打見山〜比良岳〜烏谷山〜カラ岳〜釈迦岳〜ヤケオ山〜ヤケ山
- GPS
- 09:44
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:44
ペースに乱れがあるはずで、コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 - JR湖西線の北小松駅にて乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■志賀駅〜木戸登山口〜キタダカ道〜打見山 キタダカ道は明瞭な道が続き、特に問題なし。 クロトノハゲはちょっと滑りやすそう。 ■打見山〜木戸峠〜比良岳〜烏谷山〜南比良峠 打見山からゲレンデを下り、標識に従って右折すると、すぐに木戸峠です。 歩きやすい道が続き、比良岳の道標から比良岳山頂へはピストンで訪れています。 比良岳の道標を過ぎると傾斜が増すので、足下に注意して下ります。 葛川越を経て、急坂を登り返すと、烏谷山山頂です。 標識に従って進行方向に注意して進み、少し先のピークを辿るルートと巻き道の分岐にて、今回は前者へ。 荒川峠の先にザレた下りがあり、すぐ横のバイパスの方が進みやすいはず。 下り終えると、程なくして南比良峠へ至ります。 ■南比良峠〜金糞峠〜八雲ヶ原 南比良峠から金糞峠は歩きやすく、問題なし。 金糞峠から少し下り、奥の深谷沿いを進みます。 どこを進むのか意外と分かりにくい所があるとの印象ですが、以前よりも目印が増えたようにも思われる。 きちんとルートを把握して進みましょう。 大雨の影響で橋が流されていたりしており、そういう状況になりやすいと思われます。 RP八雲1の辺りで橋を渡って支谷へと入って行き、しばし歩くと八雲ヶ原へ至ります。 ■八雲ヶ原〜カラ岳〜釈迦岳 比良ロッジ跡方面へ進むと、好展望の場所に至ります。 標識に従い、釈迦岳方面へ。 明瞭な道が続きますが、斜面が崩落している箇所があるので、前方に注意。 カラ岳から釈迦岳は問題なし。 ■釈迦岳〜フジハゲ〜ヤケオ山〜ヤケ山〜登山口〜北小松駅 釈迦岳から少し下って行くと、尾根はやせ気味になり、斜面が崩落している地点もあり、足下に注意して歩きたいですね。 フジハゲのピークの前後は好展望が広がっており、気持ちの良い尾根歩きになります。 ヤケオ山からの下りはやや急な斜面で、ザレている所もあり、疲れる下り道です。 P705の辺りからは歩きやすい道が続き、ヤケ山に至ります。 ヤケ山からは地味な道が続くとの印象で、段差が大きな所もあり、足下に注意して下りたいですね。 涼峠を経て、滝見台からは楊梅の滝が見えます。 登山口からは舗装路歩きとなり、20分程度で北小松駅に到着します。 |
写真
感想
5月23日の山行での最後の下山の際、左膝に痛みが発生。
深刻な状態ではないものの、翌週は念のために山行をお休み。
長い距離を歩くのは良くなさそうなので、今後しばらくは15〜20km程度で収まるようにしたいと思う。
今回はベニドウダンやサラサドウダンを見るべく、比良へ。
志賀駅からスタートすると、昔ながらの雰囲気の残る家々の前の水路脇にユキノシタがたくさん咲いているのが見える。
木戸の集落を抜け、湖西道路の下をくぐると『木戸登山口』の標識があり、その先はしばらく林道歩きが続く。
エゴノキはほぼ咲き終わっているけど、ウツギの白い花が盛りを迎えつつあるよう。
山道に入るとジグザグ道となり、植林帯でもあり、黙々と歩くのみ。
天狗杉を見つつ一息を入れ、さらに進むと辺りは雑木になり、にわかに明るくなる。
シカの警戒音と共に去って行くのが見えたが、その場に一頭が留まっており、こちらが撮影している間は対面する形になる。
ベニドウダンやサラサドウダンが咲いており、まだ見頃のようで、ありがたい。
クロトノハゲで展望を楽しみ、その後も種々の花を愛でつつ進み、打見山山頂に到着です。
運行していたロープウェイはびわ湖バレイの従業員を運んでいたのか、まだ観光客の姿はないようで、辺りに人は少ない。
