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Yamareco

記録ID: 3204201
全員に公開
ハイキング
近畿

飯盛山から生駒山へ

2021年05月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
13.7km
登り
697m
下り
613m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
0:14
合計
6:18
9:43
12
9:55
9:55
8
10:03
10:03
42
10:45
10:46
31
11:17
11:18
68
12:26
12:28
40
13:08
13:16
12
13:28
13:29
54
14:23
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9
14:32
14:32
35
15:19
15:20
14
15:34
15:34
21
16:01
天候
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR片町線・野崎駅を出発し、近鉄奈良線・額田駅へ下山
コース状況/
危険箇所等
前々日までの大雨の影響で権現川ハイキングコースの権現滝の上流の大阪産業大学野球場からのシュートカット道が合流する付近と室池・西堤の下流で崖崩れが発生してました。通行は出来ますが新たな崩落が起きる可能性があります。山域全体に亘って根腐れしたり、立ち枯れしたミズナラ等の大きな木が倒れている箇所が多いです。雨の強い日や、風の強い日は要注意です。10年くらい前に大発生した楢枯れの影響ではないかと思います。
野崎駅から歩いて10分、慈眼寺の隣にある南條神社
2021年05月23日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 9:53
野崎駅から歩いて10分、慈眼寺の隣にある南條神社
南條神社の由来
2021年05月23日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 9:54
南條神社の由来
日毎に緑が深くなっていく。
2021年05月23日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 10:04
日毎に緑が深くなっていく。
木漏れ日
2021年05月23日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 10:40
木漏れ日
2021年05月23日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:43
大東市の野外活動センターでは子どもたちが田んぼに入って遊んでいました。人力の水車の体験も行っていました。田植えの準備かな。
2021年05月23日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:47
大東市の野外活動センターでは子どもたちが田んぼに入って遊んでいました。人力の水車の体験も行っていました。田植えの準備かな。
隣の田では牛に見立てた若い男性が鋤を曳いていましたが、非常にしんどそうだった。こうやって見ると、昔は牛は貴重な働き手だったんだということが良くわかります。
2021年05月23日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:48
隣の田では牛に見立てた若い男性が鋤を曳いていましたが、非常にしんどそうだった。こうやって見ると、昔は牛は貴重な働き手だったんだということが良くわかります。
ウツギではなさそうだが何の花だろう。
2021年05月23日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:56
ウツギではなさそうだが何の花だろう。
この日は至る所でエゴノキが落花して絨毯のようでした。大きな木が多かった。
2021年05月23日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:08
この日は至る所でエゴノキが落花して絨毯のようでした。大きな木が多かった。
斜面崩落個所。大阪産業大学野球場からのショートカット道が権現川ハイキングコースみ合流する少し上流。通行できたましたが、新たな崩落が心配です。
2021年05月23日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:08
斜面崩落個所。大阪産業大学野球場からのショートカット道が権現川ハイキングコースみ合流する少し上流。通行できたましたが、新たな崩落が心配です。
更に上流でもこのような崩落個所がありました。ここも要注意です。
2021年05月23日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:12
更に上流でもこのような崩落個所がありました。ここも要注意です。
崩落個所からすぐの滝はいつもより豊富な水量でしたた。
2021年05月23日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:12
崩落個所からすぐの滝はいつもより豊富な水量でしたた。
エゴノキの落下場所
2021年05月23日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:19
エゴノキの落下場所
室池の縁を回って進み、ここで阪奈道路に出てきます。
2021年05月23日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:23
室池の縁を回って進み、ここで阪奈道路に出てきます。
すぐ東にある歩道橋で阪奈道路の向こう側に渡ります。
2021年05月23日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:23
すぐ東にある歩道橋で阪奈道路の向こう側に渡ります。
歩道橋を渡った場所の生駒山登山口バス停。ここからJR片町線・住道駅に出られますが、本数はご覧のとおり少ないです。最寄りの野崎駅まで5kmくらい、近鉄石切駅まで5kmくらいなので、体調が悪くなった時など重宝するかもしれません。
2021年05月23日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:26
歩道橋を渡った場所の生駒山登山口バス停。ここからJR片町線・住道駅に出られますが、本数はご覧のとおり少ないです。最寄りの野崎駅まで5kmくらい、近鉄石切駅まで5kmくらいなので、体調が悪くなった時など重宝するかもしれません。
舗装された一般道と農道を約1.5km歩いて再び山道に変わる所。ここから生駒山まで緩やかに登って行きます。
2021年05月23日 12:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:47
舗装された一般道と農道を約1.5km歩いて再び山道に変わる所。ここから生駒山まで緩やかに登って行きます。
満開のエゴノキ
