また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 3180008
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

奥美濃 若丸山 満開のシャクナゲと展望の待つ稜線へ

2021年05月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:16
距離
11.7km
登り
1,122m
下り
1,102m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:44
休憩
1:33
合計
11:17
5:55
344
塚白椿隧道入口駐車場
11:39
13:12
240
17:12
塚白椿隧道入口駐車場
天候 朝曇り、後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大垣方面から国道303号線で奥いび湖、さらに揖斐川沿いに国道417号線で北上。徳山ダムを越えて塚白椿隧道(トンネルです)出口左側にある駐車スペースから往復。立派な公衆トイレ有り(ただし電燈はないので夜間は真っ暗かも)。
道路を隔てて国道417号線を福井県へとつなぐ新しい冠山峠道路建設現場がある。これが出来ると冠山林道を通る車はさらに減るでしょう。
コース状況/
危険箇所等
藪を避けて歩ける残雪期ではなく、雪が消えシャクナゲ咲く5月の状況です。

●取付はすぐ分かりますが下山時は尾根を外れる場所を見逃してしまいました。

●尾根にあがれば素晴らしいブナ林の新緑の尾根。897.1m地点(ブナ紅葉の素敵な梨ヶ平への分岐:テープ目印有り)まではなだらかな尾根。二重山稜地形もあるのでガスにまかれたときは注意です。

●梨ヶ平分岐で尾根は急角度で北に方向をかえる。下り口が少し急。

●シャクナゲの藪は1,072m手前から現れます。登りは左斜面に逃げがちですが、いずれ岩や灌木の急斜面となり進めなくなります。

●山頂への登り(標高差約200m)も藪が続き、急斜面で岩もあり。

●山頂肩に出ても灌木ブッシュは続く。背丈が低く視界が得られるものの山頂までかなり時間がかかります。灌木のひどい尾根筋を逃げようとすると切れ落ちている(特に北面)ので注意。

