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Yamareco

記録ID: 3326554 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 日高山脈

幌尻岳

情報量の目安: S
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日程 2007年09月14日(金) ~ 2007年09月17日(月)
メンバー , その他メンバー2人
天候9/14:晴れ、15:曇り時々雨、夜半に大雨、16:雨のち曇り、17:曇りのち雨
アクセス
利用交通機関
車・バイク、 飛行機
羽田から千歳ゑ空路北海道入り。レンタカーで額平川沿いの仮ゲート前の駐車場へ。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
3時間25分
休憩
40分
合計
4時間5分
S第2ゲート13:2514:30奥幌尻橋 登山口14:3515:20北海道電力取水施設15:2515:40渡渉点16:0016:4016:5017:30幌尻山荘
2日目
山行
7時間25分
休憩
3時間5分
合計
10時間30分
幌尻山荘06:0006:2006:2507:001376m07:1508:051742m08:2009:001900m09:1009:40幌尻岳10:3011:30最低鞍部11:5012:40戸蔦別岳13:0014:001600m?14:1014:501250m?15:0015:15六ノ沢出合15:4516:30幌尻山荘
3日目
山行
0分
休憩
0分
合計
0分
幌尻山荘04:0004:00幌尻山荘
4日目
山行
3時間15分
休憩
30分
合計
3時間45分
幌尻山荘06:0007:20渡渉点07:5008:10北海道電力取水施設09:15奥幌尻橋 登山口09:45第2ゲートG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
初日の額平川水位は踝〜膝下程度。2日目幌尻岳登頂後、夜に大雨が降り増水。3日目は膝から腰の水位で下山できず停滞。4日目水位が下がったので下山。
その他周辺情報びらとり温泉
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シェラフ マット 地下足袋 わらじ
共同装備 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具
備考 渡渉時は地下足袋と草鞋を履いたが、滑らなくて具合が良かった。同行した2人はスニーカーだったが、水が入って足を抜くのが大変とのことで、地下足袋と草鞋が正解だった。

