金蘭はもう直ぐ・銀蘭はもうちょっと先かな

2021年04月15日(木) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 20.7km
• 登り: 305m
• 下り: 307m

天候

晴れ

アクセス

自宅 - 小宮公園 間の移動は自転車
平山城址公園周遊は徒歩

写真

今日も八王子浅川の河川敷を小宮公園へ向かいます　遠くに何やら猛禽類らしき鳥が.. でもカメラはリュックの中

せっかくの地上のトビ(鳶)のシャッターチャンスを逃がしてしまいました(涙)

何時もの大岳山でも撮影して気分転換です

最近小宮公園の弁天池ではカワセミの雄が雌に餌を与える求愛給餌が見れるとの情報で行ってみましたが空振り　カルガモ(軽鴨)は池の外で何をしているのでしょう

フデリンドウ(筆竜胆)　開いた状態が綺麗ですが名前の由来はこの様に花の閉じた状態が筆の穂先に似ているからとか... なる程

高い木の上の方のエナガ(柄長)の巣にカメラを向けていると鳥が... これはシジュウカラ(四十雀)でしょうか

オトコヨウゾメが綺麗になりました　光線の加減だけではなく花弁の白がより白くなりました

オトコヨウゾメは雌蕊の赤い柱頭がポイントかも知れません

遠目には目立たない花で殆どの方は通り過ぎてしまいます　良く見ると綺麗で可愛い花なのに勿体ない

他のガマズミの仲間に比べて花の付きはまばらで装飾花もないが落ち着いた品の良さを感じさせる大好きな花です

センダイムシクイ(仙台虫喰)　頭の白い筋から勝手な思い込み　ただこの場所にこの鳥がいたことは間違いありません

小宮公園にキンラン(金蘭)が咲き始めました

さんこうちょうの小道の方が花の付き方が良いとの情報を得てここを下ります

有りました　この道を歩いていれば誰でも出逢えます　
ここで一旦自宅へ戻ります

自宅に戻る前に平山城址公園駅近くに綺麗な花で通行人を楽しませている民家があるので花の撮影をさせて頂きました　ワスレナグサ(忘れな草)

八重のドクダミの花に少し似ていますが葉が全く違います　Google Lensで検索すると一発でイベリス(Iberis)と出ました
一旦自宅へ戻り自転車を置き平山城址公園へ向かいます

平山城址公園六国台の入口でキアゲハ(黄揚羽)　翅は傷んではいないのに何故か飛ばずにいました

他のスミレがなくなった頃から目立ち始めるニョイスミレ(如意菫)

ヤエヤマブキ(八重山吹)　平山城址公園西園のヤマツツジの小径はこの花で始まります

ガマズミ(莢蒾)　オトコヨウゾメと同じガマズミ属ですが大分雰囲気は異なります

キランソウ(金瘡小草) どうも地面を這って咲いてるものの方が印象的ですがこちらもキランソウ

キランソウ(金瘡小草)　同じキランソウでもこれだけの違いがあります

これはササバノギンラン(笹葉の銀蘭)でしょう　開花には未だ1週間は必要かな...

クロモジ(黒文字)　こちらは例年より開花が遅れている様です　この木は高級楊枝の材料です

平山城址公園東園のキンラン(金蘭)　

未だ1株だけで他はギンランも含めて全て蕾か蕾予備軍です

ハルジオン(春紫菀)　茎の中に空洞があり蕾は下を向いていてこの姿が過去の愛を思い返してうなだれている様だとか...

タンポポの綿毛　タンポポは3〜6日で花は終わり綿毛へと変化するそうです　開花から2週間で種を付けた綿毛が一斉に飛ぶらしい

マルバアオダモ(丸葉青梻)　アオダモとの違いはアオダモは葉の縁がギザギザなのに対しこれは滑らかだとか...

平山城址公園の展望広場からの大岳山　今日は富士山は雲の中でした

キュウリグサ(胡瓜草)　葉がキュウリの匂いがするという　ワスレナグサと似ていますが大きさが全く違いこちらは極小

ヤブレガサ(破れ傘)　若葉が土から出たときに葉がすぼめた傘のような形になりますが今はこの状態　これから咲く花は面白い構造です

キツネノボタン(狐の牡丹)　山野に育つ可憐なウマノアシガタとは大きく異なりまさに雑草そのもの

レンゲソウ(蓮華草)　根粒バクテリアが寄生して空気中の窒素を固定し自然の肥料としてくれる昔からの農法

この花をアップで見ると一つ一つがマメ科の花の特徴をしていることが分かる　宮嶽谷戸にて

ヘビイチゴ(蛇苺)　外側の副萼片が花より大きいものはヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)だがこの花の副萼片は小さいのでヘビイチゴ

ホタルカズラ(蛍葛)　初めての出逢いは高川山でしたがその後色々な所でお目にかかれます

ベニシジミ(紅小灰蝶)　撮影の角度のせいかジェット機の様な形でセセリ蝶に似ています

白いラッパスイセン　色によって花言葉が異なるらしい　白は「尊重・神秘」　黄色は「私のもとへ帰って来て」　白がいいな...

アメリカフウロ(アメリカ風露)　北アメリカより牧草などと共に持ち込まれた帰化植物で雑草扱いだが中々綺麗です

ジシバリ(地縛り)　この花はこの様に群がって咲いていることが多いです　花はキク科の中でも小さい方でしょうか

スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)　スジグロという名のとおりモンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分けられる

シラン(紫蘭)　鮮やかな色合いだが国産の野生のラン　植栽花としても人気

ヒメウツギ(姫空木)　背丈が小さいが花の大きさは他のウツギと変わらない

[番外編 東京薬科大学]　
ウコンザクラ(鬱金桜)　最初は薄緑色の花びらが徐々に花芯からピンクに変化していく

[番外編 東京薬科大学]　
ミツバアケビ(三つ葉木通)　ツツジに三つ葉と五葉(ごよう)がある様にこちらも五葉木通があります

[番外編 東京薬科大学]　
ヒメハギ(姫萩)　ここの姫萩は極小で見つけるのが大変ですが1株だけ開花していました

[番外編 東京薬科大学]
フデリンドウ(筆竜胆)　私にとってフデリンドウと言えば東薬大　それだけ馴染み深い花です

感想

ランツベルク

4月10日(土)に小宮公園でエナガ(柄長)の10団子を多くの方が撮影されたらしい。今日は私もそれを狙っていたのですが全くの不発、ただ先週もアップしたオトコヨウゾメが更に綺麗になり大満足です。

もうそろそろ金蘭の咲く季節かと今日は平山城址公園をコースに組み入れましたが最初に訪問した小宮公園で開花寸前の金襴を数カ所で発見しました。肝心の平山城址公園ではもう直ぐ開花しそうな金蘭が1輪だけでしたが時間の問題で金蘭、銀蘭が咲き乱れることでしょう。

今日は雨の心配もなく湿度の低い爽やかな天候で多くの花に出逢え満足の散策でした。

[番外編]は4月11日(日)撮影のものです。東京薬科大学は1年以上部外者の立ち入りを禁じていますが学生が殆どいない日曜日に北門から正門までの通行だけは目をつぶっている様です。今回の花はこの時期ならではの花なので撮影させて頂きました。

Landsberg