続・南鈴鹿マイナー山縦走!新山・経塚山・奥ノ山・五葉松〜那須ヶ原山😲新山はヤマレコ初登場か!?
- GPS
- 08:19
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:19
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台程度駐車可・トイレ有りです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは、東海自然歩道と県境稜線以外はほぼマイナールート・バリルートとなりますので、GPSやコンパス等でのルーファイ必須です。 バリルートが苦手な方、初心者の方には絶対にお薦めできません。 ◎奥余野森林公園駐車場〜ゾロ峠〜新山取付き 奥余野森林公園駐車場〜ゾロ峠〜新山の取り付きは東海自然歩道なので、とても整備された歩きやすく快適な道になります。 特に危険箇所もありません。 ◎新山取付き(東海自然歩道)〜新山 新山については、ピークの位置は分かっていたのですが、登山ルートに関する情報がどうしても見つからなかったので、地図で地形や等高線でルートの大体の目星をつけて登っていきました。 東海自然歩道の取付きから、特に問題無く順調に登っていけたので、このルートで問題は無いと思います。 もちろん目印等は何も無いのでルーファイは必須です。 ◎新山取付き(東海自然歩道)〜経塚山 ルート途中にある不動滝はアクセスする橋が無くなっているので行けなくなっています。 経塚山への取付きは東海自然歩道の途中にあるのですが、目印等は一切無いので、マップやGPS等での確認が必要です。 取付いてからも、目印や踏み跡はほぼ無いのでルーファイ必須です。 ◎経塚山〜奥の山〜西島越〜五葉松 経塚山〜奥の山間は、ほぼずっと細尾根の続く楽しい道ですが、ワイルドな道が苦手な方は注意が必要でしょう。 また、目印や踏み跡も少しありますが、分りづらい箇所もありますので、ルーファイは必須で。 奥の山〜西島越もワイルド気味な道が続きますが、特に、ザレザレの激下り区間が核心部になります。 滑って転倒しない様注意するのはもちろんですが、激下りでよくある木を掴んで下って行く際に、その木が枯れて腐っているという事が何度かあったので注意が必要でした。 ◎西島越〜五葉松 西島越〜五葉松の取付きの区間は東海自然歩道になります。 よく整備されているので、危険箇所はありません。 五葉松の取付きからすぐの急登が微妙に荒れてて歩きにくい。ひょっとしたら、もっと登りやすい場所があるかもしれません。 途中からは明瞭な尾根道に変化してくるので歩きやすくなってきます。 ◎五葉松〜三ツ頭山 この区間が、今回の山行の核心部といってもいいでしょう。 この区間は地形が複雑で、尾根も分かりやすいようで複雑、マメにルーファイしないと何度もルートを外してしまうと思います。 自分もこの区間で2度ほど予定していたルートを外してしまいました。 一度は迂回しすぐ予定ルートに復帰しましたが、二度目はそのまま歩きやすそうな尾根道だったので、そのまま方向を確認しながら県境稜線に向けて登っていきました。 言うまでもなく、この区間はルーファイ必須です。 ◎三ツ頭山〜那須ヶ原山〜三国岳〜ゾロ峠〜奥余野森林公園駐車場 この区間は、一般登山道と東海自然歩道になりますので、歩くにあたり、特に危険箇所あありません。 ただ、三国岳手前の壁の様なキレットだけは、苦手な方は注意が必要かもしれません。 |
写真
感想
只今、南鈴鹿強化期間中!
