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Yamareco

記録ID: 2887154
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雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

花染山 冬型崩れで今日も吹雪

2021年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
172035:02
距離
6.5km
登り
511m
下り
499m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:43
休憩
0:09
合計
3:52
8:20
20
スタート地点
8:40
8:45
115
林道水場
10:40
10:40
1
JP支尾根への林道交差
10:41
10:45
15
11:00
11:00
35
920mJP
11:35
11:35
37
復路の分岐点
12:12
ゴール地点
天候 稜線は猛烈。里は晴れも高速は区間通行止め
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
升沢は雪混じり横殴り。覚悟はしていたがやはり荒れ模様。軽トラのボーダーという異色の方と林道の水場までご一緒。水場はすっぽり雪だが樋から流れでてました。
2021年01月31日 08:44撮影 by  SO-04E, Sony
2
1/31 8:44
升沢は雪混じり横殴り。覚悟はしていたがやはり荒れ模様。軽トラのボーダーという異色の方と林道の水場までご一緒。水場はすっぽり雪だが樋から流れでてました。
トレースは全くなし。水場の少し先から樹林に入り沢沿いに進む。結果して860Pへの支尾根ではなく940ジャンクションピークへの支尾根に直登してしまう。壁にような見えたが確かにキツイ。雪を落として膝で固めてのラッセル。なんとか林道にでる。
2021年01月31日 09:35撮影 by  SO-04E, Sony
1/31 9:35
トレースは全くなし。水場の少し先から樹林に入り沢沿いに進む。結果して860Pへの支尾根ではなく940ジャンクションピークへの支尾根に直登してしまう。壁にような見えたが確かにキツイ。雪を落として膝で固めてのラッセル。なんとか林道にでる。
林道を越すと緩やかにブナ林になるもののブリザードになってくる。
2021年01月31日 09:54撮影 by  SO-04E, Sony
2
1/31 9:54
林道を越すと緩やかにブナ林になるもののブリザードになってくる。
940ジャンクションピークで稜線にでるとブリザードは狂暴化。何とか花染山頂までは前進するが,さらに尾根沿いに三光の宮に行く気は喪失し即撤退。
2021年01月31日 10:40撮影 by  SO-04E, Sony
2
1/31 10:40
940ジャンクションピークで稜線にでるとブリザードは狂暴化。何とか花染山頂までは前進するが,さらに尾根沿いに三光の宮に行く気は喪失し即撤退。
わずか数十分でトレースはかき消される。まもなく940ジャンクションピークに戻るあたり。いつも思うが写真に風は写らないのでまあまあの天気にしか見えないが,スマホ取り出すのも面倒。
2021年01月31日 10:58撮影 by  SO-04E, Sony
2
1/31 10:58
わずか数十分でトレースはかき消される。まもなく940ジャンクションピークに戻るあたり。いつも思うが写真に風は写らないのでまあまあの天気にしか見えないが,スマホ取り出すのも面倒。
なんだか晴れ間もでてくる。
2021年01月31日 11:07撮影 by  SO-04E, Sony
1/31 11:07
なんだか晴れ間もでてくる。
支尾根で高度さげると普通の強い風になる
2021年01月31日 11:07撮影 by  SO-04E, Sony
1/31 11:07
支尾根で高度さげると普通の強い風になる
林道まで戻ったが,登ってきた往路は結構な急斜面。時間もあり,どこで違えたのかの検証として,いつもの860mからの支尾根まで林道沿いに戻る。
2021年01月31日 11:26撮影 by  SO-04E, Sony
1/31 11:26
林道まで戻ったが,登ってきた往路は結構な急斜面。時間もあり,どこで違えたのかの検証として,いつもの860mからの支尾根まで林道沿いに戻る。
ここが,860Pへの支尾根と940ジャンクションピークへの別れ。後でじっくり地図みると短いが相当キツイ斜面。
2021年01月31日 11:35撮影 by  SO-04E, Sony
1/31 11:35
ここが,860Pへの支尾根と940ジャンクションピークへの別れ。後でじっくり地図みると短いが相当キツイ斜面。
水場で林道に戻り,辿っていると往路で一緒になった陽気なボーダーに追いつく。結果してボードは背負ったままとのこと。
2021年01月31日 12:11撮影 by  SO-04E, Sony
1
1/31 12:11
水場で林道に戻り,辿っていると往路で一緒になった陽気なボーダーに追いつく。結果してボードは背負ったままとのこと。
撮影機器:

感想

週末はまたも低気圧通過と冬型。緩むはずの日曜日に稜線にでない花染山までならと来てみたが,既に升沢で強風。路側帯になぜか?軽トラック。準備しようとしていたら,何処に登るのか話しかけられ,途中まで同行。トレースは全くなくスノーシューで膝のラッセル。水場の先から林道を離れ樹林の登りに。860mの支尾根を目指した積りが結果して940mのジャンクションピークの支尾根に直登しており,目の前の雪を払い落して膝で固めての登りになる。下部は氷結していてその上に新雪が積った,いわゆるヤバい斜面だが,崩れた様子は周囲にもなくひやひやしつつも登りきる。林道を交差すると緩やかになるがその分吹雪く。
業務用のゴアの雨具のフードはなんとボタン留めでザックに挟んだところを無理につけようとしてボタンが外れて吹雪の中で脱いで付け直す羽目に,さらにはその間にジッパーに雪が詰まったようでどうしてもあがらずこちらもボタン留めの羽目に。この停滞+ジャンクションピークからのブリザードで手足先が凍えてしまう。年のせいか,体が凍えるように冷えると末端血管を収縮させるようで特に指先が白く凍えてしまう。こうなるとしばらく体を動かして温めないといったんスイッチの入った収縮が解除されない。これが疲労困憊していたら動き続けることも叶わずそのまま凍傷になるのだろうなと思う。装備は悪条件の時にその真価が問われるのだろうなあと固くなった指先でポールをにぎにぎしながらヨレヨレ進む。
あまり意味はないが区切りとして花染山のピークまでは進んで戻る。ありがちだが復路では明るくなってくる。さっき歩いたトレースはあっという間に飛んでいるが,支尾根に入ると明るくあり+風も暴風から強風になると現金なもので,戻ってきてよかったのだろうかと思ってしまう,林道交差まで下りてくると登ってきた急坂は下るには腰が引け,正しい?ショートカットルートを探すことにして,トレースのない林道をだらだらと辿り,いつもの860m支尾根との交差からショートカットに入る。一気に降りると往路のトレースと出会い,あてにならない男の勘を修正。
この日は晴予報にだまされていい風あたりにあった記録が多かったが,これもその一つ。とはいえ,支尾根一つ違えたおかげで短時間ながらもきっついラッセルと装備の穴も見つけてもらい,いい経験になりました。今後こそは晴れた冬山をお願いします。

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