写真

千歳空港から130km、幌尻岳登山口である仮ゲートに到着。平取町・振内で国道237号線から道道638号に入ってから30km、非舗装道路を20km走っての到着だ。
2007年09月14日 12:45撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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千歳空港から130km、幌尻岳登山口である仮ゲートに到着。平取町・振内で国道237号線から道道638号に入ってから30km、非舗装道路を20km走っての到着だ。
駐車場には意外にもトイレが設置されていた。このトイレは「山と渓谷社・山岳環境賞」の支援資金によって設置され、日高山脈ファンクラブが維持管理をしている。
2007年09月14日 12:46撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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駐車場には意外にもトイレが設置されていた。このトイレは「山と渓谷社・山岳環境賞」の支援資金によって設置され、日高山脈ファンクラブが維持管理をしている。
仮ゲートから2.5km、35分で奥幌尻橋先の本ゲートに到着。本ゲート前の駐車スペースは5台分程度と狭い。今後は仮ゲートが本ゲートになりそうだ。振内タクシーが停まっていたが、ドライバーは見えなかった。
2007年09月14日 14:00撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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仮ゲートから2.5km、35分で奥幌尻橋先の本ゲートに到着。本ゲート前の駐車スペースは5台分程度と狭い。今後は仮ゲートが本ゲートになりそうだ。振内タクシーが停まっていたが、ドライバーは見えなかった。
崩落を補修した跡があちこちで見られる。大規模な事故が起きたら帰れなくなる。
2007年09月14日 14:06撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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崩落を補修した跡があちこちで見られる。大規模な事故が起きたら帰れなくなる。
取水ダムに到着。長い林道歩きもこれでおしまい。
2007年09月14日 15:18撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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取水ダムに到着。長い林道歩きもこれでおしまい。
ダムの畔に発電所建設工事の殉職者慰霊碑があった。ここから右岸を遡る山道が始まる。
2007年09月14日 15:19撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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ダムの畔に発電所建設工事の殉職者慰霊碑があった。ここから右岸を遡る山道が始まる。
幌尻山荘まで4kmの道標。ここからが幌尻登山のハイライトで、ここから先は「沢=登山道」であり、赤いリボンとケルンが道しるべだ。
2007年09月14日 15:25撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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幌尻山荘まで4kmの道標。ここからが幌尻登山のハイライトで、ここから先は「沢=登山道」であり、赤いリボンとケルンが道しるべだ。
本来の第一渡渉点より随分手前で渡渉に遭遇。今日の水量は普段より多いらしい。
2007年09月14日 15:41撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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本来の第一渡渉点より随分手前で渡渉に遭遇。今日の水量は普段より多いらしい。
私は「地下足袋+わらじ」の正統派。馬場さんと永井さんはスニーカー。
2007年09月14日 15:57撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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私は「地下足袋+わらじ」の正統派。馬場さんと永井さんはスニーカー。
最初の渡渉。水深は膝下ほどで流れも緩くなんなく通過。
2007年09月14日 16:00撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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最初の渡渉。水深は膝下ほどで流れも緩くなんなく通過。
渡渉点はこのような赤ペンキ、赤リボン、ケルンなどで示されている。見落とさないように慎重に進む。
2007年09月14日 16:22撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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渡渉点はこのような赤ペンキ、赤リボン、ケルンなどで示されている。見落とさないように慎重に進む。
更にひたすら遡上を続ける。地下足袋はなかなか快適だが、スニーカーは水が抜けずに冷たいらしい。
2007年09月14日 16:36撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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更にひたすら遡上を続ける。地下足袋はなかなか快適だが、スニーカーは水が抜けずに冷たいらしい。
馬場さんも楽しそう。でもスニーカーは苔の上は滑るらしい。
2007年09月14日 16:58撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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馬場さんも楽しそう。でもスニーカーは苔の上は滑るらしい。
地下足袋と草鞋は歩き易く、グリップ抜群!しかも水はけが良く冷たくない。純日本風は優れモノなのだった。
2007年09月14日 17:04撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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地下足袋と草鞋は歩き易く、グリップ抜群!しかも水はけが良く冷たくない。純日本風は優れモノなのだった。
幌尻山荘に到着。これが最後の渡渉。渡渉回数は全部で約20回だった。
2007年09月14日 17:27撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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幌尻山荘に到着。これが最後の渡渉。渡渉回数は全部で約20回だった。
暗くなる前に幌尻山荘に到着してひと安心。今日の行動時間はトータル4時間5分。正味歩行時間は3時間25分だった。小屋の前のブルーシートで夕食を摂る人達。
2007年09月14日 17:31撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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暗くなる前に幌尻山荘に到着してひと安心。今日の行動時間はトータル4時間5分。正味歩行時間は3時間25分だった。小屋の前のブルーシートで夕食を摂る人達。
