から登りたい。

さっきの道を聞いてきた人たちへの対応を気にしながらイン谷口に向かう。
もっと詳しく知りたかっただろうに、ちゃんと向かえているだろうか。

イン谷口に着くと、さっきの人たちが準備をしているのを見つけてほっとした。
あらためて挨拶をしてどのルートを歩くのか尋ねると、スマホの画面を見せてくれたが、そこに表示されていたのは神爾谷ルート！
3人とも比良は初めて、しかも1人は雪山デビューとのことで、そのルートは無理。
ルートの説明を少ししているうちに、同行を求められた。
さすがにこのまま「じゃ、気を付けて！」と別れる訳にはいかない。
話の様子から山を歩く経験はあるようだし、装備も最低限用意されていたので大丈夫と判断してご一緒することにした。

3人の女性、中国の方だが長く日本にお住まいで、会話は問題なし。
滑り止めはチェーンスパイクだったりシューズにかぶせるタイプだったりと万全ではないが、雪を踏む感触を味わうことから始めてもらおう。
自分の初雪山は、アイゼンが要るのかを実感しようとツボ足で（しかもソロで）武奈ヶ岳に登ったものだから、それに比べると皆さんちゃんとしてる！

最初の頃に少しずつ体で覚えていったことを思い出しながら伝え、ゆっくりゆっくり進んでいく。
こちらが伝えたことをその場で吸収しながら一生懸命反復しているのを見ると、何とか今日を楽しんでほしいと思う。

青ガレを無事に通過し、金糞峠に上がって小休止。
奥の深谷の静かな森を味わってもらいたくて、沢沿いで立ち止まってみんなで耳を澄ませたりしながら歩く。
雪面に残る小動物の足跡にも喜んでくれたり、ズボッとはまり込む深さに驚いてはしゃぐテンションの高さにもびっくり。

時間を気にかけながら少しペースを上げようとしても、どうも以前のような感覚では歩けていない。
八雲ヶ原からゲレンデルートを登るのに息が上がるのが情けない。
コヤマノ分岐から最後の急登ではみんなに先に行ってもらった。

山頂で食事休憩をちょっと長めに取り、下山を始める。
ルートを変えて、イブルキノコバから八雲、北比良峠へ。
事故、けがのリスクは登りよりも下りが高くなる。
3人にそのことを伝えて出発。

下りでの滑りにくい足の置き方など、自分の知識の範囲で伝えながら、長いダケ道を下る。
足元に集中しているので下りは静かな一行になる。
大山口まで下りてアイゼンを川で洗ってやっと一息。
駅までもう少しあるが、3人が今日の比良の山を楽しんでくれたこと、けがや事故なく元気に下りられたことが何より自分にとってもご褒美だった。

今日一日、皆さんのドキドキ、ワクワクを僕も感じることができて、自分にとっても貴重な経験になりました。
比良の山を気に入ってくれてありがとう。

この先どの山に登っても、
今日でよかった、ここでよかった　と思えるように。
いい経験を重ねてくださいね。

コメント

まあ

あけましておめでとうございます
新年早々、予期しない佳き出会い

心配になったり楽しんで貰いたいなど、気持ちが手に取るように伝わってきました。

新雪は美しく素晴らしいですね

むっしゅ

Re: あけましておめでとうございます
お元気ですか？　今年もよろしくお願いします。

自分が楽しむことだけは得意ですが、誰かに楽しんでもらうことって難しいものですね。
山だとそれに優先して「安全に過ごす技術」を最低限伝えなきゃいけない。
でも今回の３人は、そんなあれこれを喜んでくれる人たちでした。

あれこれ世話を焼いているつもりでしたが、
「初心に帰れよ！」　と、とてもいいアドバイスをもらった気分です。

churabana

今年もよろしくお願いします。
monsieurさん　あけましておめでとうございます。
湖岸から武奈ヶ岳山頂へ、いいですね。
ご来光とセットで今度歩いてみます。

むっしゅ

Re: 今年もよろしくお願いします。
比良駅から最短距離の湖岸は湖面が広く見渡せて気持ちのいい景色です。
ご来光を拝むのにはいい場所だと思いますよ

そこからイン谷口まで、ちょうどいいウォーミングアップになります。

dolce

ニアミスでした💦
monsieurさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
monsieurさんも昨日は武奈に行かれていたとは〜！ちょっとの差でお会いできず残念。
素晴らしい出会いもあり、3人の方もmonsieurさんに案内頂いてとても素敵な武奈ヶ岳を楽しんで頂けたんじゃないかと思います✨最短ルートではなく、奥の深谷の方から行かれたのがmonsieurさんらしいですね。
また比良でお会いできれば〜！

むっしゅ

Re: ニアミスでした💦
dolceさん、あけましておめでとうございます。

あ、行かれてたんですね

今回はいつもと行動時間帯が違い過ぎて、下山時の西日がとても新鮮でした。
午後の柔らかい光を浴びながら下りるのもいいものですね。

こちらこそ、比良で会えたらよろしくお願いします！