越辺川源流から顔振峠、関八州見晴台を経て四寸道を歩く
- GPS
- 06:49
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
12:50大平山(役の行者像)13:03-13:33傘杉峠-13:57花立松ノ峠14:08-14:18七曲り峠-
14:31関八州見晴台15:06-15:37四寸道-16:40熊野神社
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
収容台数は10台位 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・熊野神社から顔振峠 越上沢中流から諏訪神社分岐にかけて、踏み跡が薄く非常に分かり難い。また、沢床まで高さが有る所も多く危険。諏訪神社分岐を過ぎてからは道も良くなり、危険と感じる所は無かった。 ・顔振峠から関八州見晴台 一般登山ルートなので問題無し。 ・関八州見晴台から熊野神社 四寸道に出るまでの間は踏み跡が薄い。P704の次のピークがかなりヤバイ。地形図でも岩記号になっているが、想像以上に切り立っていて危なかった。巻く事が出来ないので越えるしかない。四寸道は確りして安全な道だが、分岐に道標が無いので読図力が必要。四寸道を離れてからは、前半はそれまでと変わらない道だが、どんどん細まっていき、最後は本格的な藪漕ぎになった。 |
写真
感想
帳付山に行くつもりだったが寝坊してしまい、急遽変更したコースだった。奥武蔵は登り尽くした感があり、バリエーションルートくらいしか楽しみが無い。今回のコースも実は大部分が歩いた事のあるルートだ。
地図を広げて場所を検討する。時刻を考えたら出来るだけ近い方が良い。越上沢がふと目に止まった。以前ここを歩いた時は、途中の分岐を諏訪神社の方へ向かったのだが、その時に越辺川源流と書かれたもう一方の道が、非常に気になったのを思い出した。結局、全行程から比べるとほんの一瞬でしかないこの部分の為に、今回のコースを決めた様なものである。
熊野神社脇の町営駐車場からスタートする。笹郷に向かって歩いていると、橋に顔振川と書かれていた。越辺川と思っていたので、ちょっと意外な名だ。調べたら三滝川と合流するまでの短い区間だった。それは兎も角、顔振川沿いの道はシャガの花畑だ。あちこちで盛大に咲き誇っている。好きな花の1つだが、記憶の中のものより色が淡く感じた。地域差なんだろうか。
越上沢入口に有った指導標が無くなっていた。撤去されたのか壊れたのかは不明だが、奥の状態を考えればその方が良い気がする。今回は二度目だが、それでも薄れた記憶のため幾つか迷う所が有った。
小滝の連続する道を行く。大き目の滝には新たにネームプレートが掛けられていた。岩屋の滝を高巻き、上流に出ると分岐が在る。いよいよ目的の道だ。少々藪っぽいが、はっきりと一筋の踏み跡が続き、迷いそうな所は無い。およそ15分で折り返し地点と書かれた終点に着いた。すり鉢状の窪地で、そこから先は踏み跡が無い。ナビで方向を確かめようとしたら、電源が切れていた。何かの拍子にスイッチを切ってしまった様だ。そのためGPSログが途中で飛んでいる。一登りして尾根上に出ると確りした道が通っており、そこから雨乞い塚まで途切れる事は無かった。
関八州見晴台までは、舗装路を歩くのが嫌なので「グリーンラインに沿ったみち」を行く。アップダウンが多くなるが、舗装路を歩くより余程良い。途中でまだ行った事の無い大平山に寄った。戻るときに鞍部から直接P622へ登ろうと思ったが、厚い藪に阻まれて無理だった。ここは道が在った方が効率良いと思うのだが、どうですか、観光課の人。
関八州見晴台からP704の尾根へ下る。踏み跡は薄いが、人の通った形跡は確実に感じられる。この日も蜘蛛の巣の被害が無かったので、もしかしたら先行者が居たのかも知れない。P704を越えて次の岩稜ピークが非常に危険だ。ここも一度歩いているのだが、完全に記憶から抜け落ちていた。四寸道が目的ならここは避け、七曲り峠から歩いた方が無難だ。
林道猿岩線にぶつかると、対面に四寸道が伸びている。登山地図で破線になっているのは道標が無い為だろう。道そのものはハイキングコースと比べても遜色無い。P529を巻くと再び猿岩線に出る。前回はここで方向を間違え、龍隠寺の方へ行ってしまった。右に行くのが正しい。
450mピークの手前で道が分岐していた。四寸道は左だが、駐車場は右に分岐する尾根の末端に在る。これは右に行ってみるしかない。暫く四寸道と変わらぬ良い道が続いていたが、尾根が狭まった所で終わってしまい、細い踏み跡に変わった。それでも人が通った形跡が有るならと、更に奥へ進んで行ったが、進むにつれ様子が変わって行った。ちょっと藪っぽいから半藪になり、下に道路が見えた辺りでは本格的な藪漕ぎになった。しかし、それも道路に出るまでの間なので、終わりが見えているから気が楽だった。
三度猿岩線に下り立つ。P259に踏み跡は無く、登り返すのは無理だった。大人しく猿岩線で戻るつもりだったが、少し下った所で気になる踏み跡を発見。これについては勘が働いたとしか言い様が無い。期待通り熊野神社裏に出て戻る事が出来た。
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