●下りは山頂肩から尾根にのるのが難しい。灌木で下り方向の視界がなく、尾根自体も急、ルート修正も激藪の急坂でとても厳しいです。

●目安は適度な休憩を入れて登り6時間、下り6時間。藪のため登りも下りも同じくらい時間がかかります(残雪がない場合)。
その他周辺情報 時節がらどこも立ち寄らず。
藤橋村「道の駅 星のふる里ふじはし」に併設、
いび川温泉「藤橋の湯」
https://www.ibikogen.com/michinoeki.html
【シャクナゲを求めて奥美濃へ】
奥美濃はシャクナゲの藪が有名。ならば花も素晴らしいはず。藪漕ぎ覚悟で目指した若丸山は期待に違わず素晴らしい花と展望でした。
2021年05月14日 12:07撮影 by  iPhone XS, Apple
3
5/14 12:07
【シャクナゲを求めて奥美濃へ】
奥美濃はシャクナゲの藪が有名。ならば花も素晴らしいはず。藪漕ぎ覚悟で目指した若丸山は期待に違わず素晴らしい花と展望でした。
【シャクナゲ満開】
梅雨入り前の好天の日をとらえ、満開になった花のタイミングに上手く出会えました。
2021年05月14日 13:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:57
【シャクナゲ満開】
梅雨入り前の好天の日をとらえ、満開になった花のタイミングに上手く出会えました。
【奥美濃の盟主の大展望】
360°開けた展望。能郷白山の雄大な眺めが素晴らしい奥美濃でもイチオシの山頂。
2021年05月14日 13:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:04
【奥美濃の盟主の大展望】
360°開けた展望。能郷白山の雄大な眺めが素晴らしい奥美濃でもイチオシの山頂。
【奥美濃南部主稜線パノラマ】
なかなかに難しい奥美濃の山座同定。
2021年05月14日 12:17撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 12:17
【奥美濃南部主稜線パノラマ】
なかなかに難しい奥美濃の山座同定。
早朝のハイウェイを大垣方面、揖斐川上流へ。シルエットの御嶽山や奥美濃の山々。
2021年05月14日 04:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 4:31
早朝のハイウェイを大垣方面、揖斐川上流へ。シルエットの御嶽山や奥美濃の山々。
国道417号は塚の白椿隧道を抜けると林道に名前が変わり道も狭くなる。ここの左手に駐車スペースと公衆トイレがあるので車を止めます。天気予報よりも以外と雲が多い天気でした。
国道417号は塚の白椿隧道を抜けると林道に名前が変わり道も狭くなる。ここの左手に駐車スペースと公衆トイレがあるので車を止めます。天気予報よりも以外と雲が多い天気でした。
道路を隔ててあるのは2022年完成予定の国道冠山峠道路工事の現場(下山後に撮影)。
2021年05月14日 18:15撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 18:15
道路を隔ててあるのは2022年完成予定の国道冠山峠道路工事の現場(下山後に撮影)。
国道を渡り作業小屋の裏から山へ。しばらくは小さな沢を使ってかすかにある先人の踏み跡をたどりますが、じきに消えて後は適当に尾根へ。
2021年05月14日 06:04撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 6:04
国道を渡り作業小屋の裏から山へ。しばらくは小さな沢を使ってかすかにある先人の踏み跡をたどりますが、じきに消えて後は適当に尾根へ。
見下ろす国道。
この日、梅雨前線は南に下がるものの残った雲はなかなか取れず、日差しは昼前まで待つ事に。
2021年05月14日 06:12撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 6:12
見下ろす国道。
この日、梅雨前線は南に下がるものの残った雲はなかなか取れず、日差しは昼前まで待つ事に。
尾根に上がれば新緑まぶしいブナ林。奥美濃はこの時期、これがたまらない。
2021年05月14日 07:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 7:05
尾根に上がれば新緑まぶしいブナ林。奥美濃はこの時期、これがたまらない。
目指す花房山山頂はまだ雲の中。
日差しが出ないうちに高さを稼いでおこう。
2021年05月14日 07:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 7:28
目指す花房山山頂はまだ雲の中。
日差しが出ないうちに高さを稼いでおこう。
久々の本格的な奥美濃の山。しばらく鈴鹿ばかり登っていたので新鮮です。
2021年05月14日 08:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 8:31
久々の本格的な奥美濃の山。しばらく鈴鹿ばかり登っていたので新鮮です。
足元にはイワウチワ。
今が見頃。
2021年05月14日 08:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 8:57
足元にはイワウチワ。
今が見頃。
1,072mへの登りから現れる灌木ブッシュ。
奥美濃名物の藪漕ぎスタートか?
2021年05月14日 08:59撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 8:59
1,072mへの登りから現れる灌木ブッシュ。
奥美濃名物の藪漕ぎスタートか?
ミツバツツジ。
2021年05月14日 09:02撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 9:02
ミツバツツジ。
樹間から見えたのは花房山(1,189.5m)。
2021年05月14日 09:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:04
樹間から見えたのは花房山(1,189.5m)。
うわ、まだ新しい!
絶対いるよ…だって奥美濃だもん。
2021年05月14日 09:08撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:08
うわ、まだ新しい!
絶対いるよ…だって奥美濃だもん。
尾根筋の灌木ブッシュから逃げ気味に登るも行き詰まり…突っ込むしかない。
2021年05月14日 09:09撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 9:09
尾根筋の灌木ブッシュから逃げ気味に登るも行き詰まり…突っ込むしかない。
ウスギヨウラク。
2021年05月14日 09:20撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:20
ウスギヨウラク。
シャクナゲが咲いている。満開のようです。
2021年05月14日 09:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:21
シャクナゲが咲いている。満開のようです。
が、実はこれが行く手を阻む一番の藪でもある皮肉。
