聖峰〜高取山〜髭僧の滝
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ハイキング優先なら聖峰の登山ゲートに5・6台止められる駐車場あり。 地図は手動です。正確さにかける可能性あります。要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
春岳林道終点から髭僧の滝への区間は短いながらVR。渡渉あります。転倒等注意。 |
その他周辺情報 | 東名の側道沿い、三ノ宮神社入り口のところにファミリーマートあり。 |
写真
感想
三之宮比々多神社からスタート。神社の脇では若い面々が太鼓囃子の練習中。先輩に見守られ、平太鼓の威勢のよい音をリズムよく遠くまで響かせている。
てんてんててんて てんてんてん。披露する祭りが近いのかな。そう思ったのだが、もしかしたらコロナの影響で屋外稽古なのかもしれない。
山歩きの前に、まずはウォークラリー気分で地図を広げながら聖峰登山口を目指します。伊勢原はみかんの産地。その風景を眺めつつ上がっていきゲートに到着。駐車スペースは数台分あるが満車状態。
聖峰直前ではつづら折りが楽しい。10mくらい歩くたびにスイッチバックを何度も繰り返し山頂へ。ここから麓までかなりの距離があるはずだが、太鼓の音が聞こえて気分よし。天気は快晴。初めて来たのだが眺望がすばらしい。相模湾まで一望できる。
この先は大山南山稜を利用して蓑毛にある髭僧の滝へ。大山山頂とR246善波峠の渋滞回避のルートを下調べ、というほどのことでもなく、上がり過ぎず下り過ぎないのんびり歩けるコースを探したらこのルートに。
不動越を通過し、二つ目の電波塔の真下で山頂に行くルートと別れて横切って下る林道を利用。道なりに進むとヘアピンカーブのところで、蓑毛から大山山頂を目指すルートにぶつかるが、その裏手にある春岳林道を終点まで進む。終点は広場だった。
そこから少々VR。下の河原に降りていき渡渉。水量は少なめなので注意すれば問題なし。テープも若干あります。対岸にあがると髭僧の滝へ通じるルートに合流。そのまま道なりに進めば、髭僧の滝に到着。誰も来ないので、そこにあるベンチでのんびり昼タイム。コーヒー持ってくればよかったと少々の後悔。だんだん帰る気がなくなってきて、これはいかんと出発。
誰にも合わないのでクマよけの鈴を鳴らしながら来た道を戻る。するとすぐに道のすぐ下に黒い影が。えっ?とかおっ?とか思う間もなく進行方向へ走り出したのはカモシカだった。こちらが歩き出すと登山道に上がってきて先回りして止まるカモシカ。距離にして7・8mといったところか。でもあまり緊張感は伝わってこない。振り向いた姿勢でしばしご対面。だるまさんが転んだをしてるような状態なので、刺激しないようにゆっくり数枚、姿をカメラに納める。コロコロした感じがかわいい。その後、対象物に飽きたのかシュパパパと登山道を走って消えていきました。カモシカの脚は細くなかったのが意外だった。後姿はイノシシのようでもあったなというのが感想。
その後はのんびり来た道を戻る。NTT中継所から高取山へ上がるところまでの区間は、車社会以前の街道を想起させるような土の道の気持ちよさを堪能。木々に囲まれつつも道幅が広いのでのびのびと歩ける。坂道も土の斜面で凹凸はあるものの自分のペースを保ちやすい。懐かしい風景ではないのだが、何となく懐かしい感じがするのはなぜだろう。
聖峰を抜ければあと少し。ゲートを抜けて舗装路を下っていけば三ノ宮比々多神社へ。神社手前で看板あり、元宮へ寄り道。坂道を登り少し行くと埒免古墳跡あり。古代豪族の石室があるのだが、私有地で中に入れず。外からも少しだけ見える。これと三ノ宮比々多神社は関係があるらしい。でしょうね。
その少し先へ行くと棕櫚の樹が2本あり、そこあたりが元宮のあった場所らしく小さな社あり。なだらかな丘にある素敵な場所だった。ここからは鈴川・金目川の終点である相模湾、湘南平、鎌倉が見渡せ、後ろを仰ぎ見れば大山が聳えており、ここから見ると登った聖峰、高取山の三山も存在感を出している。想像(すらしていなかったのだが)以上にいいところでした。
今日も無事下山できて山の神様仏さまに感謝です。
柊に 鰯挿しけり 祖母幾年
春めいて つづら折りまで 太鼓の音
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