2021年05月23日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:58
満開のエゴノキ
饒速日山の案内がありました。帰宅して調べると此処はヤマレコの地図に表記された地点より200mほど下になります。饒速日山とは饒速日尊(にぎはやひのみこと)ゆかりの山らしいです。饒速日尊は神話に出てくる神で神武天皇より先に天孫降臨してこの一帯を治めていた長髄彦(ながすねひこ)を配下としてその妹を娶り、この地を治めていたそうです。神武が東征した際に帰順し長髄彦を殺したとも伝えられます。何れも古事記、日本書紀以前の神話の話ですが、石切の石切劔箭神社は饒速日尊とその子、可美真手命(うましまでのみこと)が祀ってあるそうです。史実としては縄文時代から弥生時代に緩やかに移行する過程での状況が神話になっているのではないかと思います。長髄彦は土着の縄文人で饒速日尊は中国大陸から稲作や鉄器を持ち込んだ弥生人で、縄文人である長髄彦は稲作に馴染めず滅ぼされる運命にあったのでしょう。名前の付け方も勝者と敗者では大きく異なります。敗者はいつも良い名前を付けてもらえないようです。(あくまで私見です。)
2021年05月23日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 13:26
饒速日山の案内がありました。帰宅して調べると此処はヤマレコの地図に表記された地点より200mほど下になります。饒速日山とは饒速日尊(にぎはやひのみこと)ゆかりの山らしいです。饒速日尊は神話に出てくる神で神武天皇より先に天孫降臨してこの一帯を治めていた長髄彦(ながすねひこ)を配下としてその妹を娶り、この地を治めていたそうです。神武が東征した際に帰順し長髄彦を殺したとも伝えられます。何れも古事記、日本書紀以前の神話の話ですが、石切の石切劔箭神社は饒速日尊とその子、可美真手命(うましまでのみこと)が祀ってあるそうです。史実としては縄文時代から弥生時代に緩やかに移行する過程での状況が神話になっているのではないかと思います。長髄彦は土着の縄文人で饒速日尊は中国大陸から稲作や鉄器を持ち込んだ弥生人で、縄文人である長髄彦は稲作に馴染めず滅ぼされる運命にあったのでしょう。名前の付け方も勝者と敗者では大きく異なります。敗者はいつも良い名前を付けてもらえないようです。(あくまで私見です。)
ちょっとした空き地があり、曰くありげな大岩が有ったり、
2021年05月23日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:27
ちょっとした空き地があり、曰くありげな大岩が有ったり、
10mほど下のスカイライン横にも建物跡みたいなのが有りましたが、詳細は不明です。
2021年05月23日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:27
10mほど下のスカイライン横にも建物跡みたいなのが有りましたが、詳細は不明です。
地図の饒速日山から進むと管理道に出ます。ここからしばらくは舗道を歩きます。車は全く通りませんが、トレランの人が多いです。
2021年05月23日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:36
地図の饒速日山から進むと管理道に出ます。ここからしばらくは舗道を歩きます。車は全く通りませんが、トレランの人が多いです。
合流地点の標識。左の山道から出てきました。
2021年05月23日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:36
合流地点の標識。左の山道から出てきました。
10分ほどでくさか園地の上に出ます。バイオトイレがあります。有難い。右に下ると2kmほどで近鉄奈良線・石切駅に出ます。この日は直進して生駒山方面に向かいます。
2021年05月23日 13:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:47
10分ほどでくさか園地の上に出ます。バイオトイレがあります。有難い。右に下ると2kmほどで近鉄奈良線・石切駅に出ます。この日は直進して生駒山方面に向かいます。
谷間にあるケヤキの大木。右の管理道を歩いてきました。
2021年05月23日 13:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:48
谷間にあるケヤキの大木。右の管理道を歩いてきました。
20分で辻子谷ハイキングコースと交差します。管理道はカーブを繰り返して高度を上げますが、ハイキングコースは一直線に延びています。生駒聖天への参詣道で石畳の道です。
2021年05月23日 14:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:08
20分で辻子谷ハイキングコースと交差します。管理道はカーブを繰り返して高度を上げますが、ハイキングコースは一直線に延びています。生駒聖天への参詣道で石畳の道です。
ハイキングコースと管理道が交差する3度目の場所(辻子谷コース南出合)にある通行止めの案内。
2021年05月23日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:18
ハイキングコースと管理道が交差する3度目の場所(辻子谷コース南出合)にある通行止めの案内。
管理道がアジサイ園の最上部を通り、最初のヘアピンカーブの横から山道に入って直ぐの場所にある生駒山頂方面への分岐。辻子谷コース南出合の案内に従うと、ここを左手に進みます。この日は山頂に向かわず直進して管理道に降り立ちました。
2021年05月23日 14:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:43
管理道がアジサイ園の最上部を通り、最初のヘアピンカーブの横から山道に入って直ぐの場所にある生駒山頂方面への分岐。辻子谷コース南出合の案内に従うと、ここを左手に進みます。この日は山頂に向かわず直進して管理道に降り立ちました。
存在感のあるケヤキの大木
2021年05月23日 14:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:46
存在感のあるケヤキの大木
山道が再び管理道に出会う地点。階段を下りて来ました。管理道を左に進むとアジサイ園に行けますが、遠回りになります。
2021年05月23日 14:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:53
山道が再び管理道に出会う地点。階段を下りて来ました。管理道を左に進むとアジサイ園に行けますが、遠回りになります。
管理道を進み、摂河泉コースを下山途中に鷲尾山をズームで。
2021年05月23日 15:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 15:31
管理道を進み、摂河泉コースを下山途中に鷲尾山をズームで。
生駒山をズームで。この後、枚岡公園管理事務所を経て額田駅に下山しました。
2021年05月23日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 15:33
生駒山をズームで。この後、枚岡公園管理事務所を経て額田駅に下山しました。
撮影機器:

