山行記録: 高山（湯の沢ルート&#12316;峨瓏峡ルート）

記録ID: 3079618

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ハイキング

東北

高山（湯の沢ルート〜峨瓏峡ルート）

2021年04月15日(木) [日帰り]

kmbiketrek

GPS: --:--
距離: 9.4km
登り: 411m
下り: 392m

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コースタイム

(湯の沢まで）
06:36大館市街地出発〜国道7号線西進
07:16横岩の信号で左折
07:27国道7号線に戻る
08:36二ツ井できみまち阪方面へ左折
08:43琴音橋の先の信号で右折し北上
09:34湯の沢で右折

（高山）
09:40駐輪し分岐路へ左折〜右分岐路3つ有
09:47 T字路右折
09:49 Y字路右折
10:00階段出現
10:11ベンチの有る小ピーク
10:18登り返し
10:34山頂
11:58峨瓏ルートで下山開始
11:03登り返し×2
11:06左折
11:12 Y字路左折
11:19 T字路右折〜未舗装車道
11:36 T字路左折し沢沿いの道に
12:06滝の沢橋
12:09白糸二段の滝
12:13峨瓏峡隧道〜舗装路に
12:20県道に出て峨瓏大滝に寄る
12:24県道317号線を南下
12:36バス停で左折
12:39左折
12:44 T字路左折し自転車は一旦スルーし直進
12:51銚子の滝
12:54自転車回収

（帰路）
12:58 T字路左折し県道317号線南下
13:39 T字路左折し東へ
13:45国道7号線東進
14:31道の駅たかのすの足の湯に寄る
14:43再出発
15:06早口駅方面へ右折
15:18国道7号線〜帰路

