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Yamareco

記録ID: 2864001
全員に公開
ハイキング
奥秩父

両神山 坂本〜八丁峠〜日向大谷口

2021年01月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:48
距離
14.6km
登り
2,059m
下り
1,921m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
1:21
合計
7:42
8:19
83
9:42
9:44
88
11:12
11:21
34
11:55
12:02
3
12:05
12:18
14
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12:37
21
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13:23
15
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24
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2
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3
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10
15:10
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30
15:42
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19
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き:小鹿野町町営駐車場→原町バス停7:42発、坂本バス停8:15着
帰り:日向大谷口バス停17:20発→薬師の湯で乗り継ぎ→原町18:26着→小鹿野町町営駐車場
コース状況/
危険箇所等
坂本登山口から八丁峠までは、登山道が不明瞭な箇所が非常に多い。落ち葉が分厚く積もっていて滑りやすい箇所多し。積雪、沢の凍結あり。ピンクリボンを目標に進めばなんとかなるが、リボンがかなり離れていてルートを見失いやすい箇所あり。非常にリスクが高くて一般向けのコースではない。
八丁峠から両神山山頂までは鎖場が連続。稜線が細いためにバランスを崩しやすい。脚力だけでなく握力、腕力も必要。岩の上に積雪があったりして、おっかなかった。こちらも一般向けのコースとは言い難い。地元の人の話では、滑落者が多くて救助のヘリがよく飛んでいるとのこと。
その他周辺情報 味の店 するがや 小鹿野町の商店街にある定食屋
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11028984/
店に向かって左側に広い駐車場有
坂本バス停にある公衆トイレ。登山者には非常に有難いが、残念ながら、私が入った時は便座が汚れていた。マナーを守って使用されたし。
2021年01月16日 08:19撮影 by  SO-05K, Sony
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坂本バス停にある公衆トイレ。登山者には非常に有難いが、残念ながら、私が入った時は便座が汚れていた。マナーを守って使用されたし。
国道299号線沿いにある両神山の坂本登山口の標識。立派な標識だが、登山道はかなり荒れていてとても一般向けとは言えない。
2021年01月16日 08:28撮影 by  SO-05K, Sony
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国道299号線沿いにある両神山の坂本登山口の標識。立派な標識だが、登山道はかなり荒れていてとても一般向けとは言えない。
国道にある看板のある場所から左にそれると、間もなく登山口がある。登山届のポストがあり、ここに登山届を入れておいた。看板には、坂本コースには一部不明箇所があると記載されているが、一部どころか半分は不明瞭だと思った方がいい。
2021年01月16日 08:32撮影 by  SO-05K, Sony
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国道にある看板のある場所から左にそれると、間もなく登山口がある。登山届のポストがあり、ここに登山届を入れておいた。看板には、坂本コースには一部不明箇所があると記載されているが、一部どころか半分は不明瞭だと思った方がいい。
動物のフンが多い。クマ? イノシシ?
2021年01月16日 08:36撮影 by  SO-05K, Sony
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動物のフンが多い。クマ? イノシシ?
登山道が崩壊している箇所がある。これはまだ序の口。
2021年01月16日 08:51撮影 by  SO-05K, Sony
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登山道が崩壊している箇所がある。これはまだ序の口。
積雪があったこともあり、一瞬何処を進んでいいかわからなくなる箇所が多々あった。とりあえずはピンクリボンを目安に進んでいく。積雪がある上に落ち葉が分厚く積もっているので歩行注意。
