記録ID: 3138896
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
日程 | 2021年05月02日(日) ~ 2021年05月03日(月) |
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メンバー | |
天候 | 5/2:晴れのち曇り。午後強風、時々霰。 5/3:晴れ。午前強風。 |
アクセス |
利用交通機関
行き:西武秩父駅からバスに乗り、小鹿野役場前でバスを乗り換え坂本へ。
電車、
バス
帰り:三峰口駅から秩父鉄道に乗って帰宅しました。
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 8時間6分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 8時間6分
- 2日目
- 山行
- 14時間18分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 14時間18分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 清滝小屋利用で、1泊2日で以前から一度行ってみたかった縦走路を歩いて来ました。 兎に角荷物が重たかったです。その所為もあったのか八丁尾根序盤でまた股が痙りました。2日目は初日のその恐怖がありましたので、意識的にセーブして歩きました。 今回秋の谷川連峰縦走に引き続き、外付けでマットを持って行きましたが、木の枝に引っ掛かりまくって、四期荻などで危険を感じたので、なるべく早めにエアーに切り替えようかと思います。 以下各区間に簡単なコメントつけました。参考になりましたら幸いです。なお、今回の行程は一般登山道含め、難路が多いため、道迷い・滑落にはご注意下さい。 坂本〜大岩:河原沢を遡行する道は、所々ピンクテープが設置してありますが、これを完全に頼って歩くと危険な場合がありますので、谷底を歩くか高巻くか慎重な判断が必要です。また今回、お恥ずかしながら途中支流に迷い込んでいます。二俣に分かれる所では、お間違えないように。 大岩〜八丁峠:沢を詰めて峠へ至る登山道のため、道幅の狭い急登をトラバースしていく道となっており、谷底を歩いていた時よりも緊張感ありました。 八丁峠〜両神山:有名な岩尾根です。一般の実線ルートですが、鎖場が数十カ所出て来ます。難易度的には8級程度の岩場なので、鎖無くても登り降り可能です。ですが、割と序盤で股が痙ってのっそり歩きになるし、途中から強風が吹いて来たり、霰が降ってきたりと通り抜けるのに苦労しました。 両神山〜清滝小屋:神社と清滝小屋の間に数カ所鎖場があります。意外と疲れます。個人的には何故か降るより登る方が楽。 清滝小屋:現在は無人の避難小屋として解放されていますが、元々は山小屋だったので、部屋は広くて快適でした。現在も維持管理されていて、冬場を除き、蛇口から湧き水は出るし(直接飲用不可)、トイレは男女別で電気は付くし、なんと水洗でした。 梵天尾根〜白井差峠:兎に角アップダウンがキツい。ミヨシ岩のような危険箇所もあります。大峠で水の入れ替えをしていた時、ボトルを倒して300L程水を失いました。 白井差峠〜芋堀ドッケン:白井差峠から先はバリルート。基本的には歩きやすい道が続きます。1441m峰と1424m峰の間に巨岩の峰が2つありますが、2つとも進行方向左から巻く事が出来ました。芋堀ドッケン周辺は特に道迷いに注意。ここまで道標の役割を果たしてくれていた赤い境界見出標とお別れ。これ以降テープも少なくなります。 芋堀ドッケン〜四期荻:岩峰の1331m峰は巻けそうだったので巻いてやり過ごしました。基本的には歩きやすい道が続きますが、道迷いには要注意。 四期荻:本旅の核心部。最初は大岩にぶつかるまで普通に岩尾根を進み、大岩にぶつかったら進行方向右に少しトラバースして、登りやすそうな所から上に上がる。上がったら二子山西岳の稜線のような狭い岩尾根を進み、暫く歩くとまた大岩にぶつかるので、先程と同じように進行方向右に少しトラバースして、登りやすそうな所から上に上がる。核心部はここまでですが、その後も気を緩めずに。また、山頂から降る際、安心して方向を間違えないようにご注意下さい。 四期荻〜秩父御岳山:1082m峰が意外と急登でキツかったです。途中切り通しがあって、一度林道に出る所があります。林道をそのまま下っても下山可能。秩父御岳山山頂直下は、鎖とロープが付いた急登になっていますが、本日最後の急登だと思うと、それ程苦ではなかったです。 秩父御岳山〜タツミツ:タツミツというだけあって、狭く長い龍の体のような細尾根・トラバースが続く意外と油断出来ない道でした。 タツミツ〜登山口:ゆる〜く長い下りが続きます。鉄塔を過ぎた辺りから道がザレて歩き辛かったです。 登山口〜三峰口駅:のんびり歩いて15分の道のり。途中登山口に近い所に綺麗なトイレがありました。 |
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過去天気図(気象庁) |
2021年05月の天気図 [pdf] |
写真


時間が押していましたが、明るい時間までに核心部の四期荻に辿り着けそうである事、もし三峰口駅に着くのが遅くなったらそこで野宿すれば良いし、仮に四期荻が太刀打ち出来ず引き返して来るとしても、中双里まで降りてそこで野宿するつもりで(幸い気温も麓なら低くはない季節で、マットと寝袋はある)、トライしてみる事にしました。
感想/記録
by Eric_Trophy
疲れました。もう暫く両神山はいいですね。
中には日向大谷〜梵天尾根〜白井差峠〜三峰口駅間を日帰りされる方もいらっしゃるようなのですが、信じられないですね。トレラン始めようかな…。
ところで、ヤマレコの記録を覗くと、同日白井差峠から三峰口駅間で僕を追い抜いた方がいらっしゃったはずなのですが、見掛けませんでした。僕がどこかを巻いている内に、稜線を通過されたんでしょうか?お会いしたかったですね。
中には日向大谷〜梵天尾根〜白井差峠〜三峰口駅間を日帰りされる方もいらっしゃるようなのですが、信じられないですね。トレラン始めようかな…。
ところで、ヤマレコの記録を覗くと、同日白井差峠から三峰口駅間で僕を追い抜いた方がいらっしゃったはずなのですが、見掛けませんでした。僕がどこかを巻いている内に、稜線を通過されたんでしょうか?お会いしたかったですね。
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コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 両神山 (1723.33m)
- 秩父御岳山 (1081m)
- 芋堀ドッケン (1464m)
- 清滝小屋 (1290m)
- 三峰口駅 (318m)
- 養老の滝 (1316m)
- 西岳 (1613m)
- 東岳 (1660m)
- 前東岳の岩場
- 坂本バス停 (508m)
- 八丁峠
- 両神神社 (1627m)
- 行蔵峠
- 龍頭神社奥宮 (1550m)
- 大岩 (960m)
- 茂荻山(四期荻) (1188.3m)
- 倉明山(滝ノ沢) (1333.6m)
- (小森)十二天山 (1090m)
- 長井屋峠
- 石舟山(ミヨシ岩) (1465m)
- 梵天岩 (1450m)
- 横箱山(梵天ノ頭) (1476.8m)
- 井戸山 (1436m)
- 小岩峰 (1331m)
- 舟ガババ (1460m)
- 弘法之井戸 (1221m)
- 鈴が坂 (1380m)
- 大峠 (1338m)
- 白井差峠
- タツミチ (860m)
- 二番高岩 (511m)
- 遠土の上 (732.9m)
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