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Yamareco

記録ID: 3001915
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

宝永山 須山口から

2021年03月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:10
距離
14.7km
登り
1,334m
下り
1,335m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
0:08
合計
6:10
6:34
28
7:02
7:02
53
7:55
7:56
27
8:23
8:24
30
8:54
8:55
8
9:03
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16
9:19
9:20
21
9:41
9:42
58
10:40
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10
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54
11:46
11:47
14
12:01
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42
12:43
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1
12:44
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水ヶ塚公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
標高1800m以降は積雪あり。アイゼン必須。チェーンスパイクだと不十分。雪の照り返しが強いのでサングラス、日焼け止め奨励。森林限界を超えたあたりから宝永第一火口を経て山頂に至るまでは積雪深い。
登山開始前の、水ヶ塚公園駐車場から見た富士山。これからこの真っ白な世界へ踏み込むのかと思うと期待が高まる。
2021年03月17日 06:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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登山開始前の、水ヶ塚公園駐車場から見た富士山。これからこの真っ白な世界へ踏み込むのかと思うと期待が高まる。
須山ルートの序盤はこんな感じ。道迷いに注意。
2021年03月17日 07:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 7:09
須山ルートの序盤はこんな感じ。道迷いに注意。
標高1800m以降は積雪あり。森林限界を超えるまでは、登山道の雪は踏み固められてアイスバーン状態。アイゼン必須。そういえば、昔、アイゼンボーグという特撮番組があったなぁ。あ、世代がバレるか(笑)。
2021年03月17日 07:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 7:44
標高1800m以降は積雪あり。森林限界を超えるまでは、登山道の雪は踏み固められてアイスバーン状態。アイゼン必須。そういえば、昔、アイゼンボーグという特撮番組があったなぁ。あ、世代がバレるか(笑)。
森林限界を超えたあたりからさらに積雪が深くなる。照り返しが強いのでサングラス、日焼け止め奨励。
2021年03月17日 08:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 8:56
森林限界を超えたあたりからさらに積雪が深くなる。照り返しが強いのでサングラス、日焼け止め奨励。
宝永第一火口への分岐点から伊豆半島を望む。快晴で展望が非常に良い。
2021年03月17日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 9:19
宝永第一火口への分岐点から伊豆半島を望む。快晴で展望が非常に良い。
宝永第一火口の全景。画像では分かりにくいが、実物は実に雄大。積雪が深いので、別世界に踏み込む感覚。
2021年03月17日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 9:19
宝永第一火口の全景。画像では分かりにくいが、実物は実に雄大。積雪が深いので、別世界に踏み込む感覚。
宝永第一火口へ向かう登山道はがどこにあるか分からないほどの積雪。トレッキングポールもピッケルもないので、とにかくトレースを頼りに慎重に進む。
2021年03月17日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 9:19
宝永第一火口へ向かう登山道はがどこにあるか分からないほどの積雪。トレッキングポールもピッケルもないので、とにかくトレースを頼りに慎重に進む。
宝永第一火口のベンチがある場所で岩に腰かけてしばし休憩。ここからトレースが二股に分かれる。右は宝永山の稜線に続いていて、左は本来の登山道方面へ続いている。今回は、安全策を採って本来の登山道方面へ進む・・・
2021年03月17日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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宝永第一火口のベンチがある場所で岩に腰かけてしばし休憩。ここからトレースが二股に分かれる。右は宝永山の稜線に続いていて、左は本来の登山道方面へ続いている。今回は、安全策を採って本来の登山道方面へ進む・・・
・・・と思っていたら、そのトレースは間もなく登山道を外れ、噴火口の内面をダイレクトに山頂に向かうコースだったということが判明。しかも、体格が大きい人が歩いたのか、その歩幅は私にとっては微妙に大きくて、歩幅を合わせるのがちょっと大変(笑)。
2021年03月17日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 9:47
・・・と思っていたら、そのトレースは間もなく登山道を外れ、噴火口の内面をダイレクトに山頂に向かうコースだったということが判明。しかも、体格が大きい人が歩いたのか、その歩幅は私にとっては微妙に大きくて、歩幅を合わせるのがちょっと大変(笑)。
しかも、進むにつれてどんどん角度が急になってくる(笑)。トレッキンポールもピッケルもない状態だったが、なんとかその大きな歩幅に合わせて着実に進む。特に危険は感じなかったが、とにかくいくら進んでも景色が変わらないので気が滅入った(笑)。それにしても、このトレースの主は、こんなところをよくぞ一定の歩幅で登れたものだなあと感心。
2021年03月17日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/17 9:56
しかも、進むにつれてどんどん角度が急になってくる(笑)。トレッキンポールもピッケルもない状態だったが、なんとかその大きな歩幅に合わせて着実に進む。特に危険は感じなかったが、とにかくいくら進んでも景色が変わらないので気が滅入った(笑)。それにしても、このトレースの主は、こんなところをよくぞ一定の歩幅で登れたものだなあと感心。