2021年05月14日 09:22撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 9:22
が、実はこれが行く手を阻む一番の藪でもある皮肉。
今回はシャクナゲを目的にこの山に来ました。
2021年05月14日 09:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:25
今回はシャクナゲを目的にこの山に来ました。
どうせシャクナゲの藪を漕ぐなら、花咲く時期に。
2021年05月14日 09:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:25
どうせシャクナゲの藪を漕ぐなら、花咲く時期に。
花房山の肩まであと約200mの登り。
踏み跡はほとんどなく、藪ひどし。下りは方向確認が難しい箇所でした。
2021年05月14日 09:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 9:28
花房山の肩まであと約200mの登り。
踏み跡はほとんどなく、藪ひどし。下りは方向確認が難しい箇所でした。
シャクナゲ開花のタイミングは狙った通りバッチリ。
これをモチベーションに藪を漕ぐ。
2021年05月14日 09:29撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:29
シャクナゲ開花のタイミングは狙った通りバッチリ。
これをモチベーションに藪を漕ぐ。
山頂稜線に期待した残雪は全く無さそう… 藪だろうな。
2021年05月14日 09:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:31
山頂稜線に期待した残雪は全く無さそう… 藪だろうな。
オオカメノキ。
これも藪を作る灌木メンバー。
2021年05月14日 09:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:31
オオカメノキ。
これも藪を作る灌木メンバー。
咲き残りのカタクリの花。
2021年05月14日 09:32撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:32
咲き残りのカタクリの花。
淡いピンクの花が多かった印象です。
2021年05月14日 09:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:33
淡いピンクの花が多かった印象です。
左が若丸山山頂。近くて遠い…
ここからまだ2時間以上かかりました。
2021年05月14日 09:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:37
左が若丸山山頂。近くて遠い…
ここからまだ2時間以上かかりました。
色鮮やかなツツジが目に入ってきました。ムラサキヤシオツツジです。
2021年05月14日 09:48撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:48
色鮮やかなツツジが目に入ってきました。ムラサキヤシオツツジです。
雄しべは10本、上の5本が短く、下の5本が長いのが見分け方。
2021年05月14日 09:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 9:49
雄しべは10本、上の5本が短く、下の5本が長いのが見分け方。
笹はそれほどうるさくないのがせめてもの救い。
2021年05月14日 09:56撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 9:56
笹はそれほどうるさくないのがせめてもの救い。
シャクナゲが手強い藪になるのが良く分かる写真。
この太い枝を渡り歩くから時間がずいぶんかかるのです。
2021年05月14日 10:10撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 10:10
シャクナゲが手強い藪になるのが良く分かる写真。
この太い枝を渡り歩くから時間がずいぶんかかるのです。
花がこんなに綺麗でなかったら…
2021年05月14日 10:16撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 10:16
花がこんなに綺麗でなかったら…
単なる藪漕ぎ対象でキライになっていたはず(笑)。
2021年05月14日 10:17撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:17
単なる藪漕ぎ対象でキライになっていたはず(笑)。
植林地が少なく綺麗な緑の衣をまとった綺麗な山腹が奥美濃の特徴。
2021年05月14日 10:30撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:30
植林地が少なく綺麗な緑の衣をまとった綺麗な山腹が奥美濃の特徴。
あとわずかのところで岩場の藪漕ぎになってきた。これはツラいよ…
2021年05月14日 10:32撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 10:32
あとわずかのところで岩場の藪漕ぎになってきた。これはツラいよ…
腕もずいぶん使いパンパン、上着は藪に擦れて緑色に。
2021年05月14日 10:33撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 10:33
腕もずいぶん使いパンパン、上着は藪に擦れて緑色に。
山頂稜線肩にようやく上がると越美国境稜線の山々が見えてきました。まず目に入ったのは笹ヶ峰(1284.6m)。
2021年05月14日 10:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:36
山頂稜線肩にようやく上がると越美国境稜線の山々が見えてきました。まず目に入ったのは笹ヶ峰(1284.6m)。
揖斐川源流、二つの沢に囲まれた不思議な地形の釈迦嶺(1,175.1m)。
2021年05月14日 10:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:36
揖斐川源流、二つの沢に囲まれた不思議な地形の釈迦嶺(1,175.1m)。
沢筋に白いものが見える一番高い山は高丸(黒壁 1.316.3m)。左に峰続きの烏帽子岳。手前には不動山・千回沢山の緑の山塊。
2021年05月14日 10:37撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 10:37
沢筋に白いものが見える一番高い山は高丸(黒壁 1.316.3m)。左に峰続きの烏帽子岳。手前には不動山・千回沢山の緑の山塊。
稜線上、期待した踏み跡は…ない!?
シャクナゲは綺麗ですが変わらずの藪…
残雪もない。こりゃ、山頂までまだまだ時間かかりそう。
2021年05月14日 10:39撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:39
稜線上、期待した踏み跡は…ない!?
シャクナゲは綺麗ですが変わらずの藪…
残雪もない。こりゃ、山頂までまだまだ時間かかりそう。
雄花が緑で…
