鍬崎山
- GPS
- 08:28
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下記はあわすのスキー場からのお願い(HPより) 登山・山スキー目的で来られる方へ ・まずは、安全第一でお願いします。 ・車は必要最小限の台数で来てください。駐車場は無料ですが、多くの台数を停められると、本来スキー場で遊ぶつもりの方々がご来場出来なくなります。 ・ゲレンデ内を登る時は、圧雪バーンの端っこを歩いてください。下から見て右側のコースの、右端を歩き、最上部で横切って導水管のほうに向かってください。理由は、非圧雪バーンの踏み跡は修復出来ません。また、それを楽しみにしている人たちのためにあります。そこを踏まれた時の落胆をご想像ください。そして、圧雪バーンのダメージは、圧雪車で修正出来ます。 ・ゲレンデの整備は、ご来場者のために経費を払ってしています。そこをご理解ください。また、パトロールが巡回するまでは安全を確認出来ていません。以上の理由から、オープン前のバーンを滑らないでください。また、登る場合はダメージを最小限にしてください。 ・スキーなどの滑る道具のない人は、リフトには乗れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・スキー場トップ〜大品山 着雪良好。今日はトレースがあった。ラッセルはなし。細尾根も一般的なヤマスキーヤーなら大丈夫。 ・大品山〜鍬崎山 独標あたりは着雪状態・結合は良好で、今日は雪崩れる感じはなかった。トラバースルート工作は苦労した。 独標から先には先行トレースはなく、ラッセルは5センチからくるぶし程度。上部はモナカあり、新雪ありで、これぞヤマスキーと言った感じ。独標を越えてからはクトーを装着した。 |
その他周辺情報 | ・ホテル森の風 日帰り入浴は900円。検温し、個人情報を記入して入浴する。 ・プモリ カレーの店で、なかなか美味しい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ピック付ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ゴーグル
クトー
アイゼン
火器
バッテリー
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感想
鍬崎山には、僕は独標敗退も含めて過去8回目指しているが、その内スキーで登頂出来たのは3回。1度目はソロで13時間かかり、2度目は4月のほぼ残雪状況で9.5時間、3度目の2017年12月は強ラッセルでSanchan33という強力ラッセラーがいたのに11.5時間かかった。3年ぶりの難敵挑戦となる。
昨日までの1週間は前半に雨雪の日があり、祝日でもある一昨日からは晴れ。あわすのから大品山まではスキー・スノーシューのトレースが複数ある状況。大品山から先もスノーシュートレースが続き、このまま楽勝で登ってしまってはつまらない位だねと話しながら登っていた。
唯一最大の難所である独標手前の岩場、攀じ登るか右をトラバースするかだが、今回はトラバースを選択。2段ある岩場の1段目の基部から右に入り、一度切り返して2段目基部手前に着く。ここをChikauさんが先導し、切り返しで僕が代わった。そのまま僕が、続く右への急峻トラバースをこなしてなだらかな独標山頂の横腹に抜けた。
独標からはノートレースとなり、鍬崎山頂までの下半分、標高差200mを丸々shinmonさんがトップラッセルし、僕とChikauさんは標高差80mずつを1回だけ担当し、最後の50mを初登頂となるshimonさんに託した。期待通り、山頂に着かないと見えない薬師岳を始め、3方山と1方海の360度の大展望が待っていた。
山頂からの滑降は、パウダーで始まったが一部にモナカの苦しい斜面もあり、独標岩場横の雪崩注意のトラバース(登りトラバースよりは下)、小ピークの巻きが2回、若干重めだが楽しく曲がれる雪となって大品山手前の鞍部まで下りて来た。シールオンで大品山に登り返し、春のような温かさのなか湿り雪滑降であわすのへと下りて来た。富山市では最高気温が20℃に迫り、魚津では観測史上最も早い春型蜃気楼が出現していた。
全行程8.5時間と、僕としてはこれまでの最速だった。天気・雪面の状況もあるが、お二人の力のおかげです。次もよろしくお願いします。
