爺ヶ岳中峰・東尾根ルート(1泊2日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:20
天候 | 03/08(月)→はれ 03/09(火)→はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→長野自動車道・あずみ野ICから車で約45分。 ■駐車台数→約15台 ■トイレ→なし。 ■水場→なし(用水路あり、飲料不可) ■登山ポスト→なし(鹿島山荘にあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 鹿島山荘の入口に登山ポストが2つがあります。 上段ポストに登山計画書の用紙や筆記用具が設置されていて、下段ポストに登山計画書を投函します(写真添付) ■水場 東尾根は冬季バリエーションルートになり水場がありませんが、おばばの碑を通過して堰堤の前に小川があります。飲んではいませんがきれいな水が流れています。 テント泊の場合は雪から水作りをしますが、雪には不純物がたくさん含まれているのでコーヒーフィルター等でろ過するときれいな水になります。 東尾根は山小屋が一切ないので、事前に必要な飲料水の準備が必要です。 ■鹿島山荘 上記のアクセス欄を参照して下さい。 駐車場から約2分で鹿島山荘に到着です。 鹿島山荘の左裏側から「おばばの碑」を通過して小川沿いを堰堤に向かって進みます。 堰堤の左岸(右側)から激急登の枝尾根に取り付き、ジャンクションピークへ向かいます。 途中で雪が途切れて、雪・氷・土のMIX帯になりいやらしい急登です。 落枝・落雪・落石エリアなので前後に登山者がいる場合は、特に注意が必要です。 ■ジャンクションピーク(JP) 鹿島山荘から約215分(距離2.46km)でジャンクションピークに到着です。 東尾根で1番の激急登・長距離になる区間です。 好天の場合は、樹林間の北側から爺ヶ岳中峰〜鹿島槍ヶ岳が見えます。 雪庇に注意しながらピーク3へ向かいます。 ■ピーク3(P3) ジャンクションピークから約100分(距離0.96km)でピーク3に到着です。 ここから森林限界を迎えて風の影響を受けやすい尾根歩きになります。 P3〜P2の標高差220mあり、標高2,100mからP2直下に傾斜60度・距離100mの急斜面があります。 東尾根の核心部はP2〜P1にあるナイフリッジとありますが、個人的にはP2直下の急斜面が核心部と感じました。 14時に登り始めて斜面は日陰になり硬い雪面で歩きやすかったですが、下山時は雪面が緩んでとても神経を使いました。 また、急斜面の上部にロープがありますが伸縮性があり全体重を預けるのは危険です。 万が一滑落する場合は、斜面左側(東面)は急斜面・岩場があり危険、斜面右側(北面)は緩斜面・雪と樹木があり止まる可能性が高いです。 この急斜面を登りきり、20mの斜面を登るとピーク2に到着です。 P3〜P2の区間には複数の幕営適地がありますが、P2まで登ると遮るものがなく夕方〜翌朝には絶景に対面できる可能性が高いです。 ※P2へ15時到着、中峰まで標高差470m・距離1.7kmを残してテント跡地(2,196m地点)を整地して幕営します。 P2より上部で幕営すると、鹿島槍ヶ岳が爺ヶ岳北峰に隠れてしまうのでP2がベストな幕営適地です。 ■ピーク2(P2) 2,196m地点から約2分でピーク2に到着です。 細尾根を10分歩くとナイフリッジが現れます。 10mと距離が短いですが雪庇の踏み抜き(鹿島槍ヶ岳側)とアイゼンを引っかけて転倒・滑落に注意が必要です。 9時過ぎには雪面が緩むので通行には神経を使うエリアです。 ナイフリッジを通過すると危険な場所はなく、ピーク1に向かいます。 ■ピーク1 ピーク2から約60分(距離0.72km)でピーク1に到着です。 ここから槍ヶ岳・蓮華岳・針ノ木岳が目前に見えますが、爺ヶ岳南峰に隠れて剱岳は見えません。 ■矢沢の頭 ピーク1から約1分(距離0.06km))で矢沢の頭に到着です。 ここには道標があり白沢天狗尾根と合流する分岐点になり、爺ヶ岳南尾根も確認できます。 矢沢の頭から小ピークを3つ越えて南峰側から巻いて中峰山頂へ向かいます。 ここから山頂まで傾斜が増して風が強くなるので、装備を整えて靴とアイゼンの紐の緩みを締め直しましょう。 万が一滑落する場合は、斜面南側(南峰側)が緩斜面でハイマツ帯になり止まる可能性が高く、斜面東側(北峰側)は急斜面で岩場があり危険です(下山後、10時30分に中峰・東斜面下部400mで雪崩あり) ■爺ヶ岳中峰 ピーク1から約70分(距離0.9km)で中峰に到着です。 矢沢の頭〜爺ヶ岳中峰まで標高差259mあり、山頂を見上げると急斜面に感じますが歩くと怖さを感じません。 南峰側の斜面は谷底まで200m以上あり、北峰側の斜面は雪庇が張り出した岩場の急斜面なので悪天候時(ホワイトアウトや強風)のライン取りには注意が必要です。 当日はピーク1〜山頂直下の斜面まで風速7m、山頂直下で風速10m、中峰山頂で風速15mありました。 