感想

この日はkazunookeikoの要望で飯盛山域から生駒山を繋いで歩いてきました。中間点付近の阪奈道路を歩道橋で越えた後、1.5kmは舗道を歩きますが、それ以降は良く踏まれて緩やかに登る歩き易い山道を進みます。饒速日山(ニギハヤヒヤマ)を過ぎると舗装された管理道に出、摂河泉展望コースに入るまで3〜4km舗道を歩きます。この部分は舗道と言っても車は全く通らず、緩やかで大阪方面の眺めが良いのでそれほど苦にはなりません。全体に緩やかで良く整備されているのでトレランの人が多いです。前々日とその前日の2日間続いた雨の影響で前半の権現川ハイキングコースは数ヶ所で斜面が崩落していて通過に神経を使いました。今後も雨が続くと思いますので十分な注意が必要です。それとこの日歩いたコース全体的にミズナラやコナラの根腐れや立ち枯れた大きな木が倒れていました。10年ほど前の楢枯れの影響で枯れたものと思われますが、根が腐っているので巨木でも少し強めの雨や風で簡単に倒れてしまっています。通過はさほど困難ではありませんが、新たな倒木が発生する可能性が高いので非常に危険だと思います。直撃を喰らったら人間はひとたまりもありませんから、雨の日や風に強い日は立ち枯れた樹々に注意が必要です。
この時期は花は少ないですが、エゴノキが満開を過ぎたころで沢山落花していました。大きな木で高い梢に咲いているのも多く見られました。山は新緑の季節は終わり、日毎に緑が濃くなっています。しばらくすると梅雨も終わり、暑い季節を迎えます。一日も早くコロナが終息し、府県を跨いだ移動や遠出ができるようになることを想う日々です。又、今回饒速日尊と饒速日山について調べた所、これまで全く知らなかった神話の世界が非常に広いことが分かりました。史実と比較しながら神話を少しづつ読み解いていこうかなと思います。

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