白滝谷-森山岳

2021年06月06日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 13.1km
• 登り: 992m
• 下り: 987m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:26

8:11 葛川市民センター駐車場
8:13 8:15 坊村
8:45 8:46 三ノ滝
8:50 8:50 伊藤新道出合
9:00 9:00 口ノ深谷 入口
9:05 9:17 牛コバ
10:23 10:23 スベリ石
10:31 10:37 白髭渕
10:59 11:09 夫婦滝
13:02 13:07 森山岳
14:41 14:47 オトワ池
16:28 16:36 坊村
16:37 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

コース状況／危険箇所等

白滝谷は一般道ハイキングではないので、初めての方はご注意ください。森山岳周辺は複雑な地形の上、樹木繁るこの季節、ルートを見極めるのは難易度高。信用のできるGPS必携です。

写真

6/6 8:41

明王谷林道、崖崩落。ほかにも同じように崩れないか怖いね。

6/6 8:56

口の深谷出合を見に行くと、足元にヤマタツナミソウ。

6/6 9:21

白滝谷は明るい。今日は沢登のパーティが2つほど。ハイキングのパーティには会わず。

6/6 9:22

6/6 9:34

苔むした岩と新緑に癒されます。

6/6 9:36

花序は一つでも、フタリシズカ。

6/6 9:40

今日は水に入ること前提。2回の渡渉も濡れることを嫌わずに入ると安全。

6/6 9:52

白い岩が明るく、新緑と相まって美しい光景が続きます。

6/6 10:07

6/6 10:11

クルシ谷出合。左奥に美しい滑滝がかかります。

6/6 10:11

左手の白石谷にも美しい滝。

6/6 10:18

朽ちた梯子。かつて一般道だった名残。

6/6 11:11

こちらでもヤマタツナミソウ。

6/6 11:12

ニシヤ谷出合を過ぎると、一転ゆったりと広がった溪相となります。

6/6 11:14

きれいな水の流れるところ、クリンソウ自生地に遭遇。

6/6 11:14

濃い紅紫色や明るい赤。ひとつの群落でこんな色の違いを見るのは初めて。

6/6 11:45

オオカメ谷出合。yamanekoさんの軌跡に従って森山岳を目指して取付く。

6/6 11:47

若干、シャワーを浴びて気持ち良し。倒木が始まるところで左手の斜面を激登りで尾根に出ると獣道に合流。さわやかな風を楽しみながら、昼食休憩とする。

6/6 12:03

足の踏み場に困るほどのオオイワカガミの群落。

6/6 12:04

つるつるで名のごとく鏡のよう。

6/6 12:22

ベニドウダンも美しい。

6/6 12:43

森山岳周辺は素晴らしい美林が続きます。こんな身近にこんな森があったことに感激。

6/6 12:54

森山岳北東の見晴らしの良い小ピークから武奈ヶ岳。

6/6 13:08

森山岳到着。

6/6 13:12

森山岳北西の少ピークにはレンゲツツジが群生しています。

6/6 13:12

根と蜜にも毒性があるとのこと。鹿害に会わずにいるのはアセビと同じだろうか。

6/6 13:15

タニウツギは今が旬。この後、等高線には表れない複雑な地形が続き、ルートに悩みます。yamanekoさんの軌跡に従っていくことにします。

6/6 13:29

ひょうたん型コンター西の小ピーク。苔に覆われた広場のようです。

6/6 13:41

北、続いて北西に進むと細長い池が現れます。

6/6 13:52

池は窪地なので音が反響します。カエルの声が響き、聴き入ってしまいます。木立にはモリアオガエルの卵塊。ようくみると木々を上手に登る何匹かを発見しました。

6/6 13:53

オスを背に抱えたメスを発見。産卵はおもに夜間のよう。昼間から仲の良いところを失礼しました。

6/6 14:41

音羽池。まわりを木々に囲まれ、水深もありもっとも雰囲気がある。ここからは、積雪期のアプローチ、下山路の下見として、yamanekoさんの軌跡に従って北西に延びる尾根を下る。

6/6 15:21

途中、クマの杉皮ハギを見る。比較的新しく、爪痕もくっきり。
激坂くだり。仕事道もあるが、途中で崩壊している。単管パイプで組まれた人工物に従って下りるが、道があるわけではない。最後は倒木帯を乗り越えて人家の裏側へ。ちょうど擁壁の切れ目、階段につながり国道に出ることができた。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

nakazo55

全国的な荒天後、晴れの土曜を挟んで実行。水量も下がったようで、快適な沢歩きを楽しむことができました。以前から訪れたかった森山岳周辺は、想像以上に美しい自然林が広がります。高木樹林が繁るこの季節、全体地形を把握することが難しく、これも想像以上にルートを決めるのが難しいエリアです。今回はyamanekoさんの軌跡に頼りっぱなし。今回も深く感謝申し上げます。<(_ _)>