登山姿の方がやって来られ、少しだけお話し。
こちらと同じく縦走路を北上されるよう。
山頂を離れ、まずはゲレンデへ。
ゲレンデには、シカだけではなく、他の動物のフンもあり、できるだけ踏まないように下って行きます。
分岐付近のクリンソウを見て、すぐに木戸峠に到着。
ここからは雰囲気の良い樹林帯となり、所々にベニドウダンが咲いているので、眺めたり、撮影したり。
今回も比良岳の道標を経て、山頂へ。
パンを食べつつ、ゆったりと休憩し、道標に戻ります。
ベニドウダンの花などを見つつ下って行き、葛川越からはしんどい登り返し。
この辺りも花は多く、ほのかに赤みがかったのみの白花のサラサドウダンもあり、前に進むスピードは遅くなってしまう。
烏谷山山頂に到着し、ガスで展望はすっきりとしないけど、ここで昼食にします。
引き続き種々の花を楽しみつつ歩き、荒川峠を経て、南比良峠に到着。
打見山山頂で少し会話した人がおられ、また少しお話しを。
遅れて出発し、引き続き縦走路を辿って行き、金糞峠に到着。
少し下った分岐地点に男女ペアがおられ、漏れ聞こえて来る会話の内容から察するに、ルートをきちんと把握できていないようなので、軽く声をかけておきます。
この日は沢が増水していたし、その辺りも含めて話をすれば良かったと少し反省。
奥の深谷沿いのルートは増水の影響は少なく、いつも通りに歩いて八雲ヶ原へ。
比良ロッジ跡付近を通り、縦走路を辿って行きます。
ベニドウダンやサラサドウダンに飽きずに見入り、撮影を。
カラ岳を経て、後ろから走って来た人に道を譲る。
この時期にこの辺りを走り過ぎてしまうとは、何とももったいない。
罪深い、と言いたいぐらい?
まあ、何に主眼を置くかは、人それぞれなんだけども。
カラ岳と釈迦岳の間は、ベニドウダンやサラサドウダンがとても濃厚な区間なので、なかなか前に進まず、花を堪能。
高揚感のようなものに包まれつつ、釈迦岳山頂に到着です。
想定よりも遅い到着なので、この後は撮影は少なめにしておく方が良さそう。
ヤケオ山へと至るルートは素晴らしい展望が得られ、お気に入りのルート。
しかし、この日はガスで展望はなく、下界とは隔離されているような感覚。
さっきまでの高揚感が残っているのか、半ば夢見心地で歩いていると、前方に人を発見。
もう人には会わないかなと思っていたせいか、急に現実に引き戻される。
さらに少し先でも男女ペアがやって来られ、そのタイミングでフジハゲのピークに到着。
いつもと違い、全く展望は得られないけど、しばしの滞在。
ふらふらと歩き、ヤケオ山山頂に到着です。
ガスは薄まっており、各方面の展望は得られるけど、曇り空でもあり、いつもほどの素晴らしさは感じられない。
16時25分発の便に間に合うように北小松駅に着きたいので、少しペースを上げて。
とは思うのだけど、下り始めの辺りのベニドウダンやサラサドウダンは見頃で色合いも素晴らしく、去り難い気分になってしまう。
程々で収め、注意しつつザレた道を下って行きます。
広がる展望や種々の花を楽しみつつ下り、P705を経て、ヤケ山山頂に到着です。
この先はやや地味になるので、やや歩調を速めて。
涼峠を経て、滝見台に到着。
水量が多いはずなので楽しみにしていたのだけど、手前の木が枝を伸ばしており、滝が部分的に隠されてしまっており、がっくり。
これまでは滝見台から見るだけで満足する事にしていたのだけど、やはり間近で見るべきだという事でしょうか。
少し肩を落としつつ歩き、登山口に到着。
電車には間に合いそうなので、走らなくても大丈夫。
余韻に浸りながら歩を進め、北小松駅に到着し、今回も無事にゴールです。
この時期の恒例で、今回はベニドウダンやサラサドウダンを目当てに比良のお山を歩いて来ました。
花はまだ見頃と言っても良いぐらいで、思っていた以上でした。
どちらの花も本当に魅力的で、改めて好きな花だとの認識を深めました。
別種の可能性があるのかも知れないけど、個体によって形状や色が微妙に異なり、飽きる事なく楽しませてくれます。
なお、左膝は違和感が少しあった程度で、痛みは発生せず。
