花染山 冬型崩れで今日も吹雪
- GPS
- 172035:02
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 511m
- 下り
- 499m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:52
天候 | 稜線は猛烈。里は晴れも高速は区間通行止め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末はまたも低気圧通過と冬型。緩むはずの日曜日に稜線にでない花染山までならと来てみたが,既に升沢で強風。路側帯になぜか?軽トラック。準備しようとしていたら,何処に登るのか話しかけられ,途中まで同行。トレースは全くなくスノーシューで膝のラッセル。水場の先から林道を離れ樹林の登りに。860mの支尾根を目指した積りが結果して940mのジャンクションピークの支尾根に直登しており,目の前の雪を払い落して膝で固めての登りになる。下部は氷結していてその上に新雪が積った,いわゆるヤバい斜面だが,崩れた様子は周囲にもなくひやひやしつつも登りきる。林道を交差すると緩やかになるがその分吹雪く。
業務用のゴアの雨具のフードはなんとボタン留めでザックに挟んだところを無理につけようとしてボタンが外れて吹雪の中で脱いで付け直す羽目に,さらにはその間にジッパーに雪が詰まったようでどうしてもあがらずこちらもボタン留めの羽目に。この停滞+ジャンクションピークからのブリザードで手足先が凍えてしまう。年のせいか,体が凍えるように冷えると末端血管を収縮させるようで特に指先が白く凍えてしまう。こうなるとしばらく体を動かして温めないといったんスイッチの入った収縮が解除されない。これが疲労困憊していたら動き続けることも叶わずそのまま凍傷になるのだろうなと思う。装備は悪条件の時にその真価が問われるのだろうなあと固くなった指先でポールをにぎにぎしながらヨレヨレ進む。
あまり意味はないが区切りとして花染山のピークまでは進んで戻る。ありがちだが復路では明るくなってくる。さっき歩いたトレースはあっという間に飛んでいるが,支尾根に入ると明るくあり+風も暴風から強風になると現金なもので,戻ってきてよかったのだろうかと思ってしまう,林道交差まで下りてくると登ってきた急坂は下るには腰が引け,正しい?ショートカットルートを探すことにして,トレースのない林道をだらだらと辿り,いつもの860m支尾根との交差からショートカットに入る。一気に降りると往路のトレースと出会い,あてにならない男の勘を修正。
この日は晴予報にだまされていい風あたりにあった記録が多かったが,これもその一つ。とはいえ,支尾根一つ違えたおかげで短時間ながらもきっついラッセルと装備の穴も見つけてもらい,いい経験になりました。今後こそは晴れた冬山をお願いします。
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