天候	不安定（曇り時々小雨&霰&晴れ）
過去天気図（気象庁）	2021年04月の天気図
アクセス	利用交通機関：自転車　この日はどの予報でも一日晴れの筈だったし、歩道の雪も完全に消えているであろうから、今までで一番の遠出をしてみることにする（片道約45km）。　先ずは大館中心市街地より国道7号線で西進。横岩の交差点で左折して早口駅方面へ抜け、直進して国道7号線に戻る。この頃から既に雲行きが怪しい。雲が分厚くて時々小雨が降る。今回は舗装路だけの筈なのでロードバイクで出掛けのだが、自転車様のスペースが殆ど無く大型車両がバンバン走っている車道の端を走るより、多少常態が悪くても分離された歩道部分を走る方が安心出来るので、今回も歩道部分を走っていたのだが、やはり小さな凹凸は有るしマウンドアップも有るし結構緩い上り下りは有るし直線部分は少ないしで、殆どスピードが出せない（歩行者は略皆無なのだが）。自転車用の環境がもっと整えられて欲しい。　二ツ井の道の駅まで来たらきみまち阪方面へ左折。きみまち阪公園は今日から桜祭の様だが、桜はまだ全て蕾だ。琴音橋を渡ったら次の信号で右折して、その儘延々北上。国道と違って歩道が分離され部分は少ないが、その分交通量が少ないので気楽。だがまた小雨が始まり、時々霰まで混じる。風も強くなって来て走り難い。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	湯の沢の看板が見えたら右折し坂を上る。道が右にカーヴする手前に左に分岐路が有り、高山登山道の標識が出ているので、近くに適当に駐輪して進む。「雪中キャンプ場」を過ぎて未舗装路になるといきなり右に急な分岐路が有り、近くに登山口標識が有るので一寸混乱したが、その儘未舗装車道を進んでみたが、これが正解の様だ。路面状態は直ぐ悪化して車では通れない様になり（恐らく以前は重機用の道だったのではないか？）、右に分岐路が更に2つ。その先のT字路とY字路は右折するのだが、それぞれ金属プレートの立派な標識が立っており、迷う心配は無さそうだ。最初は杉林の中でぬかるみも有ったりするが、よく整備されていて歩き易い。　やがて傾斜が急になると雑木林に変わり、急斜面に丸太の階段が設けられている。同様の階段はその先の急斜面にも全て設けられいて、予想以上に丁寧に手入れされいることに驚く。高度を上げると次第に背後の樹間から下界が見える様になる。　一度ピークらしき所に出て、ベンチと標識が有るものだから、「えっ、ここが山頂？　眺望全然無いじゃないか！」と一寸混乱したのだが、その先へ続く道はまだ上りであることに気付いたので、細い尾根を更に登り、一度下って登り返して山頂へ。山頂直下は木々が少なく笹薮だけなので、もっと高い山に登ったかの様な感覚を覚える。　山頂部はやたらと広く、Googleの航空写真でも判別出来る程刈り払われており、東家とベンチ、山座同定盤が設けられている。東半分が大きく開け、周囲に遮るものが少ないので、標高388mと云う地味な低山ながら、大分開放感が有る。この日は生憎の曇りで見通しが悪かったのだが、もっと晴れている時なら多分海の方まで見えるだろう（多分海沿いの能代の火力発電所らしき影が見えた）。東側の能代の山々は馴染みが無いので良く解らない。南西のぼんやり浮かんでいたシルエットは恐らく鳥海山。田代岳等は山頂直下からは見えるが、東屋の辺りまで来てしまうと木々に隠される。誰も居ないし昼寝でもしたかったのだが、風は強いし雲は厚いしで肌寒くて休める感じではない（ポットに冷たいジュースではなく熱いお茶を入れて来て正解だった）。　来た道をこのまま戻っても良いのだが、時間と体力にまだ余裕が有ったので、北東の方へ下る「峨瓏峡」コースを下ってみる。杉林と雑木林の混じる道で、こちらも急斜面には階段が設けられている。直ぐに二度登り返し、左折して尾根を外れ、次のY字路は左折（ここも標識が有って迷わない）。ここまでも割と広い道が続いていたが、T字路を右折すると、今度ははっきりと未舗装車道になる。恐らく伐採重機用の道を再利用したものだろう。　ここまでは特に面白い道ではなかったのだが、次にT字路で左折して谷間を沢の左岸沿いに西へ下る様になると、今後は無数の滝や岩や苔の光景が楽しめる様になる。ぽたぽたレヴェルの雫滝から、落差数十mの段々滝まで色々有り、砂防ダムも幾つか有る。「滝の沢橋」と云う短い橋を渡ると間も無く「白糸二段の滝」と云う美事な大滝。特に上の段は精工な織物の様な模様が紡がれ、見ていて飽きない。ここで1台の車と遭遇。この日登山中に遭った人はこの2人だけ。そこから「峨瓏峡隧道」と云う短いトンネルを潜ると、後は舗装路に変わる。　やがて県道に出るのだが、ここで一寸右隣の「峨瓏大滝」に寄ってみる。歩道が整備されていて直ぐだ。落差12mだそうで見応えが有る（滝ペディアでは何故か40mと書かれているのだが。http://www.takipedia.com/index.php?page=detail&id=2546&date=）。　そこから県道317号線をてくてく南へ下って、バス停の立っている所から左折し、更に左折。坂を上って「ホテルゆとりあ藤里」の脇を過ぎ、T字路を左折すると、自転車を置いておいた登山口付近へ出る。折角なのでその儘直進し、「湯元なごみの湯」の脇を過ぎ、「湯の沢神社」の奥に「銚子の滝」が有る。こたら右折し坂を上る。道が右にカーヴする手前に左に分岐路が有り、高山登山道の標識が出ているので、近くに適当に駐輪して進む。「雪中キャンプ場」を過ぎて未舗装路になるといきなり右に急な分岐路が有り、近くに登山口標識が有るので一寸混乱したが、その儘未舗装車道を進んでみたが、これが正解の様だ。