小屋の前のブルーシート上で夕食。まずはビールで乾杯。今回は1人4本背負ってきた。気温は16℃で結構涼しい。
2007年09月14日 18:01撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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小屋の前のブルーシート上で夕食。まずはビールで乾杯。今回は1人4本背負ってきた。気温は16℃で結構涼しい。
2階は板張りの大部屋になっており、小屋の毛布を敷いてその上にマットと寝袋で寝床を造る。寒いと思っていたが、ストーブの熱で26℃もあり暑い位だ。暖かさは朝まで続いた。
2007年09月14日 19:12撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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2階は板張りの大部屋になっており、小屋の毛布を敷いてその上にマットと寝袋で寝床を造る。寒いと思っていたが、ストーブの熱で26℃もあり暑い位だ。暖かさは朝まで続いた。
出発前に小屋の入り口前で記念撮影。小雨が降り出したのでカッパのズボンを着用。
2007年09月15日 05:56撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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出発前に小屋の入り口前で記念撮影。小雨が降り出したのでカッパのズボンを着用。
北カール越しの幌尻岳(2,052m)。アイヌ語でポロは「大きい」、シリは「山」、「大きい山」は日高山脈の最高峰だ。
2007年09月15日 08:06撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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北カール越しの幌尻岳(2,052m)。アイヌ語でポロは「大きい」、シリは「山」、「大きい山」は日高山脈の最高峰だ。
ハイマツの稜線と北カール。幌尻岳には「北カール」、「東カール」、「七ツ沼カール」の3つの大きなカールがある。
2007年09月15日 08:18撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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ハイマツの稜線と北カール。幌尻岳には「北カール」、「東カール」、「七ツ沼カール」の3つの大きなカールがある。
色鮮やかな草紅葉。丁度見頃のようだ。
2007年09月15日 08:58撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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色鮮やかな草紅葉。丁度見頃のようだ。
足元に目を落とすと、赤、白、緑と色鮮やか。
2007年09月15日 09:17撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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足元に目を落とすと、赤、白、緑と色鮮やか。
幌尻岳(2,052m)山頂はもうすぐ。黄色い雨具の人は小屋を早立ちした人だ。
2007年09月15日 09:25撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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幌尻岳(2,052m)山頂はもうすぐ。黄色い雨具の人は小屋を早立ちした人だ。
幌尻岳山頂で記念撮影。これが80座目の百名山だ。
2007年09月15日 09:45撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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幌尻岳山頂で記念撮影。これが80座目の百名山だ。
1
戸蔦別岳と七ツ沼カールの美しい風景。幌尻岳ピストンではなく足を伸ばして正解だった。
2007年09月15日 11:01撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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戸蔦別岳と七ツ沼カールの美しい風景。幌尻岳ピストンではなく足を伸ばして正解だった。
1
七ツ沼はキャンプ場になっている。時間があればここでキャンプしてみたいものだ。深田久弥はここでキャンプしたという。
2007年09月15日 11:03撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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七ツ沼はキャンプ場になっている。時間があればここでキャンプしてみたいものだ。深田久弥はここでキャンプしたという。
胸まである這松の海を漕ぐ。短パンの脚は傷だらけだ。
2007年09月15日 11:25撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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胸まである這松の海を漕ぐ。短パンの脚は傷だらけだ。
幌尻山荘に向けて下山開始。まだまだ先は長い。
2007年09月15日 13:05撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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幌尻山荘に向けて下山開始。まだまだ先は長い。
胸まで潜る這松帯の急降下が延々と続く。藪漕ぎ状態なので歩きづらい。
2007年09月15日 13:35撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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胸まで潜る這松帯の急降下が延々と続く。藪漕ぎ状態なので歩きづらい。
這松帯を抜けたと思ったら、今度は熊笹の海に突入・・・・。
2007年09月15日 14:33撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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這松帯を抜けたと思ったら、今度は熊笹の海に突入・・・・。
広大な笹原を下りきると六の沢に出る。
2007年09月15日 15:10撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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広大な笹原を下りきると六の沢に出る。
六の沢出合からは渡渉になるので渡渉に備えた足ごしらえをする。5本指靴下を履く地下足袋を履くA韶泙鰺くそ侏莨紊り!
2007年09月23日 09:28撮影
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六の沢出合からは渡渉になるので渡渉に備えた足ごしらえをする。5本指靴下を履く地下足袋を履くA韶泙鰺くそ侏莨紊り!
ズボンの裾を外し、地下足袋に履き替えて渡渉準備完了。
2007年09月15日 15:41撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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ズボンの裾を外し、地下足袋に履き替えて渡渉準備完了。
