大山北壁 滝沢リッジ
- GPS
- 11:05
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:58
天候 | 晴と少しガス 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今シーズン中に登っておきたかった滝沢リッジ
事前の調べでは難しくはないが支点が取りにくい尾根であるという事と
取付付近のシェルンドに気をつけなくてはならない、あとは取付付近は雪崩が起きやすい地形だという事。
当日入りの2人と第四駐車場で集合し5時過ぎに出発。4人とも初めてのルートだが
一緒にいろいろ登ってきた仲間なので不安はない。いつものように暗い参道を抜け、大山神社でお参りを済ませ、元谷へ抜ける。うっすら積もった雪にトレースはなく、先頭のようだ。元谷入口でいつものように休憩していると一気に3パーティーぐらいが追いついてきて元谷小屋の方に進んでいった。たぶん、弥山か別山だろう。滝沢に取り付くパーティーはあまりいないのでノンビリ休憩。
弥山沢を詰める途中に、約1年前の事故の調査を少し行って、左側の雪崩落石ラインから少し離れ、装備を装着。このあたりから、まあまあの大きさの岩も含め、音もなく、高速で落石がやってくる。なるべく急いで落石ラインを見ながら横断する。取付まで少しあるがシェルンドの落下対策でロープを結び、取付に向かう。前日には見えなかった真横にシェルンドが出来ている。中を覗いてみるとけっこう深い、新雪が上にかぶっていると判らないかもしれない。時間もあるし、後続もないので、なるべく尾根末端から取り付いてみようという事で、左右に1パーティーづつ別れ、ほぼ末端から1ピッチ目スタート。傾斜はキツいが藪が出ていて支点も取れるので安心、ただ雪の悪いところと良いところがあるので、注意しながら登る。尾根にでて2ピッチ目だったかな3ピッチ目だったかな?岩稜が出て来る。右から巻けそうな気もするが、どうせなら正面突破、なかなかスリリングで楽しんだ。50m一杯までロープを伸ばす。ここ以降は、そんなに難しい箇所はないが、たしかに支点は取りにくいピッチも多かったが、スノーバーも1人2本持ち、対策をしていたので問題なかった。スノーバーは大活躍である。後続パーティーを待ちながら、その他の尾根や沢を来シーズンに向け調査しながらあがったので、時間はかかったが全員、ヒヤリもなく稜線に抜けた。弥山尾根よりは少し難しいかな?という感じである。久々の稜線で気分もいい。念のため縦走路はコンテのまま進み、弥山避難小屋の前で装備を解き、スキーを頑張って背負ってきた仲間の滑りを見ながら6合小屋まで下山、ここから一気にシリセードとソリで元谷まで帰りました。北壁は今シーズンはたぶん、今日が最後、短い期間だったけど、大山がだいぶ判ってきました。来シーズンは幻を片付ける事、新たな尾根ルート、墓場尾根、そして小屏風、できれば大屏風にも触ってみたいと思ってます。来年はもっと雪が降って、長いシーズンであってほしい
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