熊野古道 大辺路�� 古座駅⇒那智駅
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体力度について
- GPS
- 07:34
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 487m
- 下り
- 488m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:35
| 天候 | 晴のち曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
5つの峠道は特に危険箇所ありません。道標を追えば迷いそうな箇所もありません。 |
| その他周辺情報 | 【コンビニ】 ルート上のコンビニは那智勝浦の町に入るまでは、古座大橋から400m先にあるローソン 古座町古座店のみです。 【日帰り入浴】 那智駅:駅に隣接している交流センター内の公衆浴場・丹敷の湯 湯川温泉:ゆりの山温泉、四季の郷温泉、きよもん湯など 那智勝浦温泉:天然温泉公衆浴場はまゆ、一の滝ホテル、勝浦シーハウス熊野灘、駅から近いHotel & RentaCar660など 【宿泊施設】 那智駅前に民宿はあるようですが、どうせ泊まるなら那智勝浦温泉での宿泊一択で。 那智勝浦駅周辺には民宿から大型ホテルまで数多くの宿泊施設があります。その多くが源泉掛け流しの温泉をもっていて、日帰り入浴も受け付けています。 安宿のおススメは駅近くのお宿 はなですが、洞窟風呂の忘帰洞で有名なホテル浦島もおススメです。ホテル浦島は日帰り入浴も受付けています。1300円という値段は高く感じるかもしれませんが、ホテル内の5つの温泉を巡ることが出来るのでコスパは悪くないです。但し迷いそうになるほど広い館内を、マップ片手に端から端まで歩くことになるので、宿泊して温泉を楽しんだ方が良いホテルだと思います。 http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/oneday.php 【その他】 マグロの水揚げ漁港である那智勝浦にはマグロを食べる事が出来る食堂が数多くあります。またマグロの無人販売所もあり、冷凍していない生マグロがパック詰めされているので、気軽に購入することが出来ます。 https://maguromap.jp/ |
写真
国道に復帰します。大辺路道標には川沿い、国道、どちらにもそれぞれ『水路注意』『車両注意』の注意書きがされていました。ここから先も歩道の無い危険な国道を清水峠入口まで歩きます
暑かったので屋根のある駅舎でお昼休憩をとりました
熊野街道の大辺路・中辺路・伊勢路が落ち合う場所と書かれています。これで田辺市の中辺路・大辺路の道分け道標から那智勝浦町の振分石までの道を繋ぐことが出来ました
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装備
| 個人装備 |
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
|---|
感想
★今日はほとんど海岸を見る事なく、5つの峠を越えて那智駅まで歩きました。
桜の季節に歩くのは海岸の景色プラスアルファで楽しめて良いのですが、3月下旬の大辺路はとても暑くてバテてしまっていました。南紀の古道歩きのベストシーズンは日が短いのが難点ですが、やはり年末年始あたりが一番だと改めて思いました。
【清水峠】
2016年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された道です。古座方面から歩いてくると峠まですぐに着いてしまい、あっけなく物足りなさを感じますが、紀伊浦神駅に近づくと景色が開けて、玉の浦の海景色を見る事が出来ます。
【浦神峠】
なぜ世界遺産登録されていないか謎の峠。休平(浦神峠)の雰囲気も良く、自然は多く残されています。また登り口近くにある炭焼き小屋は健在で、炭を焼いている様子を垣間見ることができます。
【市屋峠】
世界遺産登録されていない峠道ですが、大辺路愛が詰まった入口付近の様子が素晴らしいです。
【二河峠】
2016年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された道です。二河峠近くのトラバース道が危険な状態だったため、2020年11月より暫くの間通行止めでしたが、2021年3月末現在解除されていて歩くことが出来ます。
【駿田峠】
2016年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された道ですが、昭和の初め頃までリヤカーやオート三輪車が通る生活道路としても機能していたようです。
★動機
ログとり熊野古道歩きです。数年前に大辺路は通しで歩きましたが、ログをとりたいと思って再度挑戦しました。
当時は大辺路街道マップの内容が充実しておらず、大辺路刈り開き隊さんの道標を発見しながらこんな道もあったんだ、と楽しみながら歩いた記憶があります。
大辺路は大辺路刈り開き隊さんのご尽力によって歩かせていただけるのだと思っています。今では大辺路街道マップに国道42号線沿いに細かく○○坂、○○道が記されているので、地図を携え当時を振り返りながら歩きました。
★大辺路
『万葉の昔にはすでに、都人が海路を併用しながら利用したと思われる古道で、大辺路という分類においては田辺市から那智勝浦町までの海沿い、約120kmの区間を指します。
熊野参詣のルートとしては中辺路が多用されたため、大辺路は時間に余裕のある庶民や文人墨客が枯木灘や熊野灘の風景を愛でながら歩いた道であったようです。江戸時代初期には紀州藩により一里塚が沿線に築造され、藩主や三宝院門跡の大行列もこの道を通過しました。大辺路は四十八坂と称されるほど急坂や小坂が多く、そのため部分的には開発を免れ、往時の景観を遺しているところも少なくありません。』
（和歌山県公式観光サイトより）
今でも那智勝浦から田辺市までは近年出来た紀勢自動車道を使用しなければ、本宮町を経由して国道311号線を走った方が距離も短い(97km)です。海沿いの国道42号線を走るの方が距離が長い(104km)のです。よって熊野三山を参拝し西国三十三ヶ所も廻って帰国していった巡礼者は、二番の紀三井寺まで最短距離の中辺路・紀伊路を通って巡礼して行ったと考えられます。
★地図
和歌山県発行の街道マップが一番使いやすいと思います。ルート上にある自販機やトイレ、コンビニをアイコン表記されていて、歩行時間の目安、更には標高表示までされている優れものです。これ以上に実用的な地図は無いと思いますので、是非携帯されることをお勧めします。下記URLからダウンロードできますが、紀伊田辺駅横の田辺市観光センター(9:00〜17:00)で大辺路スタンプ帳と共に頂くことも出来ます。
https://www.wakayama-kanko.or.jp/plan-your-trip/model-courses/route-map/oohechi/#001
★足元
スニーカーで歩きました。
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