水量は少ないが、登山靴では渡れない。渡渉は2〜3回。
2007年09月15日 15:46撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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水量は少ないが、登山靴では渡れない。渡渉は2〜3回。
今夜は満員の予定だったが、天気が悪いためキャンセルが多く全部で23人。2階の寝床のとなりで夕食だ。
2007年09月15日 18:53撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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今夜は満員の予定だったが、天気が悪いためキャンセルが多く全部で23人。2階の寝床のとなりで夕食だ。
一晩中暖かいのでシュラフに潜らずに就寝体勢に入る。
2007年09月15日 19:20撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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一晩中暖かいのでシュラフに潜らずに就寝体勢に入る。
昨夜は土砂降りの大雨が降り、額平川は増水して濁流と化していた。これでは到底渡渉不可なので、当面様子見することにする。
今日の飛行機で帰る予定なのでヤバイ雰囲気!
2007年09月16日 07:12撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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昨夜は土砂降りの大雨が降り、額平川は増水して濁流と化していた。これでは到底渡渉不可なので、当面様子見することにする。
今日の飛行機で帰る予定なのでヤバイ雰囲気!
小屋の直下の渡渉点。一昨日登ってきた時はくるぶし程度だったが、これでは到底渡れない!
2007年09月16日 07:39撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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小屋の直下の渡渉点。一昨日登ってきた時はくるぶし程度だったが、これでは到底渡れない!
2階の居室。真ん中の吹き抜けの下にストーブがあり、濡れたものを乾かせるようになっている。
2007年09月16日 09:38撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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2階の居室。真ん中の吹き抜けの下にストーブがあり、濡れたものを乾かせるようになっている。
本日の下山は断念し、停滞決定! することも無くひたすら時間の経つのを待つのも少々辛いが、晴れて来たので靴を乾燥させる。
2007年09月16日 11:43撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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本日の下山は断念し、停滞決定! することも無くひたすら時間の経つのを待つのも少々辛いが、晴れて来たので靴を乾燥させる。
沢に幕営した沢登りパーティーは無事だったようだ。水量は多いが行けるところまで行ってみるとのことで、下山して行ったが・・・・。
2007年09月16日 11:46撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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沢に幕営した沢登りパーティーは無事だったようだ。水量は多いが行けるところまで行ってみるとのことで、下山して行ったが・・・・。
何もしなくてもお腹は空く。
2007年09月16日 12:39撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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何もしなくてもお腹は空く。
予備食のα五目ご飯が大活躍。おかげで1日停滞しても安心だ。
2007年09月16日 12:39撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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予備食のα五目ご飯が大活躍。おかげで1日停滞しても安心だ。
沢登りパーティーが引き返して来た。やはり無理だったらしい。ハーネスを着用し、ザイルを使っての渡渉だ。
2007年09月16日 13:17撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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沢登りパーティーが引き返して来た。やはり無理だったらしい。ハーネスを着用し、ザイルを使っての渡渉だ。
女性ながらベテランらしく、腰まで浸かりながらも楽しそうだ。
2007年09月16日 13:19撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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女性ながらベテランらしく、腰まで浸かりながらも楽しそうだ。
3人とも無事に渡渉した。札幌から来たそうだが、仕事の都合で今日帰りたかったらしい。でも命には替えられない。
2007年09月16日 13:19撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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3人とも無事に渡渉した。札幌から来たそうだが、仕事の都合で今日帰りたかったらしい。でも命には替えられない。
流石に沢登り屋さん。沢で夕食のおかずを調達してきた。
2007年09月16日 15:30撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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流石に沢登り屋さん。沢で夕食のおかずを調達してきた。
オショロコマはイワナの仲間。アイヌ語のオソル・コ・オマ(特殊な岩魚)から来ているらしい。
2007年09月23日 18:51撮影
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オショロコマはイワナの仲間。アイヌ語のオソル・コ・オマ(特殊な岩魚)から来ているらしい。
なんと下から登ってきたパーティーが・・・・。千歳から来た3人組だった。腰の上まである深みを渡渉してきたそうだ。すげ〜!
2007年09月16日 15:39撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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なんと下から登ってきたパーティーが・・・・。千歳から来た3人組だった。腰の上まである深みを渡渉してきたそうだ。すげ〜!
食事を作るのが一番の退屈しのぎになる。
2007年09月16日 16:24撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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食事を作るのが一番の退屈しのぎになる。
千歳の3人組の夕食は豪華なキムチ鍋。それにしてもこんな大きな鍋を担いで来たとは・・・・