宝永山、山頂からの眺め。雲がほとんどなくて非常に眺めが良かった。
2021年03月17日 10:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 10:40
宝永山、山頂からの眺め。雲がほとんどなくて非常に眺めが良かった。
宝永第一火口から約1時間かけて山頂に到着。しかし、こういう時期なので長居は無用。山頂の画像を撮ったらすぐに御殿場下りルートへ向かう。
2021年03月17日 10:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 10:40
宝永第一火口から約1時間かけて山頂に到着。しかし、こういう時期なので長居は無用。山頂の画像を撮ったらすぐに御殿場下りルートへ向かう。
宝永山の稜線、いわゆる馬の背を歩いているところ。ここは地形の関係で、西風が強いときは体が吹き飛ばされるほどの爆風になることがある。実際、3月14日(日)はここは爆風状態で、退散した人も多かったらしい。今日は運よく穏やかな風だった。この後、ショートカットして御殿場下りルートへ降りる。
2021年03月17日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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宝永山の稜線、いわゆる馬の背を歩いているところ。ここは地形の関係で、西風が強いときは体が吹き飛ばされるほどの爆風になることがある。実際、3月14日(日)はここは爆風状態で、退散した人も多かったらしい。今日は運よく穏やかな風だった。この後、ショートカットして御殿場下りルートへ降りる。
御殿場下りルートはまさに別世界。今までの人生でこんなにも一面に真っ白な世界は体験したことがない。トレースは少なく、ほとんどラッセル状態。
2021年03月17日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 10:56
御殿場下りルートはまさに別世界。今までの人生でこんなにも一面に真っ白な世界は体験したことがない。トレースは少なく、ほとんどラッセル状態。
振り返るとこんな感じ。画像では伝えきれないが、とにかく真っ白な世界が広がっていて、そこに自分1人だけがいるという非日常感が面白かった。
2021年03月17日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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振り返るとこんな感じ。画像では伝えきれないが、とにかく真っ白な世界が広がっていて、そこに自分1人だけがいるという非日常感が面白かった。
長らく休業中の、御殿場登りルートの6合目の山小屋。今年の夏に「半蔵坊」の名で、簡易トイレ付売店として復活するとの情報あり。ここが復活すると、御殿場ルートが登りやすくなるので、大いに期待している。
2021年03月17日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/17 10:59
長らく休業中の、御殿場登りルートの6合目の山小屋。今年の夏に「半蔵坊」の名で、簡易トイレ付売店として復活するとの情報あり。ここが復活すると、御殿場ルートが登りやすくなるので、大いに期待している。
スキーのトレースもある。スキーが好きな人にとってはこういうところを滑るのは快感だろう。
2021年03月17日 11:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 11:14
スキーのトレースもある。スキーが好きな人にとってはこういうところを滑るのは快感だろう。
二合八勺の、須山口下山歩道の分岐点。ここの分岐点は分かりづらいが、双子山のちょっと手前の、支柱がたくさん立っているところが目印。
2021年03月17日 11:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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二合八勺の、須山口下山歩道の分岐点。ここの分岐点は分かりづらいが、双子山のちょっと手前の、支柱がたくさん立っているところが目印。
分岐点を右に進んだら、あとはトレースのない真っ白な斜面を、野生の勘?を頼りに幕岩方面にトラバースする。
2021年03月17日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 11:27
分岐点を右に進んだら、あとはトレースのない真っ白な斜面を、野生の勘?を頼りに幕岩方面にトラバースする。
いちおう下山歩道の標識はあるが、特に歩道が整備されているというわけでもなく、ガスがかかっていると道に迷う可能性あり。
2021年03月17日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/17 11:39
いちおう下山歩道の標識はあるが、特に歩道が整備されているというわけでもなく、ガスがかかっていると道に迷う可能性あり。
幕岩を過ぎると森の中を進む。大きなアップダウンがないので比較的歩きやすいが、地味に距離が長い。
2021年03月17日 12:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 12:02
幕岩を過ぎると森の中を進む。大きなアップダウンがないので比較的歩きやすいが、地味に距離が長い。
須山口に無事に帰着。
2021年03月17日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/17 12:42
須山口に無事に帰着。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 保険証 携帯 カメラ 携帯トイレ サングラス ライト 熊よけ鈴 アイゼン
備考 ヘルメットを持ってくればよかった。

感想

 今日は仕事の休暇を取っての登山。この日出会ったのはトレランの人1名のみ。あとはずっと一人だけで非日常の世界を満喫してきた。この日の装備は、ヘルメットがない以外は1月30日(土)に蛭ヶ岳に登った時とほぼ同じで、冬の丹沢の装備でこの時期の宝永山を登るという、少々リスクの高い登山ではあったが、微風、晴天という絶好の条件に恵まれて無事に山行を終えることができた。
 出発から帰着までの所要時間は6時間10分で、その時間の割には大冒険をしたような気分を味わうことができて、大満足の一日。コースタイムでは休憩時間がわずか8分になっているが、確かに今回はあまり長時間の休憩はしなかったと思う。私の実年齢はまだ明かしたことはないが(笑)、この年齢でも自分の体力は案外余裕があるものだと改めて思った。この際、装備をきっちりと揃えて冬の富士山登頂を目指そうかと思ったりする。
 なお、今回の山行が無事に完了できたのは、良い条件が揃ったからであって、やはりこの時期の宝永山への登山はリスクが非常に高いため、あまり一般にはお勧めしないことを付記しておきたい。

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