会津駒ヶ岳・中門岳〜天気予報に翻弄された山行〜

2021年04月26日(月) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,441m
• 下り: 1,440m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:29

5:41 会津駒ヶ岳登山口
6:02 6:12 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:43 6:45 ヘリポート跡
7:24 7:24 水場
9:07 9:07 会津駒ヶ岳
9:39 9:44 中門岳
10:16 10:20 会津駒ヶ岳
10:29 10:43 駒の小屋
11:09 11:09 水場
11:39 11:39 ヘリポート跡
11:58 12:00 会津駒ヶ岳滝沢登山口
12:10 会津駒ヶ岳登山口

水場の少し上で20分の朝食休憩

天候

曇り(粉雪有り)一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：会津高原尾瀬口14:10発バス　※前泊
復路：駒ケ岳登山口12:57発バス

コース状況／危険箇所等

アイゼンが必要なレベルの雪は1300m付近の国有林看板の先、ヘリポート直下から。
前夜の冷え込みで朝は締まっていたが下山時は水場より下は腐っていた。
一部トレース不明瞭。ヘリポート〜水場間のルートが分かり難い。

その他周辺情報

登山口正面の民宿すぎのやに前泊。
料理と温泉が最高。
https://suginoya2113.jimdofree.com/

写真

4/26 5:41

出発！この時点で雲が怪しい

4/26 5:48

厳冬期はここからショートカット出来るそうだけど、もう夏道の近道しか使えなくなってる

4/26 5:51

上がってくる場合は近道の標識が有り分かり易い

4/26 6:00

下りはピンテしかない

4/26 6:00

とにかく雲が気になる…晴れ予報だったのに…

4/26 6:09

必ずと言って良いほどレコに上がる取り付きの階段、白くなってるのは前夜に少しだけ降雪が有ったから(午前中に溶けた)

4/26 6:28

国有林看板のチョイ先でこんな感じになるのでアイゼンを付ける

4/26 6:44

ヘリポート通過、この時点では晴れてくる事に期待を持てたが…

4/26 6:44

尾根の向こう、新潟側から雲が湧き続ける

4/26 7:07

ブナ林の尾根道は気持ち良いですけどねl

4/26 7:33

山頂…かな？この時点ではかろうじて晴れてたのだが

4/26 8:27

雲が増えてきた…ヤバイ

4/26 8:37

まだ綺麗な景色

4/26 8:41

正面のピークに駒の小屋の三角屋根が見える(チョットだけ)

4/26 8:48

駒の小屋の直下でガスってしまい…30分…いや、45分早く来る必要が有った…

4/26 8:52

前夜の降雪で霧氷は綺麗ですけどねぇ

4/26 9:07

一応登頂、ほぼ眺望無し

4/26 9:07

駒の小屋すら見えない…

4/26 9:09

三岩岳方面はまだかろうじて眺望有り

4/26 9:12

予報では午後に向けて回復傾向なので取り合えず中門岳に向かい時間を稼ぐ

4/26 9:12

新潟側はもう全然ダメ

4/26 9:16

三岩岳への縦走もしてみたい、夏だと藪漕ぎになるんですっけ？

4/26 9:39

駒ヶ岳方面を振り返る、うん、綺麗っすね

4/26 9:40

この辺が中門岳の山頂だろうか？GPSをみて何となくこの辺という事で

4/26 9:40

かろうじて山並みは見えるものの何が何やら

4/26 9:45

戻ろう

4/26 9:46

戻る途中で尾瀬が見えた！…けど燧ヶ岳と至仏山の山頂は雲の中、標高から推測するに2000mより上は雲ですね

4/26 10:06

とか言ってるうちにこちらはホワイトアウトの2歩手前、これ下りの尾根でもこの調子だとヤバイなと思いながら歩く

4/26 10:17

回復傾向なんて嘘でした、ますます酷い事に

4/26 10:28

取り敢えず駒の小屋まで来て天気待ちをするかどうか悩む、結論としては下りる事に決める

4/26 10:48

駒の小屋直下は尾根がメッチャ広い、ここがホワイトアウトしたらGPSと睨めっこしても下るのは怖い

4/26 11:12

怖！ピンテが有るのですぐ側をトレースが通ってるけど運が悪いと崩落に巻き込まれそうな気がする

4/26 11:19

天気待ちをした場合にリミットと思っていた11:30間近で山頂方面はこんな感じ、やはり下りるしかなかったか…

4/26 11:39

未練がましく振り返るが…やっぱダメですね

4/26 12:10

色んな意味でお疲れです、左奥に見えるのが前泊した民宿すぎのや

4/26 15:16

おまけ1：帰りのリバティ、スペーシアは車両が古いけどこちらは快適

4/26 16:30

おまけ2：下今市で偶然見かけたSL大樹

4/25 18:09

おまけ3：すぎのやは料理が美味い！＆ボリューム満点、山菜に鮎に鴨鍋

4/25 18:19

おまけ3：鴨鍋の中身

4/25 18:35

おまけ3：締めが舞茸ご飯と蕎麦の2種、お腹いっぱい

4/25 17:04

おまけ4：前日に事故発生、水場の下の急斜面で滑落したらしい、確かにあそこは道も分かり難いうえ傾斜がきつく下山時には雪が腐って一番の危険地帯だった

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル 輪カンジキ ストック

感想

shige_verde

天気予報大外れ、その一言に尽きた。
かろうじて休みが取れる日で晴天予報を狙ったが、残念な結果。
土曜は晴れたらしいけど木曜まで曇り予報で急に変わったので予定変更が出来なかった。

天気以外はとても良かったのだが…。
前泊したすぎのやさんは大満足の宿だったし、残雪の駒ヶ岳はガスが掛かるまではとても綺麗だったし、中門岳への稜線もかろうじて見れたし。
登山は眺望目的の自分としては、まあ及第点の登山と言う所。

今回は前夜の雪予報と想像以上に踏み抜きが多い場合に備えてワカンを持参したが出番無し。
好天予報だったので上で昼食をと思って調理器具と水も持ち上げたがこれも出番無し。
合計で2.5kgくらいは重りを運んだかな？
まあ半分以上は無駄覚悟でトレーニングと思って持って行ったから良いのだけど。

反省点かつかなり焦ったのが下りで本気で道迷いしてしまった事。
水場の少し下で夏道が右に曲がっていた様なのだが雪面を真っ直ぐ下りてしまった。
その後も右往左往。
無理矢理ルートに戻すために急斜面をトラバースしたり、少し危ない事もやっていて大反省。
ルーファイ能力を上げねば。
ただ一つ言い訳させてもらうなら他の方のレコでも間違え報告が有ったので、かなりの道迷いポイントなのだと思う。

ここはアクセスが不便なのが最大の欠点の山なので再訪はかなり先かな？
GWまでは残雪を楽しみたいと思っているけど、雪が残っている地域は軒並み天気が悪そう。
レコを見返すと去年のこの時期も悪天候で全然登山に行けてなかった事を思い出した。
お願いだからもう少し天気安定してください。