若狭の里山 常神半島付け根の尾根を向笠から世久津へ
- GPS
- 05:56
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 782m
- 下り
- 795m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道が整備されているが尾根芯を辿ることに心がける。 尾根芯には大方薄い踏み跡の杣道があり、また藪漕ぎもある。特にサルトリイバラに難儀した。 |
写真
感想
若狭の里山歩き第二段、三方五湖と若狭湾に挟まれた尾根を歩いてみることを思いつく。3/20に歩いた鏡山から三方五湖が綺麗に見えたのでもう少し先を歩いてみたくなったのだ。高い山では強風予報が出ていることも選んだ理由のひとつ。
自転車をデポして西の空を見ると、三十三間山の方からはかなりの量の白い雲が高速でこちら側に流れてくる。雲はこの辺りでちぎれて上空へと消えているみたいだ。
向笠の裏の沢から入山すると道は右手の尾根に上がっている。ジグを切ってあるのは最初だけで、ルンゼ状の溝を横切る辺りから不明瞭となりかなりの荒れようだ。急登を凌ぐと尾根には杣道が現れ歩きやすくなる。
林相はコナラやカエデの疎林でリョウブは早くも芽吹いている。右側(三方湖側)に植林帯が多い。林道が尾根と平行に走っている。意地でも尾根芯を歩こうとするので不明瞭な杣道と藪漕ぎを強いられる。しかし概ね何とかなる。
この尾根道はほとんど展望は無い。時折り左側に若狭湾、右側に三方五湖がチラリと覗くと心が和む。リョウブとシデが芽吹いているがコナラ等はまだ先のようだ。風邪は相変わらず強いのでコルの林道交差点でランチタイムとする。おにぎりを頬張っていると輪行の単独男性と出遭い驚く。色んな楽しみ方があるものだ。
腹ごしらえをしたら、また尾根に取付く。サルトリイバラが頻繁に現れ質が悪い。油断したころにまたやられる。衣服を破かないように慎重に棘を解くのに手間取る。時には手も引っ掻いて出血したりする。一人でクソー!コノヤロー!と喚いてしまう。
廃林道の突き当りの広場には洗濯機などの家電製品や漁業用の大きなウキが捨てられていた。まことに嘆かわしいかぎりだ。
P293を過ぎると突如古道が現れ、堀割れ道は世久見峠まで続いていた。アップダウンが多かったので膝がしんどくなってきた。この先の292.9峰を断念、古道は消失しているので林道で世久津集落へ下山することに。路傍には一輪草が群生している。自転車で向笠の駐車地に戻ると堤防には桜吹雪が舞っていた。
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