2021年01月16日 09:00撮影 by  SO-05K, Sony
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積雪があったこともあり、一瞬何処を進んでいいかわからなくなる箇所が多々あった。とりあえずはピンクリボンを目安に進んでいく。積雪がある上に落ち葉が分厚く積もっているので歩行注意。
沢が所々凍結していて、自然の造形美を見せてくれた。しかし、実際にはここは難所続きで、感動している余裕はなかった。腰まで沈むほど落ち葉が積もっている箇所もあった。
2021年01月16日 09:13撮影 by  SO-05K, Sony
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沢が所々凍結していて、自然の造形美を見せてくれた。しかし、実際にはここは難所続きで、感動している余裕はなかった。腰まで沈むほど落ち葉が積もっている箇所もあった。
不明瞭でとても一般向けとは言えないコースでも、しっかりとベンチはあった。
2021年01月16日 09:44撮影 by  SO-05K, Sony
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不明瞭でとても一般向けとは言えないコースでも、しっかりとベンチはあった。
落ち葉がかなり分厚く積もっていて、非常に滑りやすい。
2021年01月16日 10:11撮影 by  SO-05K, Sony
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落ち葉がかなり分厚く積もっていて、非常に滑りやすい。
沢が完全に凍結している。
2021年01月16日 10:26撮影 by  SO-05K, Sony
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沢が完全に凍結している。
美しい光景を見せてくれたが、心理的に感動している余裕はなかった。とにかく足場が悪くて気を抜けなかった。
2021年01月16日 10:30撮影 by  SO-05K, Sony
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美しい光景を見せてくれたが、心理的に感動している余裕はなかった。とにかく足場が悪くて気を抜けなかった。
やっと明るい八丁峠に出てホッとするものの、稜線に出た時から風が急に強まった。
2021年01月16日 11:13撮影 by  SO-05K, Sony
1/16 11:13
やっと明るい八丁峠に出てホッとするものの、稜線に出た時から風が急に強まった。
いよいよ八丁峠コース名物の鎖場が始まる。この画像のものはまだ序の口。この後、しつこいぐらいに鎖場が連続して心が折れそうになった。
2021年01月16日 11:29撮影 by  SO-05K, Sony
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いよいよ八丁峠コース名物の鎖場が始まる。この画像のものはまだ序の口。この後、しつこいぐらいに鎖場が連続して心が折れそうになった。
この後、この稜線伝いに進まなければならないことを考えると、かなり気分が滅入った。また、当初の予定では、日向大谷口に下山後は15:10発のバスに乗る予定だったが、この時点でかなりペースが落ちることが予想され、そのバスはあきらめて時間をかけて落ち着いて進むことにした。この後、鎖場が連続するが、気持ちに余裕がなくてほとんど撮影していない。
2021年01月16日 11:47撮影 by  SO-05K, Sony
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この後、この稜線伝いに進まなければならないことを考えると、かなり気分が滅入った。また、当初の予定では、日向大谷口に下山後は15:10発のバスに乗る予定だったが、この時点でかなりペースが落ちることが予想され、そのバスはあきらめて時間をかけて落ち着いて進むことにした。この後、鎖場が連続するが、気持ちに余裕がなくてほとんど撮影していない。
鎖場の連続で、脚力だけでなく、握力と腕力と気力も必要。すでに坂本コースで体力を消耗していたので、かなりきつかった。
2021年01月16日 11:53撮影 by  SO-05K, Sony
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鎖場の連続で、脚力だけでなく、握力と腕力と気力も必要。すでに坂本コースで体力を消耗していたので、かなりきつかった。
やっと西岳に到着。しかし、ヤマレコアプリを見ると、山頂までまだまだ遠い。
2021年01月16日 12:12撮影 by  SO-05K, Sony
1/16 12:12
やっと西岳に到着。しかし、ヤマレコアプリを見ると、山頂までまだまだ遠い。
しつこいぐらい鎖場が連続して、心が折れそうになり、東岳の直前で巻き道っぽいものを見つけたので、東岳山頂を避けてそこに進もうとしたものの、途中で途切れていたので、止むなく戻って東岳山頂を通ることに。結構きつかった。
2021年01月16日 13:00撮影 by  SO-05K, Sony
1/16 13:00
しつこいぐらい鎖場が連続して、心が折れそうになり、東岳の直前で巻き道っぽいものを見つけたので、東岳山頂を避けてそこに進もうとしたものの、途中で途切れていたので、止むなく戻って東岳山頂を通ることに。結構きつかった。
