(過去レコ)富士山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
天候 | 0-61 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
感想
会社が夏休みに入る前、同僚(Sさん)から今年も富士山に登るのかと聞かれ、登る予定と答える。
Sさんは北海道の系列会社からの出向で、関東へは単身赴任し、勤務先の近くの借り上げ社宅に住んでいる。
29日の夜、車で家を出るので、それで良かったら乗せて行って上げるよと言って置いたら、前日になって連れて行ってくれと言う。
Sさんは何年も前から出向で来ていて、一度だけ私の方から一緒に行かないかと誘ったが、断られたことがあった。
前日になるまで、行くか行かないか迷っていたのかも知れないが、その辺の事情は詮索しなかった。
前日は昼食後に寝たが、夕方雷鳴で目が覚め、その後は眠れず、3時間くらいしか寝てなかった。
夜の20時頃にSさんを乗せ、関越道〜東名高速を走る。
御殿場ICを降りた時は夕立だったが、吉田口五合目は雨は降ってなかった。
Sさんとは同年代だが、先を歩いて貰ったら速いのにたまげた。
高度障害のことを考えると、あまり速く歩くのは考えものだが、それより自分の体力の衰えを痛感させられた。
過去、ベンチなどに腰を下ろして休んだことはなかったが、今年初めて腰を下ろした。
満月に近い夜で、月がとっても明るく輝いていた。
例年になく苦しい思いをして吉田口頂上に到達したが、日の出までには十分な時間があったので、食事後、日の出がよく見える場所へ移動する。
雲海の彼方が細長くオレンジ色に染まり、その中央が次第に明るくなり始めた頃、中央の真下にドームが見え始める。
ドームが水平線から浮き出ると、一片の雲の欠けらもない日の出となり、その瞬間、期せずして登山者の集団から万歳の合唱が上がる。
吉田口頂上は立錐の余地もない混みようで、頂上直下には止まったままの長い行列が出来ていた。
吉田口頂上から反時計回りで御鉢巡りをしたが、その途中から頭痛がひどくなる。
下りで、Sさんは足の筋肉が痛いと言い、私が貸した杖を突きながら下る。
下山後、ポリタンクに入れて持って行った水で顔を洗い、頭痛の鎮痛薬を飲んで車内でしばらく休んでから帰った。
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