2021年05月14日 10:47撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:47
雄花が緑で…
…葉に切れ込みがないからクロモジですね。
2021年05月14日 10:47撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:47
…葉に切れ込みがないからクロモジですね。
奥美濃のシャクナゲはホンシャクナゲ。
2021年05月14日 10:53撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:53
奥美濃のシャクナゲはホンシャクナゲ。
花びらが7枚(アズマシャクナゲは5枚)。
2021年05月14日 10:53撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 10:53
花びらが7枚(アズマシャクナゲは5枚)。
タムシバにシャクナゲ。
見てるだけならうれしいが、藪となれば突入しかない…ごめん!
2021年05月14日 11:03撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:03
タムシバにシャクナゲ。
見てるだけならうれしいが、藪となれば突入しかない…ごめん!
シキミ。
2021年05月14日 11:17撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:17
シキミ。
イワカガミは咲きはじめ。見たのはわずか数株。
2021年05月14日 11:19撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:19
イワカガミは咲きはじめ。見たのはわずか数株。
ようやく待望の若丸山山頂(1285.7m)。
2021年05月14日 11:39撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:39
ようやく待望の若丸山山頂(1285.7m)。
20数年前よりあるという山名標識と能郷白山を入れてセルフィー(藪漕ぎなのでカメラは持参せず。ヘタレです)。
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20数年前よりあるという山名標識と能郷白山を入れてセルフィー(藪漕ぎなのでカメラは持参せず。ヘタレです)。
西には冠山が頭を覗かせています。その奥は金草岳。
2021年05月14日 11:40撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:40
西には冠山が頭を覗かせています。その奥は金草岳。
シャクナゲも思った通り見事に開花して素晴らしいコラボ。
2021年05月14日 11:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:49
シャクナゲも思った通り見事に開花して素晴らしいコラボ。
藪漕ぎの苦労が一気に報われます。
そして雲も取れて晴れてきました。
2021年05月14日 11:51撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:51
藪漕ぎの苦労が一気に報われます。
そして雲も取れて晴れてきました。
雨に弱いシャクナゲの花。反対に晴れが続いてもすぐ色が変わってしまいます。
2021年05月14日 11:52撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:52
雨に弱いシャクナゲの花。反対に晴れが続いてもすぐ色が変わってしまいます。
やっぱり咲き出しの生き生きした花を太陽の下で見るのが一番。長い藪漕ぎの後のご褒美です。
2021年05月14日 11:53撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 11:53
やっぱり咲き出しの生き生きした花を太陽の下で見るのが一番。長い藪漕ぎの後のご褒美です。
緑の奥美濃の山々をバックに咲いているのを見るのが最高(だから奥美濃LOVEです)。
2021年05月14日 11:54撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:54
緑の奥美濃の山々をバックに咲いているのを見るのが最高(だから奥美濃LOVEです)。
今日は出来ればさらに冠山へ藪の稜線を縦走、冠山峠から林道を3時間歩いて下れば暗くなっても戻れると計画していましたが…
2021年05月14日 11:54撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:54
今日は出来ればさらに冠山へ藪の稜線を縦走、冠山峠から林道を3時間歩いて下れば暗くなっても戻れると計画していましたが…
…すでに12時近く。
この藪が続くと冠山まではゆうに6時間ほどかかるのでは?
坊主尾根エスケープ下山もそれなりに時間かかりそうだし未踏の尾根。
登ってきた尾根を戻るしか無さそう。
2021年05月14日 11:56撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:56
…すでに12時近く。
この藪が続くと冠山まではゆうに6時間ほどかかるのでは?
坊主尾根エスケープ下山もそれなりに時間かかりそうだし未踏の尾根。
登ってきた尾根を戻るしか無さそう。
縦走はあきらめがついたので、山頂で時間を取って奥美濃を満喫しよう。
2021年05月14日 12:10撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 12:10
縦走はあきらめがついたので、山頂で時間を取って奥美濃を満喫しよう。
背景の山はブナやニッコウキスゲが素晴らしいと聞く姥ヶ岳(1,454m)。
2021年05月14日 12:05撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 12:05
背景の山はブナやニッコウキスゲが素晴らしいと聞く姥ヶ岳(1,454m)。
あらためて歩いてきた藪の稜線をもう一度見下ろす。まわりの雄大な景観とブッシュのギャップが奥美濃らしくてイイ(笑)。
2021年05月14日 12:15撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 12:15
あらためて歩いてきた藪の稜線をもう一度見下ろす。まわりの雄大な景観とブッシュのギャップが奥美濃らしくてイイ(笑)。
奥美濃の盟主の貫禄十分、能郷白山(1,617.3m)、ど〜ん!
2021年05月14日 12:15撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 12:15
奥美濃の盟主の貫禄十分、能郷白山(1,617.3m)、ど〜ん!
冠山方面の山座同定。
2021年05月14日 11:54撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 11:54
冠山方面の山座同定。
冠山から北に伸びる尾根上の目立つ岩峰はアラクラ山。五蛇池山近くのアラクラとは違う山…ややこしいです。
2021年05月14日 12:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 12:46
