剣山-天狗塚「たまにはノンビリ稜線歩き」の巻

2021年06月05日(土) 〜 2021年06月06日(日)

• GPS: 30:04
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,076m
• 下り: 2,870m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:54

6:04 見ノ越登山口
6:48 6:48 リフト西島駅
7:11 7:26 大剣神社
7:44 7:57 剣山頂上ヒュッテ
8:04 8:05 剣山
8:50 8:56 次郎笈
9:06 9:06 次郎笈の水
9:29 9:29 スーパー林道分岐
9:47 9:49 丸石
10:08 10:28 丸石避難小屋
11:13 11:20 高ノ瀬
11:41 11:42 中東山分岐
12:40 12:40 平和丸
13:26 13:36 白髪避難小屋
13:48 13:53 白髪山分岐
14:29 14:30 カヤハゲ
15:44 15:46 三嶺
15:58 三嶺ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:11
• 合計: 6:36

5:22 三嶺
5:54 5:54 オオタオ
6:23 6:28 西熊山
6:43 6:45 お亀岩避難小屋
7:10 7:10 地蔵ノ頭
7:27 8:17 天狗峠
8:50 8:51 1,476mピーク
9:38 9:51 天狗峠登山口
11:53 11:53 久保・大宮橋
11:58 ゴール地点

天候

天候：両日とも高曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

・駐車場：見ノ越登山口（無料）
・久保・大宮橋からは三嶺タクシー
※三嶺タクシー（前田商店：0883-88-2420）
　見ノ越登山口まで7000円ちょっとでした。4人で割るとバス料金と同じくらい。

コース状況／危険箇所等

・危険箇所：特に感じませんでした。

・道迷箇所：下山時に使った天狗峠登山口から久保・大宮橋までは
　破線になっていますが少々荒れているだけで
　踏み跡やテープもありそれほど難しくは感じませんでした。
　その他、特に感じませんでした。

