山行記録: 日本縦断トコトコ旅行の顛末４（銭函へ。）

天候	雨。殺したいくらいに。
過去天気図（気象庁）	2006年06月の天気図
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コース状況／危険箇所等	飽きもせず雨である。テントの中で聞く雨音ってのは憂鬱なモンである。ラジオはジーコジャパンがセレソン軍団の前に玉砕していく様を伝えている。悲しからずや。石狩港近くのこれまた味気ない道を行く。別に海が見えるってわけでもない、トラックの多い物流地帯だ。遠くにいつまでも丘珠あたりの丘が見えている。なんかちっとも進んでる気がしないなあ。小樽ドリームビーチに出てみる。季節柄、人影もなく静かに寝れそうだが水場が近くにないんで諦める。銭函まで行くとテントを張れそうな砂浜は無い。駅前にスープカレー屋があったんで入ってみる。今日は一日雨の中歩いてさむかったんでちょっ贅沢。駅を過ぎると道は踏切を越え、山側へと急な登りになっているが、そちらへ行かず海沿いの路地裏をいくと、線路と海の間の狭っ苦しい浜辺に侘びしげな漁師のボロ屋がひしめき合っている一角に出る。その一番すみっこの方に控えめにテント設営。線路のすぐ脇なんでえらくうるさい所ではあるが、疲れていたのでこんこんと眠り続ける。