鍋割山・小丸尾根・トレーニングハイク
- GPS
- 07:56
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二股・後沢乗越から鍋割山:林道歩きはやや長いが、歩く人は少なく、静かな山歩きが期待できる。林道終点に鍋割山荘用の水道水のボトルが大量においてあり、ボランティアで山荘まで運ぶよう呼びかけている。トレーニングを兼ねてチャレンジはいかが? 道はよく整備されていて、重い荷を背負っても、さほどの困難なく山荘まで登れる。 小丸尾根:小丸尾根下降点は、小丸山から、小さなアップダウンを繰り返し、二つくらい先の小ピークの道標の中央に(小丸尾根分岐)と書かれているのを見落とさないよう注意して見なければ、見逃しそう。実際、この日も小丸尾根を下ろうとして下降点を見逃して鍋割まで登ってきたハイカーに出会った。 小丸尾根は結構、急で登りに使うと大変かもしれない。木の根がすごく、歩きにくいため、後沢乗越しからの道よりも大変か? |
写真
感想
先週、那須の高原山・釈迦岳で足を痛めた。トレーニング不足と見て、夏山縦走に備え、鍋割山まで水11リットルを運ぶ。家から3リットル+バーナー、コッフェル、食料などを詰めたザックで出発、大倉から二股に出て、西山林道終点で鍋割山荘用の水を積んで足腰を鍛える計画。二股コースは初めて歩くかなーー??。大倉バス停でトイレ、準備体操を済ませ、4m以上の長い林道歩き。西山林道に出て、40分くらい進むと、四十八瀬川、県民の森下る階段付近の休憩所で、山ガール一人、ケータイをいじって休憩中。西山林道は四十八瀬川に沿っており、対岸には三廻林道が県民の森から寄集落方面に向かって続いている。10分くらいで三廻林道に通じる林道分岐とゲートを見て、右の道に入る。やがて二股の研修所の建物が見え、8時半前に二股に出る。途中、追い越された車が置いてある。女性二人が乗っていた。勘七沢を渡り、小丸尾根入口を過ぎ、しばらく西山林道を進むと、先の車の女性二人連れ、挨拶をして話をすると、腕に黄色い腕章、秦野ビジターセンターの職員だった。蓑虫が機から下がって、中の虫が顔を出している様子を撮影中。挨拶をして少し話をして先を急ぐ。四十八瀬川本沢を渡り、ミズヒ沢手前で林道は終点、鍋割山荘の水のデポ地に到着。ここで休憩して補給、4リットルの水二本をザックに詰め込んでいると、先の黒竜ノ滝(県民の森)入口で休憩していた女性が追い越していった。水8リットルを積むとサックはずっしり重い。水を運ぶのは初めてなので、4リットルだけにしようかとも思ったが、軽すぎるし、鍋割まで相遠くないので、2本持ってみた。この程度の重さなら大丈夫そうだーー。すぐに先ほどの女性に追いつき、30分ほどで後沢乗越に到着。ここで少し休憩、補給していると先の女性が追いついてきた。挨拶をして少し話をする。山ガール一年生で伊勢原在住、大山を歩いて山歩きが好きになり始めているという。このコースは初めてなので、水を背負うことはしなかったという。初心者は無理してはいけません。
新緑のまぶしい、ヤマツツジの咲く気持ちのよい山道をゆっくり進み、小一時間で鍋割まで0.8km地点に出る。ここから一登りで偽ピークを越えれば、鍋割山頂だ。ゆっくり進むと若い男性二人のハイカーに抜かれ、先の伊勢原の山ガールにも追いつかれながら、山荘に出た。山頂の写真を撮影し、山荘に入って、小屋の主人に挨拶し、水を渡す。最近は丹沢を歩く人が増え、ひと頃の中高年登山ブームのとき以上で若い人が増えたという。山ガールブームの影響か?山頂付近には一組の老夫婦と見られるカップルが草原にシートを敷いてのんびり昼食を作り休憩、他のベンチには次々に若いハイカーグループが到着。山荘で鍋焼きうどんを食べに行く人が多いようだ。当方は久々にベンチでバーナーを点火してお湯を沸かし、サタケのマジックライスと天野フーズの乾燥カレーに熱湯を入れ、待つ間にスープ(これジフィー・フーズの乾燥卵スープ)をつくり、食べ始める。12時近くなったので、急いで片付け、出発準備。先の山ガールは山頂横の草原にシートを敷いて寝転んで何やら本科資料を読んでいる。私のシートを持ってきて昼寝をすればよかったーー。声を掛けてお先に失礼する。
山頂から縦走路に入り蛭ヶ岳や尊仏ヶ土平を見ながら小丸尾根入口を目指す。小丸山を越え、いくつか枝尾根を見ながら歩くが、小丸尾根入口は結構先で、小丸山と大丸山の鞍部に、道標があるが、うっかりすると見落としそうだ。鍋割から小丸山に向かう途中、間違えて小丸尾根を通り過ぎたという若者に出会った。戻ったほうがよいかと訪ねられたので、急ぐならこのまま鍋割から後沢乗越経由で二股に向かうほうが楽だろうとアドバイス。どちらも時間的には相変わらないだろうが、小丸尾根は結構歩きにくい急降下だった。ミツバツチグリやヤマクワガタの咲く稜線から小丸尾根に入り、最初はしばらく、歩きやすいくだりだったが途中から、根っこが出てきて、段差の多い歩きにくい道になる。また歩きにくいものだから、いろいろなルートが出てきて、どこが歩きやすいか、迷うような場面が多くなる。段差が少なそうと思っても下で急に大きな段差が出てきたりーー結構しんどい。若いカップルを追い抜いて、ぐんぐん下る。
10分くらい下るとアザミの葉が沢山出てくる。そこからさらに20分以上下ると、フジアザミの看板があるが、アザミは見られない。上で見たアザミがフジアザミなのか??葉は違う感じーートネアザミかな??
40分以上下って結構疲れを感じたころ、二股まで0.3kmの道標、上から45分くらいで西山林道に出た。後4km強の林道歩きで大倉へ。結構長く感じるものだ。二股ではビジターセンターの女性職員の車がまだ置いてあった。40分くらいで西山林道と別れ、すぐ大倉集落に出てきた。大倉尾根や三ノ塔尾根の末端が見える。大山の南東尾根や秦野の町の遠望や大倉の畑や働く農家の姿を撮影しながらバス停に到着、バスが来るまで生ビールで火照った体を癒すーー。まだまだトレーニング不足ではあるが、なんとなく夏山縦走も、乗り切れそうな気がしてきたーー。
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