2007年09月16日 16:29撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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千歳の3人組の夕食は豪華なキムチ鍋。それにしてもこんな大きな鍋を担いで来たとは・・・・
今夜の夕食は親子丼。本来は今朝の朝食だったが、停滞のため食料ローテーション変更だ。
2007年09月16日 16:37撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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今夜の夕食は親子丼。本来は今朝の朝食だったが、停滞のため食料ローテーション変更だ。
清掃登山ボランティアの皆さんが戻ってきた。本当にお疲れ様!
2007年09月16日 16:38撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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清掃登山ボランティアの皆さんが戻ってきた。本当にお疲れ様!
千歳3人組も川からおかずを捕ってきた。オショロコマとヤマメだ。塩焼き?それともキムチ鍋に入れるのかな?
2007年09月16日 17:00撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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千歳3人組も川からおかずを捕ってきた。オショロコマとヤマメだ。塩焼き?それともキムチ鍋に入れるのかな?
千歳3人組も川からおかずを捕ってきた。オショロコマとヤマメだ。塩焼き?それともキムチ鍋に入れるのかな?
2007年09月16日 17:00撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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千歳3人組も川からおかずを捕ってきた。オショロコマとヤマメだ。塩焼き?それともキムチ鍋に入れるのかな?
同じ小屋に3連泊したのは生まれて初めての経験だった。今朝も予備食の五目ご飯だ。
2007年09月17日 05:02撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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同じ小屋に3連泊したのは生まれて初めての経験だった。今朝も予備食の五目ご飯だ。
食後のコーヒーを楽しむ。あたりはまだ薄暗い。
2007年09月17日 05:17撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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食後のコーヒーを楽しむ。あたりはまだ薄暗い。
渡渉から始まる下山開始。
2007年09月17日 05:58撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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渡渉から始まる下山開始。
渡渉点はどこも3日前の入山日に比べてかなり深い。転倒しないように慎重に渡る。
2007年09月17日 06:06撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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渡渉点はどこも3日前の入山日に比べてかなり深い。転倒しないように慎重に渡る。
これ以上深いと危険だが、この程度なら結構楽しい。
2007年09月17日 06:08撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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これ以上深いと危険だが、この程度なら結構楽しい。
ひたすら渡渉を繰り返しながら高度を下げていく。山荘から取水ダムまでの標高差は200mあるのだ。
2007年09月17日 06:15撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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ひたすら渡渉を繰り返しながら高度を下げていく。山荘から取水ダムまでの標高差は200mあるのだ。
ついに水深は膝上になってしまった!でも流れが緩いので大丈夫だ。
2007年09月17日 06:28撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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ついに水深は膝上になってしまった!でも流れが緩いので大丈夫だ。
ついに水深が股下に達した!ここはちょっと慎重に!
2007年09月17日 06:53撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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ついに水深が股下に達した!ここはちょっと慎重に!
ここが最後の渡渉点。これを渡れば無事渡渉完了だ!
2007年09月17日 07:19撮影 by u10D,S300D,u300D, OLYMPUS CORPORATION
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ここが最後の渡渉点。これを渡れば無事渡渉完了だ!
地下足袋から登山靴に履き替えて林道歩きモードにチェンジ。
2007年09月17日 07:45撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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地下足袋から登山靴に履き替えて林道歩きモードにチェンジ。
崖の土砂が崩落していた。これでは車の通行は不可能だ。
2007年09月17日 08:56撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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崖の土砂が崩落していた。これでは車の通行は不可能だ。
幌尻山荘の排泄物運搬ボランティアを乗せたマイクロバス。ドライバーに状況を伝える。
2007年09月17日 09:02撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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幌尻山荘の排泄物運搬ボランティアを乗せたマイクロバス。ドライバーに状況を伝える。
「幌尻山荘排泄物・ゴミ人力運搬作業」とある。すごい作業だ。終了後のランチはカレーらしい。
2007年09月17日 09:02撮影 by PENTAX *ist DS , PENTAX Corporation
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「幌尻山荘排泄物・ゴミ人力運搬作業」とある。すごい作業だ。終了後のランチはカレーらしい。
渡渉と長い林道歩きを経てついに仮ゲートに到着。思わずバンザイだ。
2007年09月23日 21:35撮影
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渡渉と長い林道歩きを経てついに仮ゲートに到着。思わずバンザイだ。

