記録ID: 3310761
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無雪期ピークハント／縦走
日高山脈
お花と藪と絶景と ピパイロ岳
2021年06月27日(日) [日帰り]
kaminarijima
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:58
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,299m
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日帰り
- 山行
- 12:51
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 13:58
17:00
息を吸うように藪をこぐ
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
取り付きまでの沢道は大規模な狩り払いをされていて朝露で濡れることもありません。ピンテも多く迷わず歩けるかと思います。北戸蔦別岳からピパイロ岳まではハイマツ漕ぎです。特に67峰〜1911Pまでのハイマツが濃いです。 |
写真
水は4,5L持ってきたけど今日は暑くなりそう。消費した500�嬖�汲む
ヌカビラ岳の岩場のオオサクラソウは花弁が大きい（カムイコザクラのようです。葉は似ているが花弁が大きく茎が短いのですね）
ミヤマキンバイは咲きはじめ。テン泊帰りの明るいソロの女性に67峰の道の情報と元気を貰う。ありがとうございました。自粛明けなのであまり無理をなさらずにして下さい
4
6/27 6:45
ミヤマキンバイは咲きはじめ。テン泊帰りの明るいソロの女性に67峰の道の情報と元気を貰う。ありがとうございました。自粛明けなのであまり無理をなさらずにして下さい
今日は足の温存のためポールで上ったのだが、やはり慣れてないのでいつもより時間がかかる。ここから先は藪なのでデポします。ピパイロが遠い。でも今年こそは…
8
6/27 6:46
今日は足の温存のためポールで上ったのだが、やはり慣れてないのでいつもより時間がかかる。ここから先は藪なのでデポします。ピパイロが遠い。でも今年こそは…
手前がテン場のピーク、上り返して1904Pです（右脇に見えているのが67峰）、左に曲がって岩場のピーク、そこから右に曲がって歩きます
6
6/27 7:09
手前がテン場のピーク、上り返して1904Pです（右脇に見えているのが67峰）、左に曲がって岩場のピーク、そこから右に曲がって歩きます
北戸蔦別岳の肩の降下から1904Pまでのハイマツはちょっと濃いめです
4年連続4度目の登頂。自分の生まれた年と同じ数字なので親近感のある頂です
今日こそあっちへ行くよ。手前の1911Pがピパイロならちょっと楽なんだけどね。生憎奥が本峰です
途中羆様の踏み跡に騙されながらも下りてくる。帰りはあれを上り返すのか…
こっちの上りも大概なんですがね。ここから一度カメラをザックにしまう
北戸蔦〜67間より濃いハイマツに難儀しながらも無事に登頂です
4度目のチャレンジでやっとです。この時の達成感はハンパなかったです
向こうは伏見岳と妙敷山かな。そのうちにと思っているけど今はまだ食指がわかない
本州の山なら鎖ジャラジャラなんだろうがここは日高。岩を掴んで慎重に歩きます
ミヤマキンバイも多かったです。ミヤマダイコンソウと代わる代わる咲いていました
1911Pからピパイロを振り返る。今度はツクモグサの時期に来たいな
少し雲が出てきて日差しも和ぎ涼しくなる。今日は十分堪能したのでガスっても良いですよ
67の上り返しの逆目のハイマツにふじこふじこ(笑)ここからはハイマツ抜けて雪渓の上部を歩く
落ちていたトレッキングポールを回収。北戸蔦の肩〜テン場間に1本づつ落ちていました。落とした方は連絡ください
最後の難所の北戸蔦の肩の上り返し。ここもふじこふじこ(笑)ホント発狂しそうだよ
北戸蔦別岳まで戻ってきました。もうキツイところはありません。膝を痛めないようにゆっくり下るだけ
チシマザグラ。桜の花が好きだった母は、今年は見ることなく亡くなってしまったが
リュウキンカは終わりかけです。この場所はウコンウツギやモミジカラマツがもう少しで咲きます
感想
今年こそはのピパイロ岳。過去3回の挑戦から自分の脚のデータは揃っている。駐車場からヌカビラ岳まで3時間、北戸蔦別岳まで30分、67峰までは行きも帰りも2時間。ピパイロまでは未知数なので往復3時間で計算して計14時間の山行計画を立てました。朝の3時発で17時には下山予定。陽の長い今なら日没まで2時間近い余裕があります。
北戸蔦別岳までポールを使って歩いていたせいかイマイチ調子が上がらなかったのですが、最高の天気と素晴らしいお花や絶景に恵まれ計画通り会心の山行となりました。年齢と体力的なことを考えるとこのルートからのピパイロ岳日帰りはもうしないと思います。歩き終えた今でも自分には過ぎた山行だったかなと思ってます。
今年の最大目標の一つでもあったピパイロ岳登頂を果たせて良かったです。もう一つの最大目標にもやれる目処が付きました。
改めて日高の山歩きは中毒性があると実感した次第であります。
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Jeremysan さん
読ませていただいた私もワクワクする、素晴らしい山行でしたね！
3日もかけて1967峰にすら至らなかった私には汗顔の至りですが、あのハイマツとの激闘が鮮明に思い出されました。と言うか、あの先更にハイマツ漕ぎが濃くなるんですね。（笑
今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました！
それにしてもそのトレッキングポール、例の大阪の方のモノかもしれませんね。
>kenyo様
コメントありがとうございます。
昨年kenyoさんが撤退された場所からは見た目よりピークは近くハイマツも薄いので、今度チャレンジされるのなら北戸蔦別山頂でテン泊してアタックされるのが良いかと思います。ピパイロはその時の判断で(笑)
記事を見るところ大阪の方は幌尻岳狙いで往路の沢で遭難されたかと思われます。トレッキングポールは他の登山者の物ではないかと思っています。
亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
私の落とした水を拾って下さったのは、kaminarijimaさんだったのですね。ありがとうございました。
千尺高地でもお会いしていましたが、冬の格好だと分からないですよね。
日帰りでピパイロ岳まで行かれていたとは、健脚ですね。
それにしても良いお天気でしたよね
>mikuri様
コメントありがとうございます。山ではゴーグルやサングラスしているのでホント分からないですよね。特に私は加齢のため女性は同じに見える症候群(笑)なので失礼しました。
素晴らしい記録を拝見して、やはり日高は山泊してこそその魅力が増すのだと思いました。
これからも焦らずマイペースで良い山行が続けられると良いですね。
あ、カムイコザクラなんですね。ありがとうございます。修正しておきます(^^ゞ
北戸蔦別岳〜67峰までの稜線繋ぎお疲れ様でした。
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