爺ヶ岳中峰の山頂はあまり広くありませんが、立山・剱岳・鹿島槍ヶ岳の絶景が広がります。 ■爺ヶ岳南峰 中峰から距離0.4km(往復40〜50分)で南峰へ到着します。 当日、南峰まで登頂した登山者がいたので明瞭なトレースが確認できます。 夏道を利用して、西斜面(富山県側)から南峰へ登頂できます。 西風の影響で、西斜面は岩場が露出していて、東斜面(長野県側)は積雪が多いです。 ※今回の山行で南峰と北峰は登りません。 ■爺ヶ岳北峰 中峰から距離0.5kmで北峰に到着します。 しばらく中峰から北峰・鹿島槍ヶ岳側へのトレースは見当たりません。 南峰より距離・難易度は高いと感じます。 ※今回の山行で南峰と北峰は登りません。 ★その他の注意点 鹿島山荘駐車場〜爺ヶ岳中峰の区間では、スマートフォンの電波が入りました(機種による) しかし、寒さでバッテリーの消耗はとても早いです。 ★今回のルート(鹿島山荘⇄爺ヶ岳中峰)は標高差1700m、コースタイム8〜10時間(休憩なし)、往復約12kmと距離が短く好天時ならば雪山入門バリエーションルートになります。 日本海(富山県側)からの風が強く天候も変わりやすく、過去には雪崩や滑落で死亡事故が起きています。 先週に登頂した唐松岳より高低差も距離も長くなるので、万全の雪山装備と強風による低体温症に注意が必要です。 東尾根の核心部はP2〜P1の区間にあるナイフリッジと爺ヶ岳中峰の直下にある急斜面ですが、個人的には堰堤〜ジャンクションピークまで激急登(危険度低い)とP2直下の急斜面(危険度高い)が核心部と感じました。 唐松岳より登山者が少なく、圧倒的な爺ヶ岳3峰と鹿島槍ヶ岳に圧倒されます。 爺ヶ岳中峰の山頂から眺めるくの字に曲がった長大な東尾根の距離の長さを堪能できるルートになります。 ★鹿島山荘まで国道148号線の自動車の運転は、鹿や動物の飛び出し・路面凍結・落石が多いので注意が必要です。 また冬季の白馬エリアでは、除雪された雪や屋根からの落雪で歩道が埋まります。 冬季には除雪作業者や歩行者が車道を歩く事が多いので、自動車の運転には特に注意が必要です。 ★爺ヶ岳の周辺には多くのスキー場があり、一般道はよく除雪されておりアクセスが非常に優れています。 しかし、悪天候の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、雪山装備と地図の携帯が必須です。 また、好天時でも強風に見舞われて登頂できない事が多く、稜線では風を避ける場所がなく最悪の場合は日帰り装備でもビバークする状況になります。 その場合、スコップがあれば雪洞を作りツェルトで寒さを凌げますが、3月になり融雪が進んで約40〜100cmの積雪しかなく雪洞作りは厳しいです。 ピーク2より上部には、ハイマツ帯で深さ1mの空洞がいくつかあるので、悪天候時には緊急ビバークとして利用できます(写真添付) 非常事態では、スコップとツェルトを携帯すると安心できます。 ★アイゼン(12本爪)は鹿島山荘〜爺ヶ岳まで往復区間で使用、ストックは鹿島山荘〜2,100m地点まで登りのみ使用、ピッケルは2,100m地点〜爺ヶ岳中峰の登り・下山の全区間で使用しました。 幕営適地でスコップを使用しましたが、ワカンは使用しませんでした。 ★雪山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ、故障、紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図やコンパス、ルートや分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備えて、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 雪山では、技術や経験や知識が全く通用しない場面に直面します。 ★雪山で先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また、雪山では夏山と違って沢や谷が雪で埋まり自由に歩けます。 ショートカットや直登直下などで踏み跡がいくつもあり迷う事もあります。ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 爺ヶ岳東尾根では、P3とP2(細尾根〜ナイフリッジ)とP1の区間に赤旗が設置されています。 ★気温、風速、標高、積雪量、写真撮影、ルート工作、危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 特に1日目の2,196m地点までピンクテープを巻きながら8時間かかっているので参考になりません。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★今回の山行で、おばばの碑〜ピーク1の区間で道迷い防止のピンクテープを目印で残しました。 おばばの碑〜ジャンクションピークの樹林帯で道迷いしやすく、ピーク3〜爺ヶ岳中峰までは明確な稜線歩きになります。 