八幡平、藤助森付近まで
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 746m
- 下り
- 758m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:00
天候 | 曇り、一部霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初はトレースがありましたが、途中から風で雪が飛ばされていて不明瞭になりました。ピンクのテープや目印のポールがあり、視界が悪い中そのポールを手掛かりに進み、戻りました。 |
その他周辺情報 | 後生掛温泉は日帰り入浴もできます。 |
写真
感想
岩手県のある「八幡平樹氷ツアー」に参加させてもらえることになり、
後生掛温泉に宿を取りました。ガイドさんに求められて、初めてPCR検査を受けて陰性を確認したのですが、翌日中止の連絡が入りました。強風の予報と視界不良の予想で判断されたそうなので仕方ありませんでした。
既に宅急便でスキーとスノーシューを送っていたので、個人で登るか、悪天だったらスキーをするつもりで出掛けました。八幡平の樹氷が見たかったのです。
天気は曇りでしたが、午前中は時々日が差す時間もありました。秋田八幡平スキー場のトップまで登った時、八幡平頂上方面がガスっていなかったら頂上を目指し、ガスっていたらスキー場や周辺の森でスキーをする予定でした。
後生掛温泉入口近くからスキー場のトップを目指しました。森の中の雪は重めでしたがパウダーで、楽しく滑れそうな雪でした。トド松ゲレンデの上部でスキー場に出ました。ゲレンデの雪も良さそうでした。リフト降り場の先の広場まで出てみました。八幡平の山頂方面は霧の中でしたが、中腹位までは見えていました。大深温泉バス停まで下りた人達のトレースがハッキリ残っていました。山毛森の山頂方面に建物が見えたので何だろうと思って行ってみました。周りを1周している間に考えて、取り敢えず下まで下りてみてトレースが続いているようだったら行ける所まで行ってみることにしました。
トレースはしっかり付いていたので八幡平の頂上を目指すことにしました。後で分かったのですが、十数人のグループがスキーとスノーシューで入っていたようです。天気が天気だったので私は誰も入っていないと思っていましたが、スキー場の駐車場から、私より先に出発していた人達がそれなりにいたようです。
田代沼の手前辺りまでは視界があり順調でした。しかし、徐々に霧で視界が悪くなり、ピンクのテープや目印のポールだけが頼りになりました。時々ポールとポールの間隔が開いている所があり、そういう所は雪面のトレースを慎重に見つけて進みました。
暫くして霧の中に人の姿が見えました。スノーシューを履いた女性の単独登山者でした。前方に十人以上の人達がいるが、私は藤助森で引き返してきたとのことでした。お互いに「お気を付けて。」と声を掛けて別れました。次第に雪面が見づらくなり、アオモリトドマツの木と木の間に雪のギャップがあったりして、進路を慎重に見つけないと思わぬ落とし穴にはまりそうな状況になりました。先のポールは見えていましたが、雪面がよく見えなくてルートを見つけるのが大変そうになったので引き返すことにしました。高度計は1600mを越えていたので藤助森を過ぎた辺りだったかと思います。自分の行動能力を越えると思ったので自重しました。
引き返すときも次のポールがすぐ見つからない時もあり、トレースを見たりして慎重に見つけて辿りました。滑りを楽しむ余裕はありませんでした。恐らく田代沼を越えたのだと思いますが、視界が効くようになってちょっと安心しました。木も少ないオープンバーンだったので目印を離れて滑りました。ちょっと油断してしまいルートから外れてしまったようです。
ずっと休まず昼食も食べていなかったので、風を防げる所で休憩して行動食を食べ温かい紅茶を飲みました。前方の山並みを見て、自分が思っていた場所と違う所にいるような気がしたので、休憩後シールを着けて登り返すことにしました。程なく目印のポールを見つけました。と同時に、前方に数人の人の姿も見つけました。スキーで滑っているグループの人達とその後スノーシューの2人連れが続いていました。このルートで良かったことが確認できたので、シールを外して私もそのまま急斜面を降りました。何ターンかはテレマークターンで滑れました。前方には思っていた山毛森の山並みが確認できました。
大深温泉バス停で再度シールを着けてスキー場のトップまで登りました。ぶな森ゲレンデの下方にスキーのグループの姿が認められました。なので、私はトド松ゲレンデを滑り降りることにしました。風があったので森の中に入ってシールを外しました。雪は朝より重く感じられました。快適にと言うより慎重に滑りました。バランスを崩して1度転びました。何度か休みながらベースまで降りました。下に行くほど雪は重くなったので最後はプルークで安全に降りました。
後生掛温泉までの路上歩きがあるので、スキーはザックに付けて慎重に歩いて宿に戻りました。山頂は踏めませんでしたが、ガスの中ではあったものの八幡平の山頂近くの樹氷を見ることはできました。写真で見るようなモンスター状の樹氷ではありませんでしたが、直前で気温が上がったり恐らく雨も降った後だったので、これがその時の樹氷の姿だったのだと思うことにしました。チャンスがあればまた訪れたいと思っています。
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