三方分山(2回目)〜パノラマ台
1986marilyn
体力度について
- GPS
- 07:11
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 835m
- 下り
- 819m
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| 天候 | 快晴 午前稜線に少々風あり、午後風なし。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
○精進の集落の湖畔にも未舗装の駐車できる広場がある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○危険個所は特になし。 ○女坂峠〜三方分山の稜線の北側が崩壊しているところがあるが、ロープが張ってあり、う回路が作られているので問題なし。 |
| その他周辺情報 | 温泉は近辺に複数あり。 ○いずみの湯 https://www.hamayouresort.com/spa_top/ |
写真
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湖畔の道路を精進の集落まで進むと「精進の大杉」「諏訪神社」の道標に従って「旧中道往還」に入る。道標に「三方分山」「五湖山」「女坂峠（阿難坂峠）」などの表記はない。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
2021年01月31日(日)【三方分山〜パノラマ台】
31日(日)は、重要な仕事の関係から体調を優先して断念していた山に3週間振りに出かけてきました。
事前に登る山を考える余裕もなく、当日の朝になって、富士山の北側、精進湖の周りにある三方分山からパノラマ台を歩くことにしました。登る山に悩むと富士山を近くから見ることのできる山を安易に？選んでしまうのが最近の傾向です(笑)。
山選びで自宅を出るのが遅れたので、スタート地点になる精進湖湖畔の観光用駐車場に着いた頃には、朝陽＆富士山＆精進湖の写真を撮りに来ていた写真愛好家のみなさんがお帰りなるところでした。
天気は快晴。気温はマイナス8度で無風でしたが、3週間前の西湖のマイナス12度より寒く感じました。
駐車場から湖畔の車道を精進の集落まで歩いて「精進の大杉」の道標に従って、涸れた小川沿いに女坂峠に向かう「旧中道往還」を進みます。
「精進の大杉」を左に見送り、真っ直ぐす進むと山道に変わり、堰堤を2つ越えて進みます。沢は涸れていると思ったら、うっすらと残る雪の下から細い流れの音が聞こえました。
山腹にかかると山道は大きくジグザグを切ります。所々で脇に旧中道往還？の石積みが残っていました。
昔、この山道をたどった人びとに思いをはせながら歩みを進めます。
稜線に近づくにつれて雪はだんだんと多くなりました。峠は地面が出ているところもありましたが、周囲はすっかり雪に覆われていました。積雪は20�僉�30�僂曚匹任靴腓Δ�。登山道にトレースはありますが、足が流されようにチェーンアイゼンをここで付けました。稜線に出たからでしょうかいつの間にか風も出てきました。
峠から三方分山に向けて冬枯れの広葉樹に覆われたアップダウンのある稜線を進みます。山頂への登りにかかると急坂が続きます。陽がよく当たるところは雪がなくて落ち葉の登山道が出ているところもあります。樹間越しですが、左(南)側には逆光の富士山、背後(東側)には3週間前に登った王岳を始め、御坂の山々が見えました。
三方分山の山頂部は東西に長いので、山頂手前からなだらかな登りになります。霧氷はまったくありませんが、雪景色はなかなかいい感じで、雪を踏んで歩けることが子供のように楽しくて仕方ありませんでした。
山頂は樹林に囲まれた静かなところでした。南アルプスは樹林の間からわずかに見えるだけですが、富士山はその方向だけ展望があり、足元にキラキラ輝く精進湖とともによく見えました。
実は三方分山の山頂を踏んだのは2回目になります。初回は1992年12月06日に蛭ヶ岳からの縦走で最後に踏んだピークだったので、なんと28年振りになり、当時の断片的な記憶が蘇ってきます。
早出ができればさらに北にある釈迦ヶ岳まで足をのばそうかとも考えていましたが、出発は遅くなってしまったし、距離もあるし、トレースもないので、諦めて南にパノラマ台へと向かいました。
パノラマ台までは稜線漫歩と思いきや、距離もアップダウンもありました。三方分山のすぐ南の精進山から長い急坂を下り、精進峠から1305mピークまでは常緑樹が混じった緩やかな登り基調の稜線を進み、1305mピークから短い急坂を下ると根子峠に着きました。
根子峠から再び冬枯れの広葉樹の稜線を緩やかにたどると南から東にかけて開けたパノラマ台に着きました。
目の前には雄大な富士山、東側には御坂の山々の素晴らしい展望が広がっていました。
お昼時間を過ぎていたせいか、ここで食事を摂るハイカーはなくて、私ひとりゆっくりお湯を沸かして、贅沢な展望を肴にいつものとおりカップ麺とコーヒーを楽しみました。
稜線はさらに南の烏帽子岳へと続いていますが、下山後の車道歩きが長いので、今日のところはここまでとし、下山を始めました。
歩いてきた稜線を根子峠まで戻り、そこから稜線を離れて歩き易い山腹の道を下りました。日陰が多くて登山口まで雪が残っていました。
今日は10�劼頬�たない短めの山行になりました。霧氷はなかったけど、冬枯れの稜線を雪を踏んでの歩行はとても楽しいものでした。
山中でお見かけしたハイカーは20組ほどでしょうか。根子峠からパノラマ台にかけては多くお見かけしました。
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