北岳[40]
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
〜JR中央線特急 - スーパーあずさ1号 - 松本行 JR東日本〜
7:21 最寄駅 発
8:28 甲府駅 着
07:20 立川駅発
08:30 甲府駅着
09:00 広河原ルート行バス出発
11:00 現地着・山行開始(昼食)
11:35 発
14:50 白根御池小屋のテント場到着・テント設営(夕食)
18:00 就寝
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7/27(土)
02:00 起床・準備(朝食)
03:00 白根御池小屋出発(軽装出発)
08:00 北岳山頂到着(昼食)
11:00 白根御池小屋到着・テント回収
12:00 発
15:15 広河原口到着
広河原発 16:40
甲府駅着 18:30
最寄り駅 19:50
天候 | 26日(金)曇り-雨、27日(土)曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:広河原-バス-甲府駅 |
感想
荷物重量:18kg
久しぶりの山行は北岳テント泊。白根御池で設営し、翌日に軽量で北岳に向かう。そして一気に下山、帰宅。やや強行一泊プランである。
自宅から甲府駅までは意外にそれほど掛からない。乗車時間はあずさで一時間だ。30分ほど待ち、広河原行きのバスに乗る。平日金曜の朝だというのに人が多い。バス2台分であった。移動時間は2時間。最初の1時間は荷物を通路に置くことが出来たので楽だったが芦安から人が乗ってきたので膝に荷物を抱えることになりやや辛かった。椅子の肘掛けに何とか重量を載せることができたのは救いだった。
広河原に到着したら軽く腹ごしらえし、いざ出発。いよいよ山行開始。
途中までは快調だったが突然吐き気がしてきた。頭痛はないが明らかに高山病の症状だ。重さにやられたらしい。気にしていなかったが、過去最高の重量だった。途中ザックを交換してもらい何とか白根御池まで到着。一人で登っていたら恐らくもう一時間は遅かったと思う。(感謝。)
白根御池小屋ではソフトクリームを売っている。食す。 確か500円。コーラ(400円)も購入。
少し体力が回復したところでテント設営。小屋から向かいに場所をとった。少し休憩したら小屋の前のテーブルで食事を済ませる。ステーキを食う。18時頃に雨が降りはじめた。翌日は2時起きのため早々に寝ることにした。
頭が痛く中々寝付けなかったが目を瞑り寝る努力をする。高山病のせいかうなされながらも何とか休んだ。雨は2時間程度は降っていたようだ。12時頃に目が覚めトイレに行く。戻って寝ると熟睡出来た。本当に寝れた時間はここからの2時間だったように思う。
2時に目を覚まし、朝食をとる。明太パスタを食った。食事を済ませたら軽めの荷物で山行開始。定刻通りの3時だった。
暗闇の中、八本歯を目指すが雪渓のため断念。迂回した。本格的な登りで高山病発病。気持ち悪い。ちょこちょこ小休憩を重ね、肩の小屋通過、北岳山頂到着。1時間推しとなった。景色を暫く楽しんだら下山開始。草滑り前の分岐まで行き此処でラーメンを作って食べた。腹が減り過ぎて気持ち悪くなっていた。食ったあとも暫くは気持ち悪かったが次第に回復していった。上りでも下りでも気持ち悪くなった際には氷砂糖を舐めると体力回復に非常に効果がある。今回もかなり救われた。それからは結構なペースで白根御池に降りて来たかと思いきや、標準タイムであった。
直ぐにコーラを買いがぶ飲み。体力回復。テントをしまい、帰宅のためのパッキングに取り掛かる。しまい終わったら、白根御池小屋のカレーを食った。残りの山行の腹ごしらえだ。腹は減ってなかったが無理やり食った。無理やり食ったのだが、うまかった。食い終わったら残りの山行開始である。
18kgの下山に不安ではあったが上りと違って気持ち悪くならなかった。コーラ500mlとカレーの力は偉大だった。腹ごしらえは大事である。食いたくなくても食うべきである。
下山途中で中年男女の団体とすれ違った。全員とすり違うと間もなく、気分の悪い人がいるという。すれ違いざまにあまりに大きな荷物を背負っている女性がいたので気になったのだがやはりだったようだ。恐らく小屋泊なのだが荷物多すぎである。ガイドは荷物のアドバイスや出発前のチェックし、時には減らさせる義務もあるのではないかと思った。
暫くして1時間推しで広河原に到着。バスを調べると時間まで1時間強あった。気長に待つ。時間が来てバスに乗車。揺られること2時間。最初の1時間は疲れて寝た。その後更に1時間で甲府に到着。18:30定刻通りだった。直ぐにあずさに乗車。33分発が遅れていたので乗ることが出来た。行きと違い座れて良かった。窓の外を見ると雲が異様な雰囲気を出していた。案の定大雨の警報メールが届いた。最寄り駅に着いたら花火大会の中止で人がごった返していた。雨の弱ったの狙い一気に帰宅。なんとか自宅に着いたが体力はギリギリだったようで気持ち悪くなった。ソーセージを腹に入れなんとか回復。風呂に入った。山行終了。
今回課題が浮き彫りだった。前回の八ヶ岳で18kg以上の上りには耐えられないことを忘れてやってしまった。ほぼ遭難である。ザックへの収納を減らすことに満足したため、重さへの注意を怠ってしまった。今度はテント泊の荷物を可能な限り減らすことにする。(体は鍛える暇が中々ない。)
やり遂げた感のある山行だった。
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