東岳頂上には、一般向けハイキングコースにもよくあるようなベンチが設けられていたが、このコースはとても一般向けとは言えない。
2021年01月16日 13:20撮影 by  SO-05K, Sony
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東岳頂上には、一般向けハイキングコースにもよくあるようなベンチが設けられていたが、このコースはとても一般向けとは言えない。
東岳通過後、しばらく鎖場がなくなってホッとしていたが、山頂直前でまたまた難所が。この標識があった場所から一旦北側の巻き道っぽいところへ下り、山頂直前に再び鎖場が現れる。もうカンベンしてくれ〜〜って感じ。
2021年01月16日 13:53撮影 by  SO-05K, Sony
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東岳通過後、しばらく鎖場がなくなってホッとしていたが、山頂直前でまたまた難所が。この標識があった場所から一旦北側の巻き道っぽいところへ下り、山頂直前に再び鎖場が現れる。もうカンベンしてくれ〜〜って感じ。
山頂付近には、ホソバミズゴケの群落があった。
2021年01月16日 13:56撮影 by  SO-05K, Sony
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山頂付近には、ホソバミズゴケの群落があった。
というわけで、紆余曲折を経て当初の予定よりも約1時間遅れて山頂に到着。ここから日向大谷口までは、昨年の8月13日にも経験しているので、やっと気が楽になった。当初の想定より大幅に到着が遅れたので、山頂の滞在時間はわずか6分。
2021年01月16日 14:00撮影 by  SO-05K, Sony
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というわけで、紆余曲折を経て当初の予定よりも約1時間遅れて山頂に到着。ここから日向大谷口までは、昨年の8月13日にも経験しているので、やっと気が楽になった。当初の想定より大幅に到着が遅れたので、山頂の滞在時間はわずか6分。
残念ながら空が曇ってきて眺望は今一つ。その1。
2021年01月16日 14:01撮影 by  SO-05K, Sony
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残念ながら空が曇ってきて眺望は今一つ。その1。
残念ながら空が曇ってきて眺望は今一つ。その2。
2021年01月16日 14:04撮影 by  SO-05K, Sony
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1/16 14:04
残念ながら空が曇ってきて眺望は今一つ。その2。
やっと両神山荘に到着。当初の予定では15:00ぐらいに到着するつもりだったが、1時間ほど遅れてしまった。しかし、鎖場では時間をかけて慎重に進み、事故もケガもなかったので良しとしよう。この後、日向大谷口17:20発のバスに乗り、薬師の湯で乗り継いで小鹿野町町営駐車場へ向かった。
2021年01月16日 16:04撮影 by  SO-05K, Sony
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やっと両神山荘に到着。当初の予定では15:00ぐらいに到着するつもりだったが、1時間ほど遅れてしまった。しかし、鎖場では時間をかけて慎重に進み、事故もケガもなかったので良しとしよう。この後、日向大谷口17:20発のバスに乗り、薬師の湯で乗り継いで小鹿野町町営駐車場へ向かった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 保険証 携帯 カメラ 携帯トイレ サングラス ライト 熊よけ鈴
備考 他のユーザーの山行記録によれば、8:15坂本着のバスで坂本登山口に向かい、15:10日向大谷口発のバスに乗れた方が何人かおられたので、自分もそのつもりで予定を立てていたら、前半でかなり苦戦してしまい、予定より下山が遅れてその次のバス(17:20発)に乗ることになった。今回の山行は私には難易度、危険度が高かった。ペースが速い人の山行記録を鵜吞みにしてはいけないことを痛感させられた。

感想

今回の山行は、私にとってはちょっと難易度、危険度が高かった。特に、八丁峠からしつこいぐらいに続く鎖場では、その前に坂本コースで体力を消耗しているだけに、
肉体的、心理的にきついものがあった。また、万が一その鎖場コースの途中で体調や天候不良に見舞われても、前にも後ろにも進み辛いので、非常にリスクが大きいコースだと感じた。このコースを進むにあたって、事前に他の方の山行記録を参考(駄洒落じゃないのよw)にしたわけだが、皆さんはベテランなのか、その山行記録からはあまり苦戦した様子が伝わってこないし、ペースが速い方が多い。なので、私もなんとかなるだろうと思ってこのコースに入ってみたら、認識が甘かったと痛感させられた。結局、日向大谷口15:10発のバスはあきらめ、時間をかけて休みながら進んだので、特にトラブルもなく山行を終えることができた。が、ともかく、このコースは一般にはお勧めできない。どうしてもという方は、時間と体力と気持ちに余裕をもって挑戦されたし。

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