冠山から北に伸びる尾根上の目立つ岩峰はアラクラ山。五蛇池山近くのアラクラとは違う山…ややこしいです。
シャクナゲ咲く尾根の向こうに部子山(左)と銀杏峯(右)。
2021年05月14日 12:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 12:56
シャクナゲ咲く尾根の向こうに部子山(左)と銀杏峯(右)。
水芭蕉咲く時期に周回したい、未踏の山々。
2021年05月14日 12:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 12:58
水芭蕉咲く時期に周回したい、未踏の山々。
誰もいない山頂で昼食と昼寝と撮影を楽しんだ1時間。大事な標識は三角点脇にきちんと立てておきました。さあ、下山しよう。
2021年05月14日 13:00撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:00
誰もいない山頂で昼食と昼寝と撮影を楽しんだ1時間。大事な標識は三角点脇にきちんと立てておきました。さあ、下山しよう。
金糞岳(奥)と蕎麦粒山・コソムギ。
蕎麦粒山は屏風山と並んで奥美濃のニ枚美形看板…格好いい。
2021年05月14日 13:02撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:02
金糞岳(奥)と蕎麦粒山・コソムギ。
蕎麦粒山は屏風山と並んで奥美濃のニ枚美形看板…格好いい。
来るべき(?)縦走のために若丸山から能郷白山への尾根をパノラマにおさめておこう。
残雪がないと1日では難しそうです。
2021年05月14日 13:04撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:04
来るべき(?)縦走のために若丸山から能郷白山への尾根をパノラマにおさめておこう。
残雪がないと1日では難しそうです。
展望と花があれば、藪漕ぎもまた楽し。
2021年05月14日 13:11撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:11
展望と花があれば、藪漕ぎもまた楽し。
タムシバと姥ヶ岳。
2021年05月14日 13:17撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:17
タムシバと姥ヶ岳。
タムシバと能郷白山。
2021年05月14日 13:21撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:21
タムシバと能郷白山。
若丸山はシャクナゲ、オオカメノキ、ムラサキヤシオツツジ、そしてタムシバが同時に咲くのですね。
2021年05月14日 13:22撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:22
若丸山はシャクナゲ、オオカメノキ、ムラサキヤシオツツジ、そしてタムシバが同時に咲くのですね。
清楚なタムシバの花。
2021年05月14日 13:24撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:24
清楚なタムシバの花。
若丸山稜線の激ヤブ。
「ひるまず直進!」
2021年05月14日 13:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:28
若丸山稜線の激ヤブ。
「ひるまず直進!」
奥美濃の春といえばシャクナゲ…ですが…
2021年05月14日 13:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 13:33
奥美濃の春といえばシャクナゲ…ですが…
小さな花も人の背を超えて長い枝を張る大きな樹に育ち、猛烈な藪に。
2021年05月14日 13:33撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 13:33
小さな花も人の背を超えて長い枝を張る大きな樹に育ち、猛烈な藪に。
行きは写真撮る余裕がなかった稜線の藪漕ぎ。直進あるのみ!
2021年05月14日 13:34撮影 by  iPhone XS, Apple
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行きは写真撮る余裕がなかった稜線の藪漕ぎ。直進あるのみ!
かわいいタムシバも奥美濃の稜線では…
2021年05月14日 13:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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かわいいタムシバも奥美濃の稜線では…
大きな枝を張りシャクナゲと共に手強いヤブになるのです。
2021年05月14日 13:40撮影 by  iPhone XS, Apple
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大きな枝を張りシャクナゲと共に手強いヤブになるのです。
小津三山(右から小津権現山、花房山、雷倉)と奥いび湖遠望。
2021年05月14日 13:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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小津三山(右から小津権現山、花房山、雷倉)と奥いび湖遠望。
先に見えている尾根末端まで1時間ほどもかかりました(撮影でずいぶん足を止めたけれども)。
2021年05月14日 13:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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先に見えている尾根末端まで1時間ほどもかかりました(撮影でずいぶん足を止めたけれども)。
シャクナゲの花と能郷白山。
2021年05月14日 13:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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シャクナゲの花と能郷白山。
蕎麦粒山、金糞岳をバックにオオカメノキが咲く。
2021年05月14日 14:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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蕎麦粒山、金糞岳をバックにオオカメノキが咲く。
塚からの今日の長い尾根ルートを一望。
2021年05月14日 14:15撮影 by  iPhone XS, Apple
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塚からの今日の長い尾根ルートを一望。
奥美濃の山は手強いだけに登った山が見えるとひときわうれしい。
2021年05月14日 14:20撮影 by  iPhone XS, Apple
