荒船山（内山峠駐車場〜経塚山ピストン）お手軽ハイキング

2013年07月09日(火) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,573m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:28

12:20 内山峠
12:54 12:58 鋏岩修験道場跡
13:34 13:35 一杯水
14:16 14:24 艫岩
14:27 14:27 艫岩
14:27 14:27 荒船山避難小屋
14:29 14:30 相沢分岐
14:48 14:48 経塚入口
15:06 15:11 荒船山
15:18 15:18 経塚入口
15:31 15:32 相沢分岐
15:33 15:33 荒船山避難小屋
15:38 15:38 艫岩
15:38 15:38 荒船山避難小屋
15:54 15:54 一杯水
16:15 16:16 鋏岩修験道場跡
16:44 16:48 内山峠
16:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

内山峠駐車場に止めました。
最大で20台弱停められそうでしたが、今日行った時は平日で遅い時間ということもあってか、3台しか停まってませんでした。

コース状況／危険箇所等

入山届のポストは見当たりませんでした。地元警察に届けた方が良いかも知れません。

コースは、よく整備された登山道といったイメージです。
危険そうな個所には注意を促す看板やトラロープや鎖が設置されていましたし、山頂付近では草刈り機で登山道脇の笹を刈ってる方まで見かけました。

下山後は荒船の湯に寄って帰りました。

写真

7/9 11:47

本日登る山
この写真の右と左、どっちが船首かなあ？
っと思ってたら、この絶壁は艫岩という名前の通り、船尾部分なんだそうです。

7/9 16:50

内山峠駐車場に到着。
寝坊して時間が遅いためか、ガランとしてます。

7/9 12:20

歩き始め。

7/9 21:54

殆どこんな感じの木に囲まれたコースなので、この暑さでも木陰でそれほど苦になりませんでした。

7/9 12:31

えっ！もう四分の一も来た？？
と思ったけどたぶんこの標識の言う山頂は艫岩の部分の事だと思います。

7/9 12:36

道中、展望はそんなに良くないですが、チラチラと周りの山々が見えます。

7/9 21:55

ここが一番滑りやすそうな場所だったと思います。
左側に鎖が張ってあったので、それを頼り過ぎない程度に頼り登ります。

7/9 12:47

えっ！もう三分の一？？
…ってさっきと同じか。

7/9 12:55

この標識も。

このあたりずーっと小ピークを登ったり降りたり巻いたりの繰り返しです。

7/9 12:55

木々の隙間から見えるのは艫岩かな。

7/9 13:01

7/9 13:03

なかなか写真が撮れるほどの開けた場所が無いです。
でも貴重な景色なのでパシャリ。

7/9 13:03

7/9 13:05

足元や左右をキョロキョロしながら歩いていたら突然目の前に巨大な岩壁が！

7/9 13:06

左に振ったところ。

7/9 13:06

修験者の道場跡だそうです。
何をしたらこんな穴が…。
昇竜拳の修行でもしてたんでしょうか。

7/9 13:12

これは怖い…
と思ったけど意外としっかりしてて普通に渡れました。

7/9 13:31

一杯水

7/9 21:55

水場だ〜と思ったけど、
汲みづらそうだったのでパスしました。

7/9 13:31

一杯水の橋の下を覗いたらこの看板。
どこ？何を通行止め？
どこから取れたか分からない看板で不安に思いながら進みましたが、この滝の真上あたりにも同じ看板があったので、どうやらこの滝を登るのを禁止した看板だったようです。
そんなことする人がいたのかな…。

7/9 13:35

ここからは溶岩です。

7/9 21:56

足場も急に岩っぽくなります。

7/9 13:43

7/9 13:43

生い茂るシダ植物

7/9 13:45

なだらかで綺麗な岩肌。
結構な角度ですけど。
山頂方向を見上げて撮ってます。

7/9 13:46

その岩肌に黄色い花が咲いてました。
名前はわかりません。

7/9 13:54

船に例えられる山頂の船尾西端部分に到着！

マツダランプ？
へぇ〜、この山は山頂部があまりに広いから、その出入り口を首都高みたいにランプって言うのか。
とこの時は本気で思ってましたが、後で改めて写真を見てみると、これただのスポンサー広告ですか？