昨シーズンは行かなかったが、鍬崎山は大好きなヤマ。厳冬期に行きたいとニシデンさんとシンモンさんとともにアタックした。気象条件も重なり、なんとか無事に往復することができた。
展望は最高で、大日の稜線が見えたと思ったら、剱や立山連峰、山頂では薬師から白山までさながらオールスター戦の様相を見せていた。
良い思いをイージーにするとその分しっぺ返しがかえってくる。帰りの滑走は自分なりに苦労した。やはりハードラッセルののちにこの光景を目にすることが本当の鍬崎山アタックであろう。
今日わかったこととして、自分の滑走技術の未熟さ。
日照岳や人形山でもたぶんに悪雪や重雪もあったが、なんとかターンすることができていた。これはすべてポンツーン159という板のおかげである。ポンのビンディングが壊れたので、マンゾクスポーツにドック入りしており、今日はBDヘリオ95を使った。モナカは対応できるか心配だったが、まったくダメだった。シンモンさんやニシデンさんは対応しているので、私の技術が足らないことは明白。板のトップを出そうとして、どうしても後傾姿勢になる。そうなるとターンをコントロールできずに、体重がうまくのらない。途中でシンモンさんから多少レクチャーしてもらったが、すぐにはうまくできない。そうなると気持ちが負けて、細尾根も時間がかかった。どんなシチュエーションでも滑ることができるように滑走技術を磨いてゆかねばならないと再確認。良い経験であった。
プモリでカレーを頂き、森の風の温泉で疲れを癒して、モンベル立山で同僚への送別の品を買って帰宅した。早い時間の下山で家族サービスをして、いまさらながらヤマは早出、午前下山が望ましいと思った。
・天候 快晴 稜線で3〜8m、山頂では風速3m
・気温 登山口:0度 山頂:ー1度 大品のコル:ー1度(登り)〜9度(下り)
・アウター 上:ミレー、下:ミレー
・インナー 上:アクティブスキン+モンベルジオライン
下:アクティブスキン+GWモトクロス用靴下
・スキー関係 BDヘリオ95(163センチ)、スコットコスモス2
・ザック オルトボックス オートルート40
・手袋 アクティブスキン+HESTRA白
・消費 水50cc、お湯150cc、オレンジジュース250cc、バナナ1本、ロールカステラ1袋、どらもっち1個、ゼリー半分、アミノバイタル1袋
鍬崎山は未踏。今日はNishidenさんとChikauさんにattendしてもらったような山行になった。
木曜には少なくとも大品山まではそこそこの人数が入っていたのだろう。その後降雪はないので大品山までバッチリトレースがあり、ラッセルはない。
大品山を超えるとスキートレースが一つとスノーシュートレースが一つあった。
前者は1600くらいで再配分された雪で不明瞭になったが、帰りのトレースは残っていた。Pakumin氏のトレースがまだ残っていたのだろうと話していた。
スノーシューのトレースは独標下までは確認できたがその上は不明。
ということで快適な天気も相まって独標下までは大した苦労もなく標高を上げることができた。
独標のおよその概要は聞いていたが、目の前にするとさてどのように攻略すればよいのか分からない。
少なくとも一段目は着雪が少なくskiでは登れない。少しトラバースして二段目を見るがそこも雪は少なめ。まずはChikauさんが突破、続いてNishidenさんが突破。私はお客様(笑)。トラバースするように右巻きで乗り上げていった。
独標までほとんどトレースを歩いてきたし独標では道を作ってもらったし、このままでは大変申し訳ないのでこのあとの1950までをラッセルした。
そこで残りは3人で順番に回して、最後は私に、と登頂をお膳立てしていただいた。
ピークから剱立山、立山からのオートルートの稜線が一望できる。白山もちらり。581さんは奮闘しているだろうか。
振り返れば能登半島から朝日くらいまで見渡せる。最高の日だ。
登っていたときから盛大なモナカ祭りだったので諦めてはいたが滑走はなかなか苦痛だった。それでもピークから1950、独標下から1650までは日陰になる北斜面で斜度もあることから気持ちよく滑走できた。大品山に登り返すと、もはや春の風情でトレッキングな方々も多い。トレースは凸凹でトレースを外すとストップスノー。辛抱強く下ってゲレンデをかっ飛んで終了。
今日は経験者におんぶにだっこな山行だった。Nishidenさん、Chikauさんありがとうございました。
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