7年ぶり富士山 水ヶ塚から須山ルート
- GPS
- 06:45
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,367m
- 下り
- 2,356m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:44
天候 | 曇り。登頂の頃は曇っていて寒かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下り旧二合八勺から暫くは踏み跡が標柱より30m程下にズレています。標柱も所々欠損があるので、悪天候時は注意が必要です。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
バックパック OMM CLASSIC25
アッパーシェル OMMイーサージャケット
アッパー モンベル プラズマ1000ダウンジャケット(携行のみ)+スキンズA200ロングスリーブ
ロワーシェル Patagonia フーディニパンツ(携行のみ)
ロワー CW-Xレボリューション+TNFショートパンツ
TNFバイザー+モンベルUVスクリーン+TNFネックゲイター
サングラス オークリー Jawbreaker PrizmTrail Torch
グローブ Millet
シューズ リーボックZIGTECH
ソックス Dex Shell防水ショート
アイゼン モンベル チェーンスパイク
ポール BDウルトラディスタンス
ファーストエイドキット
水1.5L(1L消費)
明日香野あんこ餅(草餅)1袋(5個中3個消費))
塩熱サプリ
携行トイレ3
日焼け止め
アルコールスプレー
ツエルト ファイントラック FAG0104
iPhoneX(Map+Compass+GPS)
|
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備考 | ショートゲイターを忘れたので、下山中2回シューズの石出しをしました。 |
感想
久し振りに富士山登りました。登頂回数で言うと通算11回目。今回も過去3回の登頂と同じく須山ルートでした。
雪の上を歩くために冬装備を用意してGW明けからずーっと待っていましたが、週末は雨や強風予報が続き、結局今週まで延びました。長かったですね。その間に雪融けが進み、予想気温も上がったので、結局トレラン装備での山行にしました。
希望天気の晴れでなく曇天のなか5時前スタートし、1時間半程で火口縁に届き、本日初めて他のハイカーに会ったので、「おはようございます。」と声を掛けました。が、2人連れの2人両方に無視されました。うん、、、富士山に帰ってきた気がしますね。オフシーズンとはいえ予報もよかった今日は結構な数の入山者がいましたが、富士山の日本人ハイカーは、挨拶しても半分以上の人は無視です。それに比べると外国人の皆さんは気持ちがいいです。挨拶をしないことがマスクしない山行におけるニューノーマルなんでしょうか。
登頂までの所要時間は3時間50分、前回2014年10月トレランよりも6合目からずっとアイゼン・ピッケルだった2014年5月に近かったです。在宅勤務の運動不足の影響は大きいですね。何よりも登る機会がありません。
で山頂も曇りでした。格別に強くはないものの終始冷たい西風が吹き付け、写真を撮るためにetipのないレイングローブを外すとすぐ手が悴む寒さでした。高曇りで結構遠景が効いたのがまだ幸いでしたけども。
雪渓歩きは9合5勺から富士宮山頂手前までの区間のみです。今日は思いの他気温が低く、Zポールのラバーティップが刺さり難かったですが、先行者の足跡が階段状に続くため、歩くにはアイゼン無しでも歩けます(擦れ違いがあるのでマナー的にも危機管理的にもなしですが)。私はチェーンスパイクを使用しました。6本爪軽アイゼンの人もいましたが、あれはさっさと手放してチェーンスパイクにした方がいいです。なお、作業が入っている時の通行は自粛すべきですが、ブル道を使えば滑り止めの持参自体不要です。
大内院(お釜)はギリギリ雪が繋がっているので、まだ降りることができる状態でした。どうやらこの日(この時間帯)は降りている人いませんでしたが。
下りは、1番走れるルート選択で、ブル道〜御殿場7合目から大砂走りを通り、正規須山ルートとして旧2合8勺から須山下山道に入り、その後は正規ルートを外して通ったことのない下り1合5勺〜南山休憩所〜廃林道と思しき整備の行き届いていない南下路(地図には実線で載ってますが、この道と御胎内を繋ぐルートは通行止めになっているようです)を経由して水ヶ塚駐車場に戻りました。
下り所要時間は2時間30分でした。意外に速かったのは、シューズの砂出しをしたり目に入ったゴミで動けなくなったりで時間が掛かっても、やはり大砂走りはスピードが出るということでしょう。
ペースは遅かったですが、それでも午前中に下山できました。
12時過ぎに帰路に就き、自宅には14時頃に着きました。
ああ、やっぱり富士山はいいな。
今週末にはこの2倍の距離を日帰りしたいので、翌14日も本日と同じくらいの距離・標高差の山に行くことも考えていたくらいだったのですが、紫外線か温度差か給水不足は標高か土埃か、それとも単なる体力不足か、帰宅した後から主に目の痛みから始まり、翌日まで頭痛と倦怠が続きました。筋肉のダメージは殆どなく、もう1山問題なくいけそうだったんですが、やっぱり富士山は手強いです。
さて、富士山で重要なのはシューズとソックスです。
アウトソールへの攻撃性が多大で、何回洗っても足を真っ黒にする程砂が入る富士山では、再利用を考えない捨てる予定のシューズの最後の御奉公になってもらうのが1番です(下山まで壊れないことが前提)。高価なトレッキングシューズは勿体無いです。本日のシューズはランニングシューズ退役済のリーボックZIGTECHでした。2015年に村山古道ルートで使いましたが、履き潰す前に強風で途中下山し、捨てればいいものを大事にとってありました。
ソックスも、爪先が切れて目的の用をなさなくなったDex Shellの防水ソックスを使用しました。メンブレンが砂の進入をシャットし、またあまり砂を取り込まない素材のテキスタイルなので、富士山用としては何回も使えます。
それで成果ですが、シューズはミッドソールまでガリガリ削れました。もう履けません。ソックスを脱いだ足は真っ白でした。
カンペキ。
シューズはあと2足、もう少しトレランの距離を伸ばしたら更に1足出るので、当面富士登山の足元は安泰です。
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