那須・三本槍岳…40度急斜面

2021年02月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.9km
• 登り: 960m
• 下り: 956m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:48

8:12 那須甲子道路県境
9:43 9:50 ＭＴジーンズ分岐
11:00 11:05 スダレ山
11:41 12:10 三本槍岳
13:00 13:15 スダレ山
13:35 13:40 ＭＴジーンズ分岐
14:00 那須甲子道路県境

ルートは手書きです。

天候

快晴　　　−3℃〜＋10℃　　稜線のみ西風10〜15m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

那須甲子道路県境の路肩に駐車。
道路は一部圧雪。

コース状況／危険箇所等

三本槍岳山頂直下の斜面は、通常ルートとは異なるバリエーション。上部は斜度40度ほどあるので中級以上のレベル。また、雪崩れないかの判断力も必要。

写真

2/20 8:10

栃福県境の路肩から出発。

2/20 8:16

取り付き地点へ。

2/20 8:36

雪切れは無し。

2/20 8:50

ブナ林と青空が美しい。

2/20 9:12

ビーコンチェックを忘れていたことに気づき、ここでチェック。

2/20 9:30

樹林帯の中にシュカブラは強風の証拠。

2/20 9:35

トラバース

2/20 9:43

分岐を過ぎ、

2/20 9:49

中の大倉尾根へ。

2/20 10:03

スダレ山は真っ白。

2/20 10:08

茶臼岳

2/20 10:14

朝日岳はアルペン

2/20 10:24

スダレ山へ。

2/20 10:55

トラバースするもアイスがあったので、ポンツーンではひと苦労。

2/20 11:07

甲子旭岳は滑走できるな。

2/20 11:16

白き三本槍岳へ。今日は右端の斜面を滑走します。

2/20 11:35

霧氷が美しい！

2/20 11:35

山頂へ。

2/20 11:41

山頂と甲子旭岳

2/20 11:41

大倉山、流石山。

2/20 11:45

今季4度目の三本槍岳。

2/20 12:10

ここから落ちます。雪は安定。

2/20 12:10

斜度は40度で那須一番の急斜面。

2/20 12:13

自分に続きお師匠がかっ飛ばす。雪は固めでした。

2/20 12:15

雪庇が大きい。

2/20 12:17

シールで登り返し。

2/20 12:40

上部のガリがポンツーンではキツかった。

2/20 12:52

スダレ山へ。

2/20 13:15

シールを剥がしたらお師匠から。

2/20 13:21

そして自分も。固めだけど、モナカじゃないから有難い。

2/20 13:22

トラバース。

2/20 13:23

中の大倉尾根は、

2/20 13:24

意外に軽い雪！

2/20 13:30

ストップ雪を想定していただけに、嬉しい誤算。

2/20 13:35

トラバース。

2/20 13:40

樹林帯はすでに重雪かな？

2/20 13:45

そこそこ板が走る！

2/20 13:50

ここからは重雪。

2/20 13:51

べっとりで板が走らず消化試合。

2/20 13:54

那須甲子道路着。

2/20 14:00

今日もいい1日でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　土曜日は急激に気温が上がり、那須の稜線でもアウター無しでも大丈夫なほど。パウダーは期待できないので、モナカやストップじゃなければ良しとして三本槍岳へ向かいました。今季70回目の山スキーです。

　三本槍岳を登ってみると雪は安定していて、しかもモナカじゃない。お師匠と相談して、北東の急斜面を滑走しようということになり2年ぶりに滑走しました。ここは約40度の急斜面で、しかも固い雪だったのでジャンプターンじゃないと板が回せませんでした。　また、ここを滑走するには雪崩れないかの判断をする必要があります。

　三本槍岳を滑走する一般的なルートは登山道周辺ですが、ここはあっという間に滑走が終了してしまい、あまりにもあっけない。今回のルートは滑走を堪能できるだけでなく、時間があればオプションでさらに300mほど谷筋に滑ることも出来ます。

　この日の雪は固めだったので下部まで滑り込みませんでしたが、パウダーだったら素晴らしい滑走が楽しめます。ただし、人が入らないバリエーションですので、それなりのリスクマネジメントが必要です。