会津駒ヶ岳〜大戸沢岳〜三岩岳
- GPS
- 10:54
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,394m
- 下り
- 2,607m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りはバス(小豆温泉〜駒ヶ岳) |
写真
感想
南会津の山には何度も通っているが、だいたいはピストン山行で、気が向いたらちょっと周回するくらいだった。大戸沢岳〜三岩岳間が自分にとって空白地帯で、眺めるだけで終わっていた。以前からピークをつないでみたかったが、滑ってみたいところも含めてやってみようと思い立った。
夜明け前に駒ヶ岳駐車場から出発。雪が固いのでシーアイゼンを付けて登行を始めた。冬尾根の取り付きはヘッデンで照らしても分かりずらいので、ガッと登ってトレースも参考にして当てることにした。冬尾根の下半分は尾根筋の雪が無く、雪庇に寄りすぎないようにソロソロ登った。これからは夏道尾根かな。水場あたりで夜が明け始め、5時を過ぎればラテルネ要らずとなった。2098の斜面が朝日で輝いていて、やはり朝の山を登るのは気分が良かった。小屋は巻いて、ピーク直下の固そうなところを避けて駒ヶ岳に到着。
中門岳への稜線は雪庇を避けて通過し、2094下からドロップ。雪は締まっていた。沢底へ降りるところは急斜だったが、降りてしまえばスルッと行ける。1760まで下りる予定を切り上げて会津駒北面の樹林帯に入った。登り返しは斜上して直接大戸沢岳へ当てたかったが、微沢地形を避けていたら稜線に乗り上げてしまった。北面は新雪が残っていたので、ここを滑って沢を挟んだ対岸からストレートに大戸沢岳へ登り返すのが良かったかもしれない。来季はそうしてみよう。
大戸沢岳はさっと通過し少し下って滑るラインを見定めた。三岩岳への登りを考えると中ノ沢方面にいくのが良い。ここはco.1340沢屈曲部の急斜面を除いてデブリがなく、きれいに埋まっていて滑りやすかった。沢出合いの小高いところで小休止とした。大戸沢岳から沢に落とすのは今回が初だったが、単体でも楽しい山という実感を得た。
三岩沢から段差を避けるようにして三ツ岩の尾根に取り付いた。少し急で、それまでの疲労から足が止まる尾根だったが、行動食として持ってきた饅頭をエネルギーにして登った。左側の大戸沢岳を見やると、自分が残したシュプールの他に別のシュプールも残っていた。三ツ岩は大きく、南側を巻くのはしんどそうなので、北側斜面をトラバースするように巻いた。アイゼンで岩の上の雪をつないで通過するのもありかも(?)。三岩岳に着くと、標識が顔を出していた。
ここから先は尾根を下れば下山できる。ここ数年三岩岳に来てなかったせいか、この夏道尾根が目新しいものに見えたが、1699や1308を見て色々思い出せた。細尾根co.950付近から雪が途切れ始めたので、シートラ・ツボにして下山した。
バスの時間まで少し余裕があり、スノーシェッドのバス停でのんびり待ってバスで駒ヶ岳駐車場まで戻った。バスだと10分かからない程度だが、歩くには結構距離がある。
ピークをつなぐなら稜線を使うのが一般的かもしれないが、山スキーなら滑って登り返すことで隣のピークへつなげられる。こういう山行はしんどいが面白い。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
シュプール、会津駒へ向かう途中で拝見しました♪
あそこからまた登り返されたのですね、スキーの機動力って本当に素晴らしいです!
これからもどうぞお気をつけて、スキーでの山旅楽しまれてください(^^)
積雪も落ち着いてきて、スキーの機動力を生かせました。
chee2005さんは窓明山から縦走されたのですね。まっさらな雪面を登るのは楽しそうです。
お互いに安全に山旅を満喫しましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する