爺ヶ岳中峰の山頂でご来光を見る為に、深夜から登る登山者がいるので夜間歩行でもピンクテープが目印になると思います。 ★登山道具の雪山装備以外には、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの装着が必要です。 白馬村は豪雪地帯に指定(長野県では4〜5月でも降雪あり)されているので、万が一大雪で立ち往生した場合を想定して、寝具(寝袋や毛布)、携帯トイレ、着替え、飲料水や食料(2日分)を自動車に用意しましょう。 また、雪山では車が雪で埋没した場合のスコップも必須です。 ★白馬エリアの山域では、融雪・なだれ注意報が出ています。 2月末から気温の上昇により融雪(雪解け)が進んで、登山道以外の斜面では多くのクラック(ひび割れ)が確認できます。 3/8(月)の8時過ぎにはジャンクションピーク下部の東斜面、3/9(火)の深夜には鹿島槍ヶ岳方面で数回の雪崩、10時30分には爺ヶ岳中峰・東斜面下部400mで雪崩がありました。 ピーク3から上部の細尾根や雪庇、急斜面はクラックがあり、雪崩や滑落に注意が必要で、十分な雪山装備と余裕を持った行動が重要です。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスクとアルコール消毒液を携帯して、健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また、雪山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは困難です。 下山後に、降雪で車が雪で埋没している場合があるので、スコップを積んでおくと安心です。 ★雪山では、食事(行動食)、トイレ、着替え、装備の脱着など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて、落雪・雪崩・落石・滑落など違う事に神経を使いましょう。 ★今回のルート(鹿島山荘⇄爺ヶ岳中峰)では、トイレが一切ありません。 携帯トイレや紙オムツで対応しましょう。 唐松岳に比べて登山者が少ないので、稜線がし尿で汚れておらず快適です。 ★先週の唐松岳、今回の爺ヶ岳共に天候に恵まれて強い紫外線を浴びて重度の日焼けと、下山時には雪目による視力低下を感じました。 残雪期には、日焼け止めクリームとサングラスが必要になります。 ★ジャンクションピーク〜鹿島山荘の樹林帯の区間では、融雪により雪が腐り踏み抜きが多発します。 雪・氷・土のMIX帯の激急登になり、手足を使って登下降します。 下山後には登山靴、アイゼン、ピッケル等の道具が泥で汚れますが、鹿島山荘の駐車場の脇に用水路があるので水洗いができます。 ★厳冬期の厳しい雪山シーズンを終えて、9時〜15時(標高2,000m以下)は気温が高くアイゼンが効かないほど柔らかい雪の稜線歩きでした。 唐松岳に比べて登山者が少なく(初日5人、2日目1人)渋滞のストレスから解放されて自分のペースで歩けます。 日帰りならば、午前4〜5時に出発してジャンクションピークに日の出6時までに到着できれば、好天の場合は鹿島槍ヶ岳のモルゲンロートに出会えます。 テント泊の場合は14〜15時にP3〜P2の区間に幕営できれば、夕焼けと朝焼けに出会え、鹿島槍ヶ岳に圧倒されます。 翌朝、日の出と共に登り始めて昼過ぎに下山する事で人混みを避けられ、日帰りではもったいないルートです。 ★冬季+コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山岳バッジの購入ができず困っています。 みなさんは、どうしているのでしょうか? ★★今回はピーク2(2,198m)の10m手前にテントを張りました。 縦250cm、横130cm、高さ(最深部)100cmのソロテント1張り可能なスペースですか、床面1/3(鹿島槍ヶ岳側)は雪庇の上になります。 テント撤収時に次の登山者が利用できるように解体しませんでしたが、気温が上がり融雪が進むと雪庇の上にあるこの幕営適地の寿命も3月末までと思います。 利用する場合は、十分に注意が必要です。 ★鹿島山荘駐車場から約10km圏内にはガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で爺ヶ岳中峰を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■湯けむり屋敷『薬師の湯』 ■営業時間→11:00〜21:00(最終受付20:30) ■休館日→年中無休 ■料金→大人750円(中学生以上)、小人300円(小学生)、3歳以上100円、3歳未満0円。 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
装備
個人装備 |
フリース(薄め)
下着
靴下(冬用)2組
タイツ2枚
長袖シャツ2枚
インナーシャツ2枚
合羽(上)
防寒グローブ2ケ
インナーグローブ2ケ
バラクラバ
キャップ
