権現岳(観音平から右回り周回コース)

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,435m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:48
• 休憩: 1:58
• 合計: 10:46

5:55 観音平
7:05 7:08 雲海
7:47 7:49 押手川
9:36 9:37 青年小屋
10:15 10:22 のろし場
10:49 10:57 西ギボシ
11:04 11:23 東ギボシ
11:27 11:31 権現小屋
11:34 11:34 縦走路分岐
11:39 12:48 権現岳
13:50 13:51 三ッ頭
13:52 13:53 三ツ頭分岐
14:46 14:47 木戸口公園
14:57 15:04 ヘリポート跡
16:05 16:06 八ヶ岳横断歩道分岐
16:45 観音平

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平の第２駐車場を使用。
小淵沢インターから約15分。
5:40頃の到着で、既に路駐が数台、第1駐車場は中央部分に数台分の空きがある感じで9割くらい、第2駐車場はまだ数台しか停まっていない状況でした。
下山して17時頃には富士見平の近くの空きスペース近くで路駐されてる車も残ってました。

コース状況／危険箇所等

観音平〜雲海展望台
林の中の笹原を序盤は緩やかに登ります。歩きやすいのでついつい入りから速く歩きがちですが、ここで速く歩いてしまうとギボシあたりでバテちゃうので、入りのペースに気を付けました。

雲海展望台
今日は甲府盆地が雲海に包まれてて、まさに名前の通り雲海展望台。雲海の向こうに富士山が浮かんでいました。

雲海展望台〜押手川〜青年小屋
少し暗い感じの森を登り、押手川の近くは大きな岩を渡るような道になり、その先は少し歩きにくい湿った林の中を進む感じです。

青年小屋〜ノロシバ
ここからずっとしんどい急登になります。序盤は森林ですが間もなく森林限界を超えてどんどん眺望が良くなってきて、ノロシバでは目の前にギボシの岩壁が迫って見えます。このあたりまでは概ね歩きやすい道が続きます。

ノロシバ〜権現岳
ノロシバのちょっと先に左側が切れ落ちているところがあり、トラロープとかもないので、個人的には今日一番ビビリました。
ギボシの岩壁は今日のコースの核心部。南側斜面の岩場につけられた鎖をつかみながら進みます。結構な高度感がありますが、足場はしっかりしています。
岩場を登りきるとギボシと権現岳の稜線に出ます。稜線をちょっと戻る方向に進むとギボシ頂上に行けますので、これまた眺望を楽しめます。
権現小屋から権現岳山頂までは砂地でズルズル滑りながら登るところがあり、疲れもMaxなのでとても歩きにくく感じました。

権現岳山頂
目前に赤岳と阿弥陀岳がいて、奥に横岳と硫黄岳が見えて、サイコーの眺めですね。
山頂は狭い岩場で東側が絶壁で切れ落ちているので要注意です。山頂からちょっと進んだところが広くなっているので、そこで昼食休憩しました。

権現岳〜三ツ頭
甲府盆地と富士山を眺めながら急坂を下ります。1箇所だけ鎖場があります。

三ツ頭〜観音平
ずっと森林の中の歩きやすい道を下ります。
最後に観音平への登り返しがあります。

その他周辺情報

近くのコンビニ
　ローソン小淵沢インター店
　セブン小淵沢インター店

近くの温泉
　富士見高原スキー場の鹿の湯
　　https://happoen.jp/hotspa/higaeri.html
　道の駅小淵沢のスパティオ小淵沢延命の湯
　　http://www.spatio.jp/hotspring/

写真

6/12 5:56

観音平から出発！

6/12 6:52

雲海展望台に到着。ここでひと休み。

6/12 6:53

雲海展望台から、雲海に浮かぶ富士山。名前の通り雲海展望台。

6/12 7:32

押手川まであと15分くらいのところにあるベンチでひと休み。

6/12 7:49

押手川の分岐。私どもは編笠山へは行かずに直接権現岳を目指しますので右に進みます。

6/12 7:56

押手川からちょっと進んだところにある展望台から。ここでひと休み。

6/12 9:18

青年小屋まであとちょっととところ。

6/12 9:29

青年小屋に到着。テーブルとベンチをお借りして休憩。ここではたくさんの方々が休憩されてました。

6/12 9:44

森林限界を超えてきました。振り返ると編笠山がよく見えます。

6/12 10:18

ノロシバに到着。このあたりからはもうずっと素晴らしい眺望です。富士山もよ〜く見えます。

6/12 10:19

編笠山の左奥には雲海に浮かぶ南アルプス。

6/12 10:19

中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。
ここでとても元気な若い男女の二人組とお話しさせて頂きました。お付き合い頂きありがとうございました。

6/12 10:20

ギボシの岩壁が目前に迫ります。このあと登る登山道も丸見え。

6/12 10:41

西ギボシへの急登がしんどい。

6/12 10:53

西ギボシでひと休み。左が東ギボシ、右が権現岳頂上。

6/12 11:01

いよいよ本日のコースの核心部が始まります。

6/12 11:03

鎖をつかみながらギボシの岩壁を巻いていきます。

6/12 11:05

結構な高度感があります。

6/12 11:08

ガンバレ〜！

6/12 11:13

岩場を登りきったところから権現岳頂上と権現小屋。

6/12 11:19

疲れました。頑張りましたね👍
この奥がギボシの頂上です。

6/12 11:33

縦走路分岐からの赤岳、中岳、阿弥陀岳。奥に横岳と硫黄岳。今日のクライマックス。

6/12 11:34

振り返るとギボシがカッコイイです。

6/12 11:35

目指す権現岳頂上。
うわっ、あんな所に人が立ってる！
と思ったらノロシバでお話しさせて頂いた女性でした！

6/12 11:44

権現岳頂上。剣が立っています。

6/12 11:47

狭い頂上は写真撮影の順番待ち。

6/12 11:49

頂上からの南アルプス。観音平は雲の中かな。

6/12 12:47

三ツ頭ごしの富士山。

6/12 12:47

編笠山。奥には南アルプス北端部、中央アルプス、御嶽山。

6/12 13:35

三ツ頭まできました。南八ヶ岳たちの見納めかな。

6/12 13:35

三ツ頭から富士山も見納めかな。

6/12 14:57

と思ったらヘリポート跡でもよ〜く見えました。

6/12 16:06

八ヶ岳横断歩道分岐まで降りてきました。右に向います。

6/12 16:45

観音平に帰ってきました。

感想

レイニー🏍

地元の山岳同好会の方々と権現岳を満喫してきました。
天気も良くて、赤岳や阿弥陀岳をはじめ、周囲の素晴らしい景色を眺めることができましたし、ギボシを巻く岩場のアスレチックもとても楽しめました。

今日はスゴイお二組との出合いもありました。
一組目は写真のコメントでも記載した若い男女の二人組で、山頂の登頂後にもお話させて頂き、なんと二人とも権現岳の頂上の岩の上に立ったとのこと！狭くて一人分しかないので交代で立ったとか…　私にはあそこに立つのはムーリー。ホントお話しできて楽しかったです。ありがとうございました。

二組目は三ツ頭のあとで出会ったソロの女性で、昨日天女山から登り始めて権現岳、キレット、赤岳を縦走して県界尾根を降りてきて、今日は観音平から編笠山、権現岳を縦走してきたとのこと。まさかの2日続けての権現岳！ご本人もおっしゃってました。「いつも合宿みたいな登山になってる」と。確かに。。

素晴らしい眺望のご褒美と、こういう楽しい出合いがあるので登山サイコーです。