花を愛でながらで、やや遅めのペースが良かったのかも知れません。
この日、若狭駒ヶ岳のあたりから比良を眺めると、武奈ヶ岳や釣瓶岳は綺麗に見えているのに、なぜか釈迦岳のみに雲がかかっているのが気になりました。丁度、その頃にV-Gさんが歩いておられたのでしょうね。
#78-79 のシロバナは見たことがありませんが、幻想的ですね。私が前回、このあたりを歩いたのは紅花が咲き始めたばかりでしたが、更紗の満天星を見に比良に行こうと思っているうちにその時期を逃してしまいそうです。
V-Gさんにしては短めか・・と思いましたが、それでも20km超え・・・
膝の具合をご心配していただき、恐縮です。
幸い、この日の山行では痛くはならず、今後もケアしつつ歩くようにしたいと思っています。
この日は各所で展望が得られた際にも釈迦岳の辺りには雲が多めだったように思います。
何となくで歩いているだけでは気づかないような要素が作用して、少ししか離れていないのに雲が多かったり、全くなかったり。
滅多に訪れられない所であれば、やはり好天に恵まれて欲しいけれど、比良であれば、その時の気象を受け入れやすいかと。
写真80の花冠の細長い白花のサラサドウダンは昨年までも見ていたのだけど、写真78と79の白花を見るのは僕も初めてでした。
今年は例年よりも短めのルートにしたのもあり、余裕を持って花を見ていられたのが良かったようです。
花の見頃の時期は限られているし、逃してしまう事もありますよね。
そういう意味では、今回は思っていたよりも花が持ちこたえてくれていたとの印象で、期待以上に楽しませてもらいました。
歩く距離に関しては、駅やバス停から歩くというスタイルなので、距離は長くなりやすいですよね。
これから暑くなってドリンク類の消費が増えるし、短めの山行をこれまで以上に心掛ける必要がありそうです。
奇麗な花々ですね。
花に感動しているのが伝わります。
きのこはクヌギタケとズキンタケですね。
ベニドウダンとサラサドウダンを始めとして、素敵な花がたくさん咲いていて、本当に楽しみながら歩く事ができました。
基本的には、樹木の花よりは野草の花の方が好きなのだけど、この日の目当てのベニドウダンとサラサドウダンはそういう区別が入り込む隙がないぐらいに惹かれる存在です。
色や形状が木によって微妙に異なり、その変化もあってか見ていても飽きない。
アカモノも好きだし、この釣鐘型の花に弱いのでしょうね。
花の見頃は短くて、年に一度しか見られないというのも多く、良い頃合で訪れられた時には感動を伴う事もありますよね。
この日はそうだったかと思います。
5月23日の山行の際、少しだけ見たサラサドウダンはもう見頃に近く、5月の最終週に出かけられなかったので、この日は京都北山へ行こうかと当初は考えていたのだけど、他の方のレコでまだ見頃の花もありそうに思われ、数日前に予定変更したのです。
結果としては変更は正解で、ヤマレコをやっていたお陰ですね。
キノコの名称、いつもありがとうございます。
写真59のは似たようなのが多そうだけど、この写真だけで分かってしまうんですね。
ズキンタケで検索して見てみると、関連で示されているカンムリタケの方が近そうに見えます。
どんなもんでしょうか?
カンムリタケですね。
このきのこを初めて知りました。
ありがとうございます。
追記
きのこのリストをもう一度調べてみたら、このきのこも載ってました。
調査不足でした。
勉強になりました。
カンムリタケで間違いなしですか。
こういうやり取りがあれば、忘れにくいはず。
初めて知ったという事は、これまでに見ていないという事でしょうか。
以前に天ヶ森への途中で見た時も、今回も水が溜まっている所で生えていたので、そういう環境を好むのでしょうね。
どちらにも杉の葉が写っているのも覚えておこう。
特徴的な姿なので、見つけた時には少し声が漏れてしまうぐらいでした。
写真の出来が悪いのが残念ではありますが。
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