・三嶺の避難小屋：はなれにトイレあり。水場あり。写真を参考に。
・三嶺の避難小屋周辺は笹で覆われテントは適さないように思いました。

写真

6/5 6:04

登山口。てっきり神社と思って通り過ぎてウロウロ。
タムちゃんは1回来たことあるのに記憶が無いとのこと。大丈夫か…

6/5 6:16

縦走は久しぶりのタムちゃん。最近楽チンばかりしているのでしょっぱなから置いてかれてます

6/5 6:18

ゴンドラのトンネル

6/5 6:48

木々の間から山頂の山小屋が見えました

6/5 6:48

目線を右に移すと、次郎笈が

6/5 6:49

おおー！　たおやかな山容ですね

6/5 6:55

案内板を見ると色々コースがあるようです

6/5 7:10

標高が高いのか、ツツジがまだまだキレイでした

6/5 7:22

ん！面白そうな岩発見

6/5 7:25

岩は御神体？　登らなくて良かったですね 笑）

6/5 7:36

山頂までは結構近い

6/5 7:46

山小屋からの展望

6/5 7:45

小豆島だったかな

6/5 7:46

写真中央のうっすら台形は大山だそうです！普段はなかなか見れないようでラッキー！

6/5 8:08

で、山頂。

6/5 8:11

さぁ、縦走の始まり。ノンビリいきましょうか

6/5 8:12

左（南側）を見ると雲がモクモク。梅雨前線のせめぎ合い

6/5 8:25

まずは次郎笈に向かって。見ようによっては鈴鹿の竜ヶ岳みたい

6/5 8:28

笹の良い道が続きます

6/5 8:30

次郎笈、割と大きく感じました

6/5 8:56

次郎笈から振り返り剣山。

6/5 8:56

おお！　あれは瀬戸内海では！

6/5 8:59

これから辿る笹原の稜線

6/5 9:20

遮るものが無いので眺望が良いですねー

6/5 9:21

立枯れの木もアクセントになって良い感じ

6/5 9:22

6/5 9:23

ゆーさんが何か発見

6/5 9:24

今夜はジビエ料理にしよう！
ってアンタ服部文祥か、それに骨しか残ってないし…

6/5 9:27

6/5 9:40

次のピークが見えてきました

6/5 9:51

丸石とのこと

6/5 9:51

振り返り、奥が剣山で右が次郎笈。ナント、剣山のことを別名太郎笈というんですね。太郎と次郎、南極物語か

6/5 10:04

森のエリアに入ります

6/5 10:10

癒しの空間って感じで良かったです

6/5 10:13

で、丸石避難小屋。ここは水場は無いみたい

6/5 10:35

少し進むと分岐点。二重カズラ橋に降りるようです

6/5 10:36

二重カズラ橋に降りるとお金を取られるみたいです。
間違って降りたらお金払うか登り返すかどっちが得策か討論になりました。笑

6/5 11:11

6/5 11:17

ん？何か看板が

6/5 11:21

看板がなければ通り過ぎてしまうほどピーク感がない高ノ瀬。

6/5 11:21

振り返り歩いて来た稜線

6/5 11:38

そして、オオヤマレンゲの群生地の看板がありました

6/5 11:39

ん〜、まだまだ硬い蕾でした。開花時期は大峰と似たタイミングのよう

6/5 11:43

オオヤマレンゲの群生地を横目に歩みを進めます

6/5 11:45

麓が見えます

6/5 11:45

谷間の狭い土地なので小学校の運動会の100m走も真っすぐ走れなくてトラックを走るそうです。帰りのタクシーのドライバーさんが言ってました

6/5 11:50

6/5 12:02

ヤマテンの予報通り昼頃に一瞬雨がパラッと来ました。
がカッパがいるようなレベルではありませんでした

6/5 12:11

順調に進みます

6/5 12:20

誰もいない、だだっ広い尾根を歩くのは解放感があって気持ち良いです

6/5 12:21

笹原の向こうに今日のゴールである三嶺（みうね）が見えました

6/5 12:22

この稜線は日差しを遮るものが無いので晴れていたら辛かったかも。この日は高曇りだったので遠望が効くし涼しかったので結果オーライです。

6/5 12:23

6/5 12:32

ズミかな

6/5 12:44

平和丸？　何とも穏やかな名前

6/5 12:47

6/5 13:02

あ、白髪避難小屋が見えました

6/5 13:05

外国の方が尺八を演奏されていました。
心に染み渡りました

6/5 13:41

白髪避難小屋の水場の看板

6/5 13:48

白髪避難小屋を後にして

6/5 13:50