感想/記録

9月14日 晴れ

 君津0510-0550羽田空港0630-0800千歳空港0915-1245仮ゲート

 仮ゲート1325(1:05)1430幌振橋1435(45)1520取水ダム525(15)1540渡渉点1600(40)1640 ? 1650
 (40)1730幌尻山荘 (計3:25)

 0400起床。君津駅発0510のアクアラインバスで羽田空港へ。今回は馬場さん、永井さんと3人で北海道・日高山脈の最高峰、幌尻岳に登る。先週の台風で延期になり再チャレンジの山行だ。
 0550羽田空港着。早朝にもかかわらず大勢の旅行客で混雑している。
 SKY-703便は10分遅れの0640にゲートを離れて離陸したが、満席だった。3連休前日なので旅行者が多いのだろう。
 千歳空港には15分遅れの0815に到着。荷物を受け取り、1階A4到着口脇の売店「BLUE SKY-Jalux」でガスカートリッジを2ヶ購入した。ここで買えることは事前に調べていたのだが、棚には陳列されておらず、 店員に尋ねると棚の下の引き出しの中から取り出してくれた。売っているのはプリムスのみで1ヶ\546とやや高いが、 飛行機には持ち込めないので致し方ない。
 空港内の日産レンタカーのカウンターで受付し、送迎バスで新千歳空港店に移動。車はマーチを予約していたが、出てきた車は真っ赤なティーダ・1500ccだった。車両繰りの都合で変更になったそうだが、料金はマーチと同じなので得をした。当然ナビ付きだが、ETCも付いていた。 しかも四駆だった。さすがに北海道だ。
 0915レンタカーにて出発。天気は晴れで気温23℃と意外に暑い。建設中の日高自動車道を現在の終点・富川ICで下りたが、料金所はなく無料だった。北海道には無料の高速道路(正確には高規格道路)が結構あるらしい。食料買い出しのためにJR日高本線富川駅へ。ところが富川駅はとても小さな無人駅で、駅周辺には何も無かった。駅近くの国道沿いにダイエー系のスーパー「グルメシティ」があったので、ここで食料の買い出しをした。
 買い物の後、国道237号を平取(びらとり)方面に向かう。途中振内(ふれない)のラーメン屋で昼食をとり、さらに走ると国道の右側に「幌尻岳入口」の看板があり、右折して道道638号に入る。10kmほど狭い舗装道路を行き、豊糠という酪農集落で道道から左に別れると、やがて未舗装の林道になった。林道は狭いくねくね道だが、路面はそれほど悪くは無い。
 国道から30km、1時間ほど走り1245に仮ゲートに到着。ゲート脇の駐車場は30台くらい置けそうだ。車は13台あったが、うち7台はレンタカーだった。駐車場には意外にもトイレがあった。 仮設トイレだが、「山と渓谷社・山岳環境賞」の支援資金によって設置され、日高山脈ファンクラブが維持管理をしているそうだ。
 荷物は渡渉に備えてポリ袋やジップロックに入れた。服装も渡渉で濡れても良いように、ユニクロのドライメッシュ短パンをノーパンで穿いて1325に出発したが、ノーパンはとても落ち着かない。下にドライパンツを穿くべきだったが、家に置いてきてしまったのを後悔した。
 林道歩きは仮ゲートから取水ダムまで約10kmあり、とても長い。上高地〜横尾の11kmとほぼ同じ距離だ。
 天気は上々で、やや登りぎみの林道を歩いているととても暑い。
 1400奥幌尻橋の先にある本ゲートを通過。ゲート前にタクシーが1台停まっていたが、ドライバーの姿は見えなかった。タクシーは仮ゲートを通過できるようだ。
 本ゲート周辺の駐車スペースは少なく、せいぜい5台位だ。仮ゲートは今後は本ゲートになるのだろう。1520本ゲートから1時間20分で取水ダムに到着。渡渉は四ノ沢出合からと思っていたが、今日は水量がやや多いらしく、ダムから15分ほどで渡渉になった。渡渉点で登山靴を脱ぎ、地下足袋と草鞋に履き替えて渡渉開始。最初の渡渉は膝下程度で流れも緩く、なんなく渡ることが出来た。地下足袋も草鞋も初めてだが、結構歩き易く、苔の生えた岩に乗っても全然滑らない 。沢から離れて山道に入っても結構歩きやすい。馬場さんと永井さんはスニーカーで渡渉だが 、水が靴から抜けにくく冷たいそうだ。地下足袋はすぐに水が抜けるのであまり冷たくない。
 渡渉を約20回ほど繰り返し、1730幌尻山荘に到着。明るいうちに小屋に着くことが出来て良かった。 小屋の前に居た人達から「お疲れ様」と声を掛けられた。渡渉のある幌尻ならではの雰囲気だ。
 取水ダムから1時間50分(正味1時間35分)で着いたが、標準タイムが2時間30分なのでなかなか良いペースだ。沢の水はあまり冷たく無く、最も深い渡渉は膝位だった。
 幌尻山荘は2階建てで、居室は1階と2階の大部屋のみ。1階には管理人室と台所があり、トイレは小屋の裏手にある。ザックや靴は中に入れずに床下の「ザック置き場」に置くようになっ ている。このようなシステムは初めてだが、狭い小屋を有効に使うためには良いかも。
 濡れた地下足袋を脱いで小屋のサンダルに履き替え、2階に寝床を確保してから小屋の前に敷いてある大きなブルーシートの上で夕食。まずはビールで乾杯したが、幌尻山荘は素泊のみの小屋なので、ビールは1人4本づつ背負って来た。夕食はレトルトの丼ものとレトルトご飯。中華丼、牛丼、親子丼、カレーの4種類から各自好きなものを選択する。今夜の夕食は中華丼にした。
 夕食をとなりで食べていた福岡から来たパーティーの年配の女性は今日登った幌尻岳が99座目の百名山で、明後日十勝岳に登って百名山完登だそうだ。しかもなんと百名山に登り始めて8年目での快挙で、最も多い年には25山も登ったそうだ。すごい!
 食事を終えて1900過ぎに小屋に戻ると、もうみんな寝ていた。今日の泊まり客は1階に7人、 2階に11人の計18人でゆったりだが、3連休の始まる明日は満員らしい。部屋は1階のストーブの熱で暖かく、26℃もある。2階は中央が吹き抜けになっており、衣類が乾かせるようになっていてハンガーやピンチがたくさんあるので、靴下と短パンを干した。
 小屋の毛布を床に敷き、その上にエアマットを敷いてシュラフに入り、1930には就寝体勢に入った。2000頃消灯になったが、外の灯りは一晩中点灯している。

