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Yamareco

記録ID: 2875060
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

(過去レコ)安平路山

2000年12月01日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.1km
登り
1,168m
下り
1,154m

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
0:35
合計
8:30
8:00
8:10
55
9:05
9:10
35
9:45
9:45
45
10:30
10:30
30
11:00
11:20
60
反射板跡地
12:20
12:20
50
安平路山
13:10
13:10
120
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 (写真は撮影したが、後年消失)

感想

当日朝の天気予報は良い方向に大外れで、素晴らしい山旅となった。
それにしても何ということであろうか、と思うほど好天に恵まれ、山(天)の神のお力添えを感じると言ったら大袈裟だろうか…

夜勤明けの昨日午前中、池口岳・安平路山・小秀山・経ヶ岳などについて、地元の役場へ雪の有無を問い合わせると、小秀山のみあるでしょうと言う。
昼間寝て、夜中に家を出るので、登山口まで時間の掛かる池口岳に行くことにして22時半頃 家を出た。
雁坂トンネル経由でなく、佐久経由で行く。新和田トンネルは標高が高く、トンネルの前後は雪がちらついていた。ずっと一般国道を走っていたら、伊那付近から雨となる。
昨日聞いた予報は"曇り 所によって一時雨 後晴れ”だったが、飯田市へ入っても降り続いていた。
池口岳の登山口はまだかなり遠いし、雨の中では登る気がしないので、安平路山の休憩舎までの林道状況を下見に行く。
林道途中から雨はやんだが、雪が薄っすらと積もっていた。

5時10分頃に摺古木自然園休憩舎に着く。岐阜ナンバーのワゴン車があり、小屋の中をライトで照らすと単独行の男性が寝ていた。
夜が明けてからスタートすることにして車に戻り、車内のライトで地図を見たり新ハイキング社のガイドブックを読んだりしていた。
上空はどんより曇っていたので、明るくなり始めたのは6時20分頃。
登山道は笹に覆われているらしく、雪でびしょ濡れになるだろうから、ズボンの上に防水ヤッケを履き、スパッツを付けて6時40分に出る。
休憩舎で寝ていた男性が起きていて、話をすると膝痛の持病があり、摺古木山までと言う。
摺古木山までなら往復3〜4時間なので、避難小屋まで上がって前泊しなくても良さそうなものだが…と思ったが、まぁ人それぞれだから口には出せなかった。

摺古木本峰への直登ルートは刈り払いされていた(8時に登頂)。
明け方のどんよりした曇り空が急速に晴れ渡り、御嶽山や恵那山は勿論、白山・穂高連峰・笠ヶ岳もよく見えた。
木曽駒ヶ岳・中岳・宝剣岳は特定できたが、空木岳や南駒は周辺の山が縦に重なっているので分かりにくかった。
手前でよく見え、大きくて荒々しい岩峰は越百山と南越百山だと思う。

白ビソ山は展望無しだが、安平路避難小屋からは越百山や南アルプスがよく見える。
安平路山も展望無しだが、前安平路山方向は刈り払いされていた。
『山と高原地図』にはルートは出ていないが、ガイドブックによっては反射板跡地が好展望とある。
その跡地は北方向以外が大きく開け、特に南アルプスが素晴らしかったが、所々に雲が掛かっているうえ、南ア主脈を西側から見るのは見慣れていないので細かいピーク全ては特定できなかった。
この反射板跡地まで来ないで、安平路山頂上で引き返すのは勿体ない。
安平路から反射板跡地までは30分ほどだが、安平路から10分ほど下った疎林の尾根にも越百山〜木曽駒が視野に立木が入ることなく、よく見える所があった。

安平路避難小屋〜摺古木間の笹は刈られてなく、ストックで笹の雪を叩き落しながら歩く。
また、安平路山頂上からの下りは急斜面でアイゼンを付けた。
天候は予報とは逆で、午前中は快晴。時間とともに曇り空が広がった。
今日、この山に入ったのは休憩舎で前泊した人と私だけだった。

山行記録公開=2021年1月、2021年6月加筆&修正
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その2000年以降、何年かの間に安平路山の南側は猛烈な笹薮に覆われた。
関心のある方は『前安平路山 反射板跡地』で検索して頂きたい。

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