熊野古道 大辺路�� 周参見駅⇒田子駅
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体力度について
- GPS
- 09:26
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 992m
- 下り
- 969m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:26
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
復路:JR紀勢線・田子駅から周参見駅まで電車で戻った |
| コース状況／ 危険箇所等 |
馬転坂:和歌山県公式観光サイトには『熊野古道大辺路「長井坂」馬転坂について、すさみ太陽光発電所建設工事のため、馬転坂入口から西浜入口までが、10月31日までの予定で通行止めになります。』と2020年5月から書かれていました。以前とは違い、太陽光発電施設を迂回するようなルートに変更されていますが、工事現場に立ち入るルートではなく、問題なく通れましたし、地元の語り部の会の2月の活動をFacebookで拝見しましたが、入れているようでした。にも拘わらず、未だに通行止めの立て札があるのはなぜでしょう？ 長井坂:特になし 新田平見道:特になし |
| その他周辺情報 | 【コンビニ】 周参見にえびすやという名のコンビニがありますが、早朝、釣り人が活動し始める時間帯は開いていますが、24時間営業ではありません。今日のルート上にローソン すさみ町江住店がありますが、以降、田子駅周辺も含め、コンビニはありません。 【日帰り入浴】 田子駅の周辺には日帰り入浴施設は無いので、東の方向に行く場合は、串本町の串本温泉 サンゴの湯や串本のホテルの日帰り入浴が利用できます。 西の方向に行く場合は、周参見のサンセットすさみ、もっと先のリヴァージュ・スパひきがわ、えびね温泉があります。３つともヌルツルの温泉です。 【宿泊施設】 田子駅から東600m先に民宿久美丸があります。 https://minnaga.com/kumimaru/minsyuku.html 串本の駅周辺には民宿から大型ホテルまであるので、宿泊の選択の幅が広がります。 https://kankou-kushimoto.jp/stay |
写真
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長井坂の説明。天智・天武両天皇が大辺路を通った、という文書がありますが、史実だとは認められておらず、大辺路がいつ頃から使われていたか、はっきりとした年代は分かっていないようです
写真の奥、JR線双子山トンネル手前に元の長井坂の入口があります。今は線路をまたぐことが出来ないので、先ほどの和深川を渡る橋を長井坂の入口としているそうです
見老津駅の駅舎を利用したカフェに立ち寄ります。すさみ町観光協会案内所、と書かれていますが、観光協会がカフェを運営しているわけではありません
国道に復帰したら道の駅すさみはすぐそこ。観光協会では地図ももらえますが過去には有料の大辺路の地図も販売していました。またカニとエビの水族館があるので興味のある方はどうぞ。ちなみに2021年6月道の駅の横に、フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみがopen予定だそうです
舗装路に出たら和深駅に到着します。あまり早くに田子駅に着いても仕方が無いので、ここで40分程大休止をとりました。駅のトイレは水洗でとても綺麗
装備
| 個人装備 |
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
|---|
感想
★大辺路で一番人気コースと言っても過言ではない、長井坂を含むルートを歩きました。大辺路の魅力は青い海を眺めながら歩く、そのロケーションの良さだと思っています。今日から国道歩きはツライ、と思わない国道歩きが始まりますが、道の駅すさみからは東はまだ紀勢自動車が開通していない区間に入っていくので、車の交通量が増え、国道歩きにかなり神経を使うところが出てきます。それでも今日のように晴れた日には美しい海を見て、また浜辺を歩くことも出来るので、解放感のある楽しい古道歩きが楽しめました。
★動機
ログとり熊野古道歩きです。数年前に大辺路は通しで歩きましたが、ログをとりたいと思って再度挑戦しました。
当時は大辺路街道マップの内容が充実しておらず、大辺路刈り開き隊さんの道標を発見しながらこんな道もあったんだ、と楽しみながら歩いた記憶があります。
大辺路は大辺路刈り開き隊さんのご尽力によって歩かせていただけるのだと思っています。今では大辺路街道マップに国道42号線沿いに細かく○○坂、○○道が記されているので、地図を携え当時を振り返りながら歩きました。
★大辺路
『万葉の昔にはすでに、都人が海路を併用しながら利用したと思われる古道で、大辺路という分類においては田辺市から那智勝浦町までの海沿い、約120kmの区間を指します。
熊野参詣のルートとしては中辺路が多用されたため、大辺路は時間に余裕のある庶民や文人墨客が枯木灘や熊野灘の風景を愛でながら歩いた道であったようです。江戸時代初期には紀州藩により一里塚が沿線に築造され、藩主や三宝院門跡の大行列もこの道を通過しました。大辺路は四十八坂と称されるほど急坂や小坂が多く、そのため部分的には開発を免れ、往時の景観を遺しているところも少なくありません。』
（和歌山県公式観光サイトより）
今でも那智勝浦から田辺市までは近年出来た紀勢自動車道を使用しなければ、本宮町を経由して国道311号線を走った方が距離も短い(97km)です。海沿いの国道42号線を走るの方が距離が長い(104km)のです。よって熊野三山を参拝し西国三十三ヶ所も廻って帰国していった巡礼者は、二番の紀三井寺まで最短距離の中辺路・紀伊路を通って巡礼して行ったと考えられます。
★地図
和歌山県発行の街道マップが一番使いやすいと思います。ルート上にある自販機やトイレ、コンビニをアイコン表記されていて、歩行時間の目安、更には標高表示までされている優れものです。これ以上に実用的な地図は無いと思いますので、是非携帯されることをお勧めします。下記URLからダウンロードできますが、紀伊田辺駅横の田辺市観光センター(9:00〜17:00)で大辺路スタンプ帳と共に頂くことも出来ます。
https://www.wakayama-kanko.or.jp/plan-your-trip/model-courses/route-map/oohechi/#001
★足元
スニーカーで歩きました。
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