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奥美濃の山は手強いだけに登った山が見えるとひときわうれしい。
ここにもムラサキヤシオツツジ。
2021年05月14日 14:27撮影 by  iPhone XS, Apple
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ここにもムラサキヤシオツツジ。
藪漕ぎから解放されたら、新緑のブナ林が続く尾根歩きを満喫です。
2021年05月14日 14:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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藪漕ぎから解放されたら、新緑のブナ林が続く尾根歩きを満喫です。
やせた尾根から能郷白山。
主稜線を除き展望があるのは今回の尾根ルート中ここだけ。
2021年05月14日 14:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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やせた尾根から能郷白山。
主稜線を除き展望があるのは今回の尾根ルート中ここだけ。
能郷白山のオマケのような存在の磯倉(イソクラ)もこうやって見ると立派。
2021年05月14日 14:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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能郷白山のオマケのような存在の磯倉(イソクラ)もこうやって見ると立派。
高い… 周りに抜きんでて高い能郷白山。
2021年05月14日 14:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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高い… 周りに抜きんでて高い能郷白山。
1,072m付近から若丸山山頂を振り返り。
2021年05月14日 14:43撮影 by  iPhone XS, Apple
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1,072m付近から若丸山山頂を振り返り。
見上げると新緑がまぶしい。この日は名古屋で30℃を超えた真夏日に。
2021年05月14日 14:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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見上げると新緑がまぶしい。この日は名古屋で30℃を超えた真夏日に。
ここで能郷白山とお別れ。
2021年05月14日 15:00撮影 by  iPhone XS, Apple
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ここで能郷白山とお別れ。
不思議な自然の造形。
2021年05月14日 15:07撮影 by  iPhone XS, Apple
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不思議な自然の造形。
シャクナゲが出てくる標高までは藪漕ぎはありません。こんな美しい樹林がこの時期楽しめるのが奥美濃。
2021年05月14日 15:14撮影 by  iPhone XS, Apple
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シャクナゲが出てくる標高までは藪漕ぎはありません。こんな美しい樹林がこの時期楽しめるのが奥美濃。
鹿のヌタ場。
何度も今日も姿を見ました。
2021年05月14日 15:44撮影 by  iPhone XS, Apple
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鹿のヌタ場。
何度も今日も姿を見ました。
樹間からの若丸山。
897.1m・梨ヶ平へ尾根が分かれるあたりから見た若丸山はヒン谷が食い込む険しい山容。
2021年05月14日 16:17撮影 by  iPhone XS, Apple
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樹間からの若丸山。
897.1m・梨ヶ平へ尾根が分かれるあたりから見た若丸山はヒン谷が食い込む険しい山容。
863m付近は二重山稜地形。
2021年05月14日 16:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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863m付近は二重山稜地形。
ここから400mの標高をひたすら下る。
サルノコシカケ。
2021年05月14日 16:28撮影 by  iPhone XS, Apple
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ここから400mの標高をひたすら下る。
サルノコシカケ。
尾根を下りきって林道脇に下山。そこは偶然、カキドオシの群落の中でした。
2021年05月14日 17:09撮影 by  iPhone XS, Apple
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尾根を下りきって林道脇に下山。そこは偶然、カキドオシの群落の中でした。
振り返ると今日縦走をあきらめた冠山の姿が。
標高は1,256.6m。
2021年05月14日 17:11撮影 by  iPhone XS, Apple
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振り返ると今日縦走をあきらめた冠山の姿が。
標高は1,256.6m。
下山は夕方5時を回っていましたが日の入りまではまだ時間がある…急ぎ冠山を見に車で冠山林道を上がる事にしよう。
2021年05月14日 17:11撮影 by  iPhone XS, Apple
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下山は夕方5時を回っていましたが日の入りまではまだ時間がある…急ぎ冠山を見に車で冠山林道を上がる事にしよう。
駐車場へ戻って来ました。
今朝は左に見えている小屋の裏から取り付き後ろの尾根を上がり若丸山へ登ったのです。
2021年05月14日 17:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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駐車場へ戻って来ました。
今朝は左に見えている小屋の裏から取り付き後ろの尾根を上がり若丸山へ登ったのです。
車に乗り込んで冠山峠へ。
途中の小さな滝。
2021年05月14日 17:16撮影 by  iPhone XS, Apple
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車に乗り込んで冠山峠へ。
途中の小さな滝。
山中では見なかったタニウツギの花が咲いている。