路面状態は直ぐ悪化して車では通れない様になり（恐らく以前は重機用の道だったのではないか？）、右に分岐路が更に2つ。その先のT字路とY字路は右折するのだが、それぞれ金属プレートの立派な標識が立っており、迷う心配は無さそうだ。最初は杉林の中でぬかるみも有ったりするが、よく整備されていて歩き易い。　やがて傾斜が急になると雑木林に変わり、急斜面に丸太の階段が設けられている。同様の階段はその先の急斜面にも全て設けられいて、予想以上に丁寧に手入れされいることに驚く。高度を上げると次第に背後の樹間から下界が見える様になる。　一度ピークらしき所に出て、ベンチと標識が有るものだから、「えっ、ここが山頂？　眺望全然無いじゃないか！」と一寸混乱したのだが、その先へ続く道はまだ上りであることに気付いたので、細い尾根を更に登り、一度下って登り返して山頂へ。山頂直下は木々が少なく笹薮だけなので、もっと高い山に登ったかの様な感覚を覚える。　山頂部はやたらと広く、Googleの航空写真でも判別出来る程刈り払われており、東家とベンチ、山座同定盤が設けられている。三角点はでかい。二等か三等だろうか。東半分が大きく開け、周囲に遮るものが少ないので、標高388mと云う地味な低山ながら、大分開放感が有る。この日は生憎の曇りで見通しが悪かったのだが、もっと晴れている時なら多分海の方まで見えるだろう（多分海沿いの能代の火力発電所らしき影が見えた）。東側の能代の山々は馴染みが無いので良く解らない。南西のぼんやり浮かんでいたシルエットは恐らく鳥海山。田代岳等は山頂直下からは見えるが、東屋の辺りまで来てしまうと木々に隠される。誰も居ないし昼寝でもしたかったのだが、風は強いし雲は厚いしで肌寒くて休める感じではない（ポットに冷たいジュースではなく熱いお茶を入れて来て正解だった）。　来た道をこのまま戻っても良いのだが、時間と体力にまだ余裕が有ったので、北東の方へ下る「峨瓏峡」コースを下ってみる。杉林と雑木林の混じる道で、こちらも急斜面には階段が設けられている。直ぐに二度登り返し、左折して尾根を外れ、次のY字路は左折（ここも標識が有って迷わない）。ここまでも割と広い道が続いていたが、T字路を右折すると、今度ははっきりと未舗装車道になる。恐らく伐採重機用の道を再利用したものだろう。　ここまでは特に面白い道ではなかったのだが、次にT字路で左折して谷間を沢の左岸沿いに西へ下る様になると、今後は無数の滝や岩や苔の光景が楽しめる様になる。ぽたぽたレヴェルの雫滝から、落差数十mの段々滝まで色々有り、砂防ダムも幾つか有る。「滝の沢橋」と云う短い橋を渡ると間も無く「白糸二段の滝」と云う美事な大滝。特に上の段は精工な織物の様な模様が紡がれ、見ていて飽きない。ここで1台の車と遭遇。この日登山中に遭った人はこの2人だけ。そこから「峨瓏峡隧道」と云う短いトンネルを潜ると、後は舗装路に変わる。　やがて県道に出るのだが、ここで一寸右隣の「峨瓏大滝」に寄ってみる。歩道が整備されていて直ぐだ。見応えが有る大滝で、色々なサイトで落差12mとか紹介されているが、滝ペディアでは40mと書かれている（http://www.takipedia.com/index.php?page=detail&id=2546&date=）。　そこから県道317号線をてくてく南へ下って、バス停の立っている所から左折し、更に左折。坂を上って「ホテルゆとりあ藤里」の脇を過ぎ、T字路を左折すると、自転車を置いておいた登山口付近へ出る。折角なのでその儘直進し、「湯元なごみの湯」の脇を過ぎ、「湯の沢神社」の奥に「銚子の滝」が有る。これも落差20mとか18mとか、情報が一定しないが、まぁ美しい。　後は自転車を回収し、元来た道を戻るだけ。やはり歩道を走った方が安心出来るが、ロードバイクで走るには些か状態が悪い。鷹巣まで来たら道の駅の足の湯で一休み。少し活力を取り戻したところで家路を急ぐ。自転車で往復90㎞近く。ずっと自転車を漕ぎ続けたサイクリングとしては今回が私の最長記録だ。
その他周辺情報	（「道の駅たかのす」の足湯）　利用は無料。ここはバイオマス発電で湯を沸かしている。現在進行している第四次産業革命の津波はこの地にどの程度まで押し寄せて来るだろうか心配になる。先日の県知事選では風力発電を訴える候補も居た。大多数の人間は再生可能エネルギーに潜む大きな落とし穴なんて勉強していないだろうが、再選した佐竹知事はどう見ても新しい時代の問題を認識出来る能力が有る様には見えない。まぁ愚かな市民は愚かな指導者しか選べないものだ。衰退の時代はこの先も続くだろう。

感想

kmbiketrek

　片道45㎞近くは些かしんどいが、時間にして3時間弱。田代岳の大広手と荒沢コースだったら登山口まで距離はこれより短いものの4～5時間位は掛かるので、どちらがしんどいかは評価に迷うところ。見晴らしが大変良いので、標高400mに満たない低山にしては随分と開放感が有る。今度はもっと天気の良い日に訪れたい。雑木林が多いので、紅葉の時期に来てみるのも良いだろう。無数の滝も素敵。整備もしっかりされていて、数少ない観光資源を最大限利用している感じがする。藤里町の山は基本的に車が無いと行けない所が殆どなので、私の様なアンチ自動車派には縁が無いのだが、この高山だけは舗装された車道から直ぐだし、登山口の標高も高くないし（標高90m位）、ハードルは比較的低い（因みに近くのバス停は今は使われていないらしく、試しに調べてみたら、公共交通を利用した場合は自転車を利用した場合より数時間以上掛かる様だ）。

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