森山 大潟周辺の山 その1
- GPS
- 01:55
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 361m
- 下り
- 373m
コースタイム
09:46 登山道尾根に出る
09:47 鈴虫生息北限地
10:12 電波塔ピーク
10:35 森山 山頂
薄い踏み跡を辿り、北西側の尾根へ
11:12 森山地区公民館付近に出る
県道220号線歩き
11:30 駐車スペース到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公的か私有地なのかはわかりませんが、3台くらい駐車可能です。 ちょっと遠慮して停めさせてもらった方が無難でしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※ 登山口周辺や山頂などにもトイレはありません。 ※ 登山口近辺などにはコンビニなどもありません。 ※ 鈴虫生息北限地付近からは急登になります。 ※ 森山山頂から北側に薄い踏み跡はありますが、 あまりお勧めできる登山道ではありません。 特に杉林に入ると、その踏み跡は非常に判別しにくくなります。 興味本位での踏込はしない方が無難だと思います。 |
写真
感想
同人メンバーの男鹿三山お山かけ計画に乗っかり、男鹿に来たのはいいけど、
ちょっと前日に時間を持て余したので、付近の里山を総なめする事にしました(笑)。
まずは森山ですが、この山は八郎潟を走り抜けたりしていると、ちょっと気になっていた山で、
山頂部には電波塔もあり、五城目のシンボル的な存在のようです。
少ない山行記録をヤマレコなどで探すと、どうも出だしで道が不明瞭になるらしい。
ま、最悪は藪漕ぎか!?と覚悟を決めて、歩き出してみました。
歩き出すといきなり道路が二手に分かれているのが見えてきました。
うーん、これはどっちに行けばいいんだろう?と思いながら近づいていくと、
有難いことに看板が立ててあるのを発見しました。
近年の登山ブームで森山を訪れる人が増えてきたのでしょうか?
近所の人も教えるのが面倒になってきたのかな?(笑)
とにかく看板の指示通りに道路を左に曲がり、林道に入ってからは右に曲がり、
順調に山頂に向けて歩いていく事ができているようです。
そして三つめの看板がありましたが、これは看板がなければ自然に林道通り歩いていってしまうポイントです。
ほんのちょっと、10m程度杉林を抜けると登山道尾根に出るところなんですが、
カナリ地図を見ていないとスルーしちゃう感じの場所に、有難く立てられていました。
その看板に感謝しながら林道から右に折れ、ちょこっと杉林を抜けると尾根に出ました。
そこからは普通の登山道の雰囲気で、広葉樹の中を歩いていく事になります。
しかーし、普通の登山道の雰囲気は長くは続きませんでした。
突然目の前に現れた一本のロープ。
上を見ると結構な急登で、その上長い!
最初は「ふふぅーん、手ごたえのありそうな登りだな」程度に思って登りだしましたが、
結局その急登は最初のピークの直下まで続いていましたヾ(;´▽`A``アセアセ
先日登った宮城の七ツ森もそうでしたが、この規模の山はなめてかかるといけませんね!
ピョコンと見えていると言う事は、それだけガツンと登る事なんですよね。
本当にいい汗を流すことができましたよ(笑)
さらに、その急斜面は最初のピークだけでは済みません。
そこから山頂に向かうまでの道は更に過激(爆)
こちらはコンクリートが敷かれていて、要所に足場となる石が埋め込まれているうえに、
鉄の柱に鎖がぶら下がってはいるものの、ナカナカ手ごわい道だと感じました。
この工事はだいぶ昔に施工されたようで、コンクリートは一部崩れ、鎖も錆びまくっていましたが、
これが有ると無いとではずいぶん違うと思います。
カナリ工事にも苦労したと思いながら、ひーこら言いながら有難く使わせてもらいました。
そしてやっとのことで山頂に到着ですが、期待をするほどの展望がなく(爆)
そそくさと下山しようかと思いましたが、狭い山頂をウロウロしたら、
なんと北側に薄い踏み跡が続いているではありませんか!
地形図には載っていませんが、なんか反対側に下りられるような雰囲気を察してしまい、
時間も気にしないで歩き出してしまいました。
歩き出してすぐに、ありゃりゃ、こりゃホトンド廃道寸前だとは思いましたが、
里山ですからスグそばには道路や民家があるので、根性を決めてそのまま進む事にしました。
少し稜線っぽい所を歩いていき、そろそろ下り傾斜になるあたりで、古ぅ〜い小さな石造りの祠が出現!
結構鬱蒼とした雰囲気の中にあり、一瞬冷や汗がタラり (~_~;)
写真も撮らずにそそくさと先に進んでしまいました(爆)
そのあたりからは結構真剣に地図を見だし、どちらの方向の尾根に道が続いているかと思っていましたが、
やはり北西側の尾根伝いに続いているようでした。
と言う事は、崖っぷちを歩くようです。ほどなく左側の気配がストン!
覗き込むまでの根性はなく、とにかく左に寄り過ぎないようにして、ほとんど消えている踏み跡を辿っていきました。
だいぶ下りて行って、そんなに道路も遠くない気配を感じてきたところで、杉林の中に入りました。
杉林の中は薄暗く鬱蒼としていて、下草もあまり生えていないため、ほとんど踏み跡の判別ができなくなりました。
もうそこからはカンに頼るしかありません(爆)
適当に見当をつけて下りて行くと、一回違う方向に進みはしたものの、ヤバイ雰囲気を察して方向修正をし、
たぶん見事にそれっぽい所から杉林を抜ける事ができました。
下りてきたから出られはしたものの、入るとすれば気が引けまくる雰囲気の場所です(笑)
良い子の皆さんは決して真似などせず、素直に通常の登山道だけを歩くようにしてくださいね!
里山で遭難だなんて洒落になりませんよ〜
と、何とか無事に下山して、次なる山に向かったのであります。
その記録は下記です。
「高岳山 大潟周辺の山 その2」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-305422.html
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