本日のラスボスの三嶺が迫ってきました

6/5 13:58

これは白髪岳？この山も気になるな〜。

6/5 14:10

あれ、まだひと山越すのか…結構ありそう。
そう思った瞬間タムちゃんの足が攣りました。

6/5 14:19

先週は岩登りで手の指が攣るし、今日は足が攣るし…
大丈夫かオッサン？
たむ：イタタタッ、おい！ちょっとは大丈夫？とか労われよ！

6/5 14:21

熊除けなのか、何なのか突然鐘があったので鳴らしてみました

6/5 14:34

やっと三嶺が目前に

6/5 14:36

コケがキレイ

6/5 14:36

コケの絨毯が広がっていました

6/5 14:39

足を負傷したオッサンを無視してさっさと行ってしまう女子2人

6/5 14:50

ちょっとした森を抜けると

6/5 15:14

三嶺の核心部に

6/5 15:15

まぁまぁ急そうですね。

6/5 15:23

遠くに剣山と次郎笈が見えます

6/5 15:23

そして歩いて来た稜線も

6/5 15:30

それ程大したことはありませんが鎖がありました。

待たせといた上に写真を撮れとせがむタムちゃん
世話がかかります。

6/5 15:33

後もう一段。タムちゃんの足がまたまた攣りますが男子ですから泣かずわめかず騙し騙し登ります
たむ：病人を放って先に行くとはけしからん！

6/5 15:35

ん？？何じゃ？　あの世とを結ぶ三途の川の橋とでも言うのかな？

6/5 15:38

6/5 15:44

三嶺の山頂部といのか肩というのか見えました。小屋も。

6/5 15:49

三嶺の山頂部

おどけていますが、実はヨレヨレで滑稽です。笑

6/5 15:50

見晴らし良い！　瀬戸内ですね

6/5 15:50

♪〜瀬戸ワンタン 日暮れテンドン 夕波小波〜

6/5 15:57

よくある構図でパシャ！

6/5 16:53

小屋に荷物を降ろして、水を汲みに。
水場は小屋から少し戻ってこの道標を名頃登山口の方へ

6/5 17:01

100m程登山道を降りるとこの看板があるので

6/5 17:01

トラバースして

6/5 17:02

ロープ伝いに降りると小さい沢がありました。
小さい沢なので夏場はどうなんでしょ？

6/5 17:47

この日は自分達以外に2組。単独で来られたヤマッパーさんと楽しい宴になりました。

6/5 19:16

そして、最後にこの演出！　曇り空だったので期待していなかったのですが。
カップルさん声掛けありがとうございました！

6/5 19:15

アーベントロート！素晴らしい！

6/5 19:16

雲が良い味出してます！

6/5 19:20

おじいさん、山が燃えているわ！byハイジ

6/6 5:16

翌朝はモルゲンロートとはいきませんでしたが、まずまずのお天気の中出発です。

6/6 5:24

三嶺の山頂から、これから辿る稜線を確認

6/6 5:24

まだまだ笹のスカイラインが続いています

6/6 5:33

6/6 5:44

まだ半分寝ぼけながらテクテク

6/6 5:46

今日は、小屋で知り合ったヤマッパーさんも一緒です。

6/6 5:57

今日も牧歌的な景色が広がります。稜線好きにはオススメですね

6/6 6:03

振り返り

6/6 6:20

西熊山とのこと。

6/6 6:25

前を見るとひょっこり顔を出しているのが天狗塚のようです

6/6 6:26

視線を左（南）に移すと、ん！もしかして太平洋？！

6/6 6:26

凄いー！この稜線からは瀬戸内も太平洋も見えるんですか

6/6 6:27

振り返ると三嶺とその奥に次郎笈

6/6 6:43

タムちゃんこの辺りで、今度は左膝の裏側に違和感が出てきて…
段々痛くなってきました。
ナニ？今度は膝かよ…

6/6 6:44

この辺りは土地が無く逃げ延びた平家は急峻な山の斜面にどんどん家を建てたそうです

6/6 6:46

タムちゃん膝が痛くて遅れ出しました

6/6 6:49

お亀岩だそうです。

6/6 6:51

その下にはキレイな避難小屋が。水場もあるみたいでここに泊まるのも良さそうですね

6/6 6:50

鹿のファミリーが朝のお散歩

6/6 7:12

タムちゃん膝が痛くて付いて行くので精一杯。
昨日は足が攣るし、今日は今日で膝が痛いってどんだけジジイやねん！

6/6 7:17

なんか分岐。

6/6 7:17

たむ：膝が痛いし、ずっと同じ景色で飽きてきたし、冷たいビール飲みたいし、早く家に帰りたいし…

6/6 7:21

そして天狗峠。

6/6 7:23