ハードシェル
寝袋
インナーシュラフ
シュラフカバー
マット
オーバーシューズ
サングラス
ゴーグル
風速計
温度計
腕時計
スリング120cm
道迷い防止テープ
スコップ
12本爪アイゼン
ストック
ピッケル
ワカン
コッヘル2ケ
ガス燃料
ライター
コンロ
三脚
ヘルメット
乾電池
ヘッドライト2ケ
熊鈴
救助笛
防犯ブザー
常備薬
レジャーシート
筆記用具
スマートフォン2台
スマホバッテリー2台
コンパス
LDEライト2ケ
ハイドレーション(水1L)
水筒お湯(0.5L)
ザック55+10L
ソロテント
自作竹ペグ4本
グラウンドシート
ちり紙
ゴミ袋
飲料水1L
ゼリー飲料3ケ
チョコバー2本
ソーセージ2本
ようかん(小)2ケ
練乳チューブ
アミノ酸(粉末)3本
もやし
そば3玉
麺つゆ
豚肉★g
ハンバーグ本g2ケ
テントシューズ
テント鍵
コーヒーフィルター
ジョウゴ
現金
マスク
アルコール消毒液
予備靴ひも
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感想
【2021年/爺ヶ岳中峰・東尾根ルート/1泊2日】
■2021年03月07日(日)
実家 21:45 5℃ 1,000m 雨
鹿島山荘駐車場 23:40 8℃ 970m はれ
仮眠 00:30〜06:00
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■2021年03月08日(月) 1日目
※爺ヶ岳・東尾根ルート・登り はれ
着替え・荷作り 06:00〜07:00
鹿島山荘駐車場 07:00 1℃ 970m
ジャンクションピーク 11:34 6℃ 1,767m
ピーク3 13:16 8℃ 1,978m
2,196m地点(幕営) 15:00 8℃ 2,196m
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テント場整地・設営 15:00〜15:40
荷作り・着替え 15:40〜16:30
竹ペグ打ち込み 16:35〜16:55 外-4℃
夕食・水作り 17:20〜18:00
自由時間 18:00〜21:00
消灯 21:00〜翌04:00
※気温は内→テント内、外→テント外。
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■2021年03月09日(火) 2日目
※爺ヶ岳・東尾根ルート・登り はれ
起床04:00 外-8℃ 内0℃
朝食・水作り 04:00〜05:00 外-8℃ 内0℃
日の出まで待機 05:00〜06:20
2,196m地点 06:20 0℃ 2,196m
ピーク2 06:22 0℃ 2,198m
ピーク1 07:18 7℃ 2,411m
矢沢の頭 07:20 7℃ 2,411m
爺ヶ岳中峰 08:27〜08:37 8℃ 2,
670m
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■2021年03月09日(火)
※爺ヶ岳・東尾根ルート・下り はれ
爺ヶ岳中峰 08:37 8℃ 2,670m
矢沢の頭 09:12 4℃ 2,411m
ピーク1 09:14 4℃ 2,411m
ピーク2 09:43 8℃ 2,198m
撤収・荷作り 09:45〜10:50 8℃ 2,196m
ピーク3 11:20〜12:00 10℃ 1,978m
ジャンクションピーク 12:25 5℃ 1,767m
鹿島山荘駐車場 13:40 8℃ 970m
着替え・荷作り 13:42〜13:50
実家 13:50 〜16:20 17℃ 1,000m
※ピーク3で登山者と40分談話。
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■2週連続で後立山連峰へ足を運ぶ。
週末は天候が良く、日帰りではもったいない。
20kgのテント泊装備で爺ヶ岳に登る。
爺ヶ岳3峰の縦走予定が朝焼けで満足した。
南峰と北峰を縦走すればプラス120分。
扇沢から爺ヶ岳3峰縦走として課題を残す。
雪庇の上にテントを張り、雪から水を作り、
東尾根を丸1日も独占できた山行となった。
北峰・鹿島槍ヶ岳へ続く稜線は足跡がない。
唐松岳・爺ヶ岳の次は、いよいよ五竜岳。
爺ヶ岳より更に標高が200mも高くなる。
今月中に五竜岳と鹿島槍ヶ岳に登れるのか。
最近は絶景に喜び、強烈に『死』を感じる。
雪山は美しくもあり、怖くもある。
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■ 1日目
体重64.0kg 荷物20.0kg
日の出→06:00 日の入り→18:00
移動距離→12.0km(片道6.0km)
移動時間→13時間25分
(上り→10時間07分、下り→03時間18分)
休憩時間→01時間55分
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