2021年05月14日 17:16撮影 by  iPhone XS, Apple
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山中では見なかったタニウツギの花が咲いている。
登るにつれて羽を広げた鳥のような冠山の全景が目の前にひろがり思わず歓声。
2021年05月14日 17:32撮影 by  iPhone XS, Apple
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登るにつれて羽を広げた鳥のような冠山の全景が目の前にひろがり思わず歓声。
冠山林道を登っていくと奥いび湖(横山ダム湖)が見えてきました。
2021年05月14日 17:32撮影 by  iPhone XS, Apple
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冠山林道を登っていくと奥いび湖(横山ダム湖)が見えてきました。
道路の終着点、冠山峠(標高1,050m)。
福井県側からの道路は開通期間前。
2021年05月14日 17:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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道路の終着点、冠山峠(標高1,050m)。
福井県側からの道路は開通期間前。
奥美濃の山の展望にも満足。
2021年05月14日 17:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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奥美濃の山の展望にも満足。
ウマノアシガタ咲く峠。
さあ帰ろうか。
2021年05月14日 17:39撮影 by  iPhone XS, Apple
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ウマノアシガタ咲く峠。
さあ帰ろうか。
念願の冠〜能郷白山縦走の際にはやはりここからスタートしよう。冠山峠をスタートして若丸山まで藪漕ぎ縦走1日、能郷白山までさらにフルで1日かかりそう。
2021年05月14日 17:42撮影 by  iPhone XS, Apple
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念願の冠〜能郷白山縦走の際にはやはりここからスタートしよう。冠山峠をスタートして若丸山まで藪漕ぎ縦走1日、能郷白山までさらにフルで1日かかりそう。
冠山南尾根全景。
長い尾根ですが、ここも登山記録がある(山頂岩壁は登攀?)。
2021年05月14日 17:44撮影 by  iPhone XS, Apple
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冠山南尾根全景。
長い尾根ですが、ここも登山記録がある(山頂岩壁は登攀?)。
沢から登るしかない、奥美濃最難関の大白木山、千回沢山と不動山の山塊。
2021年05月14日 17:45撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 17:45
沢から登るしかない、奥美濃最難関の大白木山、千回沢山と不動山の山塊。
冠山の岩壁をズーム。
2021年05月14日 17:48撮影 by  iPhone XS, Apple
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冠山の岩壁をズーム。
この絶景も新しい国道が出来ると年々忘れ去られて鈴鹿の石榑峠のように荒れて通行出来なくなってしまうのかも知れません。
2021年05月14日 17:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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この絶景も新しい国道が出来ると年々忘れ去られて鈴鹿の石榑峠のように荒れて通行出来なくなってしまうのかも知れません。
冠山林道がない時代は沢を詰め、頂上直下の岩壁をロッククライミングして登頂しかすべがなかったとか。
2021年05月14日 17:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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冠山林道がない時代は沢を詰め、頂上直下の岩壁をロッククライミングして登頂しかすべがなかったとか。
冠山南尾根もとても長い。
取り付きは今日登った若丸山への尾根と同じ塚の駐車場から。
2021年05月14日 17:59撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 17:59
冠山南尾根もとても長い。
取り付きは今日登った若丸山への尾根と同じ塚の駐車場から。
満開のミズキの花と冠山。
2021年05月14日 18:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 18:02
満開のミズキの花と冠山。
まだ残雪がある冠山林道。
2021年05月14日 18:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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まだ残雪がある冠山林道。
林道脇にはたくさんのシャクの花。
2021年05月14日 18:08撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 18:08
林道脇にはたくさんのシャクの花。
フジの花咲く道を徳山湖へ戻ります。
2021年05月14日 18:09撮影 by  iPhone XS, Apple
5/14 18:09
フジの花咲く道を徳山湖へ戻ります。
奥美濃帰りの名残り花はいつもタニウツギ。
2021年05月14日 18:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/14 18:12
奥美濃帰りの名残り花はいつもタニウツギ。
帰り道、本郷付近で徳山湖の奥に見えた夕暮れの能郷白山。
イソクラから鴨 (1,212.3m)、村平(881.3m)をへてこの地へも尾根が続いているのは確か。
冠山からの縦走の夢がもう一度頭をよぎったのでした。
2021年05月14日 18:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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帰り道、本郷付近で徳山湖の奥に見えた夕暮れの能郷白山。
イソクラから鴨 (1,212.3m)、村平(881.3m)をへてこの地へも尾根が続いているのは確か。
冠山からの縦走の夢がもう一度頭をよぎったのでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ●そして藪漕ぎのため汚れてもいい上着・手袋は必携 !!
備考 ●藪漕ぎでグローブと長袖は必携。