残念ですがタムちゃんの膝の負傷から、ゆーさんだけ天狗塚に行くことに。
たむ：慌てんでエエからゆっくりね〜。写真もヨロシク〜！

6/6 7:33

サヨナリ〜

6/6 7:34

待っている間、こちらはマッタリお茶して過ごします

6/6 7:34

天狗塚の向こうには牛の背という草原が広がっています

6/6 7:43

天狗塚からゆーさんが手を振ってます

ゆーさんレポート。天狗塚からの展望です。
ハートの看板が倒れていたので起こしておいたとのこと。

天狗塚から見た牛の背

天狗塚から見た展望1

天狗塚から見た展望2

トモさんとタムちゃんが待っている天狗峠

6/6 7:53

待たせると悪いと思いあっという間に帰ってきた。早っ！流石トレランランナー
たむ：良かったねトレランも出来て！

6/6 8:28

バスの時間までたっぷりあるので、タムちゃんの膝を考えゆっくり下山。
アンタ迷惑ばっかりで何の役にも立たんな！

6/6 8:45

天狗峠登山口までは歩きやすい道が続きますがタムちゃんは特に降りの方が膝が痛むようで泣きながら降りました

6/6 8:55

おっ！これはラン系の花では

6/6 9:03

6/6 9:41

天狗峠登山口に着きました

6/6 9:43

ベニドウダンと思っていましたが、今見ると違いますね。ベニウツギ？初めて見ました

6/6 9:46

卯の花

6/6 9:57

自分たちは久保・大宮橋まで降りないといけませんので更にここから降ります

6/6 10:00

あまり歩かれていないのか少々荒れていますが薄い踏み跡とテープがあり問題ありません。問題はタムちゃんの膝だけです。笑

6/6 10:15

ヒトリシズカがありました

6/6 10:16

ヒトリシズカが群生していました。
3人まで確認できました

6/6 10:32

6/6 10:33

苔もキレイでした

6/6 11:00

営林署跡？

6/6 11:07

沢の音も聞こえ登山口までもう少しです。

はい、タムちゃんも下山完了。勝手に痛めた膝なのに本人は名誉の負傷とかほざいています。

6/6 11:20

キレイな沢があったのでバスの時間まで寄り道

6/6 11:24

ひゃ〜冷たい！　でも気持ち良かったですよ。
左膝もアイシング！笑

6/6 11:31

ゆーさんとともさんもリラックス。

6/6 11:59

バス停まで10分ほど歩きましたが素晴らしい渓谷沿いを歩くので苦になりません

6/6 12:01

バスの時間まで1時間以上もあったのでバス停の隣の三嶺タクシー（前田商店：0883-88-2420）さんにお願いして

6/6 12:14

運転手さんの楽しいガイド付きでとても良かったですよ。

途中、名頃のかかしの村。本物を探す方が一苦労な限界集落です

ガイドを聞きながら見ノ越登山口までちょっとした観光気分でした。

撮影機器：

EOS Kiss X5 CANON

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

tamu-chan

忙しい日常からの現実逃避。
久しぶりの土日の二連休だったので
会の個人山行にお邪魔しました。

剣山から三嶺は何年か前に計画して行ったけど
雨だったので剣山だけ登ってそそくさと降りてきた事があったので
リベンジも含め楽しみながら歩きました。
アップダウンの高低差が少ない見晴らしの良い稜線歩き、
また、ほとんど人と会う事もなく久しぶりにノンビリでした。
でも、最近の運動不足からか足を攣ったり膝が痛くなったりで
体力低下の課題も浮き彫りに。
やはり歳を取ると体力維持のため
常に鍛えておかないといけないなと改めて感じました。
一緒に行ってくれた、ゆーさん、ともさんには
楽しい時間を過ごさせてくれて感謝です。

コメント

うえはる

四国一の稜線
タムちゃんお久しぶりです
剣山から三嶺、そしてその先の稜線は
広大で素晴らしいですよね
稜線歩きを2日間楽しめたのでは
お亀岩避難小屋も工事が終わったばかりみたいですし
水場も近くてよいところです
また来てみてください
大山小屋も慎重されました
こちらにも機会があればぜひどうぞ

tamu-chan

Re: 四国一の稜線
うえはるさん、コメントありがとうございます。

ホンマ久しぶりですね。
この日に大山にナイトハイクしてたんですね。
そちらから見る四国方面はどうでしたか？
事前に知っていれば、こちらから見る大山も
また違って見えたやろうね。

お亀岩避難小屋ってやはり最近建てられたんやね。
大山ね。冬に北壁を狙ってはいるんやけどタイミングが合わなくて…
また何処か行きましょう。