北鈴鹿の雪の状態が何とも言えない昨今、先週から連続で南鈴鹿を訪れた。
南鈴鹿には、今まであまり力を入れてこなかった分、登頂していない山、歩いていないルートなどがまだまだ多くある。
今回のメインは「鈴鹿300山」の新山・経塚山・奥の山・五葉松。
揃いも揃ってマイナー山だ。
今回のスタート地点は奥余野森林公園の駐車場。
ここからゾロ峠・新山・経塚山・奥の山・五葉松と周り、その後、県境稜線の三ツ頭山・那須ヶ原山・三国岳を経由し戻ってくるという計画だ。
スタートはお馴染み?奥余野森林公園の駐車場から。
スタートし、ゾロ峠〜新山取付きまでは東海自然歩道なので、とても整備されて歩きやすい。
特にゾロ峠から先の区間は、差し込む朝日と相まって、本当に素晴らしいロケーションで歩いていて気持ちよかった。
今回、始めて新山を登るにあたり当然ルートや取付き地点等を調べるわけだが、新山に関する情報が驚く程何も無い。
新山という山自体は、鈴鹿のバイブル・西内本で場所と標高等は分かっているのだが、それ以外の情報は本当に何も出てこないのだ。
しょうがないので、地図や航空写真で地形や等高線を確認し、大体のルートを決める。
今回実際に歩いてみると、驚くほど計画通りに順調に歩く事が出来た。
取付きから植林地帯の急登、ほんの少しの尾根歩き、すべてが計画通りだった。
新山から経塚山に向かう途中で面白い物を見つけた。
どれくらい以前に作られた物かは分からないが、かなり年代物の導水路だ。
スケールこそ小さいが、橋脚が長くて味のある造形をしている。物凄く味がある。
パッと見、少なくとも昭和初期以前の物にみえる。
近代産業遺産と言ったら言いすぎか・・・。
東海自然歩道から経塚山の取付きは何の目印も無い。
取付き後、植林地帯の急登を登っていくのだが、切り倒したのか倒れたのか倒木が凄くて登りづらかった。
倒木地帯を何とか通過し、ザレ岩地帯を越えると採石場の作業道にたどり着く。
採石場を上から眺める形になるのだが、これがなかなかのスケール、思わず眺めてしまう。
ここから経塚山に向け、作業道からさらに尾根を登っていく。
平穏な植林地帯を経て経塚山に登頂。
ここまで来たら、経塚山の所以である経塚を見に行かない手はないだろう。
頂上から南に約5分、植林地帯と自然林の真ん中にそれは立っていた。
すぐそばには採石場が迫っている。何とも言えない不思議な雰囲気だった。
経塚山から奥の山は細尾根の続く楽しい道だったが、奥の山から西島越の下りが結構厄介だった。
よくあるザレた下りかと思いきや、体を支えるために掴む木がことごとく枯れて腐っているのだ。
何度もおっとっととやってしまう。これは気を付けないと滑落しちゃうな。
妙に緊張感のある下りだった。
西島越から五葉松を経て県境稜線上にある三ツ頭山に向かう。
事前の情報だと、五葉松から三ツ頭山のルートが地形が複雑で厄介との事。
それなりに気を付けて歩いたつもりだったが2度もルートを外してしまった。
一度目はそのまま戻るのが面倒だったので、少し迂回するような形でルートに復帰したが、2度目は歩きやすい明瞭な尾根だったので、そのまま県境稜線に向けて登っていった。
2度もルートを外した自分が言うのも何だが、この区間は、地形と相談しながら歩けるくらいでないと、歩くのは難しいかもしれない。
ルーファイに激登りとなかなかのハードさで、三ツ頭山に到着したときには、結構バテバテになってしまっていた。
三ツ頭山から那須ヶ原山・ゾロ峠経由でゴールの奥余野森林公園までは、一部キレット場以外は快適な一般登山道なので、アップダウンこそキツいが安心して歩いていくことができる。
休憩しようと立ち寄った那須ヶ原山で、珍しく出会いがあった。
鈴鹿のルートを検索する際によく参考にさせて頂いているヤマップユーザーのプラスさんだ。
思わぬ出会いにビックリだったが、実はお会いするのは2度目なのだ。
途中までルートが同じだったので、お話しながら歩いていったが、山の基本的な方向性が同じなので、話していてとても楽しかった。
三国岳で油日岳方向に向かうプラスさんと別れ、自分はゾロ峠方向へ。
三国岳からゴールの奥余野森林公園へは超絶に歩きやすい道。
さっきまでの疲れもどっかに行ってしまったと感じるほどだった。
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