裏岩手縦走 水沢温泉〜玉川温泉
- GPS
- 19:49
- 距離
- 58.0km
- 登り
- 4,002m
- 下り
- 3,745m
コースタイム
- 山行
- 18:06
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 19:49
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
秋田駒ケ岳から八幡平へのコースを作ってみた
ワンウェイコースでスタート水沢温泉に車を置いて翌日にバスで戻ってくる
色々調べた結果玉川温泉まで行けばバスが楽な事に気付く
ただ、玉川温泉に抜けるのは山1つ上り下りしなければならない
八幡平からコースタイムで約6時間 普通の縦走ならこれだけで1日取ってもいいくらい
八幡平をゴールにして翌日玉川温泉までも考えたが
休む時は全力で休みたいし折角だから秘湯玉川温泉も楽しみたかった
ちょっとでも山行時間長くするため1時半出発
夏至に近い今、ちょうど秋田駒ケ岳頂上で御来光見れる計算
満月も近く月明かりが綺麗 欲を言えば満月の光で縦走したかった
秋駒山頂は雲がかかっていて景色は見れなかった
午前中は雲の切れ目で時たま景色が見れるくらい
秋駒から先は藪漕ぎ 基本腰まで時たま胸や顔までの高さの草をかき分ける
全てが朝露で濡れていて下手な小雨よりもずぶ濡れになる
全身から水が滴るレベルで時たま雲の中で風が強く無茶苦茶寒かった
足元もほとんど見えなくペースが遅くなる
登りで稼いだ時間アドバンテージをここで使用して想定タイムになる
乳頭山からは一旦降り三ツ石山登山口から登り返す
下りの途中に大きめの雪渓を通過 雪が緩んでたので問題なしで滑り降りた
滝ノ上温泉で水の補 オープン前だったが開けてもらい中の自販機を使わせてもらった
ジュースと水を1.5l飲んで3.5lを行動水にする
ここから気温がぐんぐん上がり消耗が激しい
天気は快晴になり素晴らしい景色を堪能
午前中に上った秋駒や乳頭山、通過した雪渓を見れた
大深山荘まで想定タイムのプラスマイナスありながらもほぼぴったり
ここから疲労が出てきてだんだんと遅れ始める
八幡平の手前で登らなくてもいい畚岳も回収 そういえば乳頭山もコースに含まれてなかった
遅れてる原因の一つか
八幡平17時前到着で売店が使えたので最後の補給
気合い入れて下山開始も靴が壊れ始める
右の小指付け根あたりにぶつかったかの小さな破れがあった
右足着地で靴の中で足がずれる → 外側に体重がかかり破れ穴に負荷がかかる
これの繰り返しで穴がどんどん大きくなる
想定タイムから1時間以上遅れて宿到着22時を超えそうになり焦る
ラスボス焼山へ行こうとするも後生掛温泉から登山道へ行けないと看板がある
19時 急遽、想定外のベコ谷地コースで焼山へ行くことに
この時間にGPS入れてないコースに突入は焦りと不安がやばかった
湯ノ沢でだいぶ暗くなり渡渉の目印が見つけにくく時間をロス
焼山避難小屋を20時07分通過で10時前ゴールできるか?
焼山への上り返しで真っ暗だった空が少し明るくなった
顔を上げると真っ黒な山の間から巨大な満月が顔を出し始めてた
最初は何か理解できなく正直、無茶苦茶ビビった
稜線から見る満月に近い月の出ってかなり貴重な体験なのでは?
山頂はここまで全部回収してきたがここは流石にパスした
最後の下りは斜度が結構あり距離のわりに苦戦してかなり長く感じた
日本一の強酸性温泉の玉川温泉、胃液レベルの湯は傷に染みる
転倒や藪漕ぎでできた傷が全身にあったようで痛みの個所でその時の情景を思い出す
翌日に岩盤浴もやってバスを遅らせてスタート地点へ戻った
前々日に泊まった宿にそのまま車を置かせてもらってた
登山計画を話して朝一のバスで取りに戻る予定だった
バスを遅らせたため予定時間に取りに来ないのを不審に思い通報されそうになってた
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