感想

久々の骨のある山で汗をかく山登りがしたくて選んだ奥美濃の若丸山。

先週末の鈴鹿・霊仙山のヤマシャクヤクがあまりにも素晴らしかったので再訪も考えていました(花の季節はどうしても鈴鹿ばかりに足が向いてしまう)。
梅雨入りが極端に早まりそうで、そうであればその前に一度、人の手が入っている植林帯を歩かなくてよく、手つかずのブナ林の中を歩きたいとの思いがまさり、直前で行き先を変更したのでした。

そしてなんといってもシャクナゲ。この春に唯一見ていない花。季節の早かった鈴鹿ではすでに終わっていますが、奥美濃は今が絶好のタイミング。もう何年も「らしい」奥美濃の山に登っていないのも背中を押した理由でした。

唯一の問題は奥美濃ならではの山の奥深さ。

若丸山は最近残雪期に尾根を往復するルートが歩かれており、これを利用して登頂するのが一般的。ただ残雪はほとんどないだろうから、藪漕ぎを覚悟しなければいけない。山頂からは出来れば藪の稜線を冠山へ縦走したいと思い準備したのですが、あえなく時間切れ。出発時間が遅めだったのもあるけれど、それ以上に奥美濃の藪はやはり手ごわかった…

予想にたがわぬ素晴らしいシャクナゲの花と山頂からの大展望。長い尾根を激しい藪を漕いで登頂した後の充実感にひたりながら、稜線のシャクナゲを前景にした緑の山々を存分に眺めて想いを強くしたのは冠山から若丸山、能郷白山への縦走。

厳しいでしょうが、やはりシャクナゲ咲くこの季節にいつかチャレンジしたいですね。

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