霧訪山(上り牛首峠ルート)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 587m
- 下り
- 754m
コースタイム
16:23霧訪山発 - 16:40北小野登山口着
天候 | 晴れ。風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
かつて一度挑戦して道に迷い途中棄権したルートへの再挑戦。
前回は出発が午後になり、迷っているうちに日が陰って焦りさえ感じたため、今回は早めに出ようと思いつつ、結局牛首峠着が午後0:00。
しかも前回は自力で伊那側の村中から歩いて行ったのに、今回は峠まで車で送ってもらう始末。
峠の頂上に山仕事の車が何台か止まっていたが、人影はなし。
そこから少し伊那側へ下ったところにある作業道桜沢線を入ってしばらく道なりに進む。
前回も見かけた廃バスのところまで行くと確か行き過ぎだったはず。少し戻って見当をつけて急な斜面に這い上がると、茸山の境界を示すビニルテープが急峻な尾根方向に伸びているところに出たので、ここに沿ってひたすら上った。
出発から約45分、平坦地の全くない急斜面を上った末ようやく尾根に出る。すでに本日最高地点の約1,360mに到達。ここからは尾根沿いに、数十メートル程度の高低差を繰り返し上り下りしながら目的地を目指すのみなのだが、前回、そして実は今回も、この時点で自分が今いる場所を地形図上で見誤ったために、ゆくゆく迷子になる。
持ってきた地形図のコピーは尾根沿いのものだけで、峠から尾根に至るまでの部分がなかったため、現在地が実際より西寄りだと勘違いしてしまった。ここからは尾根伝いに東方向にしばらく行くため、直ちに影響はなかったのだけど。
15分ほど進むと突然祠が出現。今見返せば1,338m地点付近と思われる。
建立年の刻まれたものには明治とあった。その割りに精巧な造作だと感じた。
向きを北東に変えながら進むこと15分ほどか、「休猟区」の看板のある、いわば「三差路」に突き当たる。ここを1,338m地点と勘違いした僕は、本来なら少し急な南東方向の尾根を下るべきところ、北西方向の水平の尾根を選択。前回も同じ道を選んでいた。ちなみに今回は方位磁針を携帯しており、北〜北北東方向の道を選択した認識だった。
そこから地形図を誤読しながら進んだルートは木曽側の深い谷に落ち込むばかり。正規のルートと思しき稜線が東側に見えていて、その稜線が「休猟区」の三差路から少し落ち込んだ尾根を介して続いているのを確認して間違いを確信。再度三差路に戻る。
40分程度のロス。この間相当体力を消耗した。
三差路から南東にルートを取ると最初は急だがすぐになだらかになり、ここが正しい道だと明らかに分かる。前回はこのルートを見付けられずに結局祠まで戻り、そこの南東斜面を無理やり下って途中棄権した。
ここからは郡境の杭もあり、尾根が比較的鋭いため迷わず進めた。
14:38、三等三角点1,298m地点着。駒沢山と言うらしい。
そこから数十メートル進んだところに明確な丁字路があり、ここは迷わずに右折。
この辺りから北アルプスの眺望が開ける。
ひたすら道なりだが、1,284m地点を過ぎたあたりに不明確な三差路があり、その時点でちゃんと地形図を追っていなかったこともあって、実際より先の地点にいると判断して左折(北西)。ここでも稜線を見て誤りに気付き戻る。時間的には大したことはなかったと思われるが、再び体力を消耗。正規の東のルートを取るが、この付近は尾根が少し分かりにくい印象だった。
その後の道は比較的分かりやすい。すでに夕方の時間帯になっており、前回の焦りが蘇るも、えぼしを過ぎると明らかな登山道が表れ一安心。
小峰をいくつも上り下りし、最後に急な50mの斜面を上ってようやく霧訪山着。16:10。もちろん無人。
遠景の写真を撮るも、肝腎の頂上の風景を撮らずじまい。不覚だった。
16:23頂上発。脚に無理をして最速17分の下山であっという間に北小野登山口。
疲労困憊して迎えを呼んだ。少々脱水気味か。
身近な山だが学んだことは大きい。
ルートさえ分かっていれば大変ではないからまた行ってみよう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する