7/9 13:54

艫岩の上あたりはこんな光景です。

7/9 13:58

「転落死亡事故発生」

気を引き締められる看板です。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

7/9 21:56

看板の場所から左を覗いてみたら、
木々の間から見えますでしょうか。
絵に描いたような断崖絶壁。
身を乗り出したい気持ちになるのも分かるけど、死にたくないのでやめておきます。

7/9 14:00

うっすら浅間山。

7/9 14:02

7/9 14:03

主(あるじ)なき看板の支柱。
いったい登山者に何を訴えんとしていたのだろうか。

7/9 14:08

山小屋にも張り紙。

7/9 14:08

東屋とトイレ付きの山小屋。
女子トイレは故障中なのか入口が塞がれてました。
男子トイレも使ってないので中はわかりません。

7/9 14:09

艫岩展望台に到着。

7/9 14:09

7/9 14:10

梅雨明け後初めての山行。
やっぱり遠くの山々が見えると気持ち良い。

7/9 14:10

7/9 14:15

新しいデジカメのリモコン＆タイマー機能で試し撮り。

7/9 14:22

これは艫岩の東端からの眺め。
まだ知識が少なくてどれが何の山なのか判らず…。

7/9 14:23

これも艫岩東端。
特徴的な形のお山がありました。
名前は判らず。

7/9 14:31

さて、既に山頂のような感じですが、一応標高最高地点の経塚山を目指します。

ここら辺から違和感は感じてたんですが、この暫らく先で道の両脇の笹を管理者(から委託された人)が刈ってくれてました。

この暑い中、大きな草刈り機とお弁当を担いで三時間かけて登ってきたんだそうです。
下りも機械担いで一時間半かけて下るんだそうな。
市からか営林署からの委託なのか聞き忘れましたが、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。

7/9 21:58

途中何やら石碑があったのでちょっと道を外れて見てみました。

7/9 14:36

7/9 21:58

これは案内板が無いと、立ち枯れた木と見間違えてスルーするところでした。

7/9 14:46

緩やかに登った先に分岐が。

7/9 14:49

あれ？行塚山？経塚山？

誤字？と思ったけど同じ山の事らしい。

7/9 14:54

最後の最後に本日一番の急斜面。

あとちょっとで山頂だと油断してた体にはちょっとキツイ。

7/9 15:00

登頂！ここが船体の船首だそうです。

元々あった山頂標らしき柱の文字は全く読めませんでしたが、どこかの登山グループがつけてくれた木札がぶら下がってました。

残念ながら木々が生い茂ってて展望は全くなし。

小休止して、さあ下山だ。

7/9 15:30

面白いほどに崩壊した橋。
廃材で更に小さい橋が作られてました。

7/9 21:58

フキ？山芋？

7/9 16:50

一気に下山。

午後5時前でしたが他に車はもう一台もありませんでした。

7/9 17:11

帰りにもう一度撮影。

暮れなずむ荒船山。

7/9 17:12

さっきまでここにいたんだなあ。
崖部分の高さ200mだそうです。

しかしこの姿が船尾だったとは…。

撮影機器：

PENTAX WG-3 GPS ペンタックス

装備

個人装備

ヘッドランプ

予備電池

トレッキングポール

山と高原地図1/50,000

昭文社

コンパス

マジックペン

飲料

タオル

雨具

時計

携帯電話

非常食

熊除けベル

７徳ナイフ

鳥笛

コンデジ

PENTAX WG-3 GPS

感想

greengaku

　天気も良さそうなので、先日登った甲武信ヶ岳の近くの乾徳山に行こうと思ってました。
しかし、寝坊…。
というわけで気になっていた山の一つで、もっと近くで短時間で登れる荒船山へ変更しました。

　今日は山もそれなりに暑かった(正確な気温はわからないけど25〜28℃程度かな)ですが、今回のコースは木に囲まれててほぼ日陰なので、快適に登れました。

　内山峠駐車場から修験道場跡までは、いくつもの小ピークを登ったり降りたりの繰り返しで、そこから先は徐々に登り、艫岩からはほぼ平たんな道が続き、最後、経塚山で一気に上るといった感じで、変化に富んでて、かつ短時間でお手軽に楽しめる楽しいコースでした。

　転落注意の看板を見るたびに、嫌でも思い出してしまうのがあの有名漫画家のかたの死亡事故ですが、艫岩で無理に身を乗り出しさえしなければ落ちることもないと思いますし、コースの途中の危険個所には注意喚起の看板や鎖やロープが張ってあるので、よく管理された歩きやすい登山道だと思います。