9月15日 曇り時々雨、夜半に大雨

 幌尻山荘0600(20)0620 ? 0625(35)0700 1376m? 0715(50)0805 1742m 0820(40)0900 1900m 0910(30)0940幌尻岳1030(60)1130最低鞍部1150(50)1240戸蔦別岳1300(60)1400 1600m? 1410
 (40)1450 1250m? 1500(15)1515六の沢出合1545(45)1630幌尻山荘 (計7:25)

 0400起床。室温は20℃ととても暖かい。ストーブが一晩中焚かれていたようで、シュラフの中は暑く、途中でシュラフから出て上に掛けて寝た。また、一晩中発電機?の音がかなり大きくしており、あまり眠れなかった。
 外のテーブルで朝食。今朝は全員牛丼にした。今日は幌尻岳から戸蔦別岳を回る10時間コースなので、牛肉でパワーを付ける?のだ。
 Tシャツとフリースで寒くはないが息が白い。気温は10℃だ。
 0600に出発。今日のコースは最後に渡渉があり、登山靴をザックに入れねばならないので、サブザックでなく大きなザックを背負うが、雨具と水と行動食程度なので85リットルのザックはペチャンコだ。
 小雨が降っていたので、カッパのズボンを穿いたが、出発時には止んでいた。
 小屋の前からいきなり急登が始まるが、なぜか調子が悪く喘ぎつつ登る。休憩の時にクッキーを食べ アメを舐めたら元気になった。どうやらシャリバテならぬ糖分バテだったようだ。
 小屋から1時間30分で「命の泉」を通過。実際の水場は登山道から逸れているので素通りした。
 1,742mのピークで稜線に出ると三角形の戸蔦別岳が見えた。そこから幌尻岳までは常に幌尻岳を見ながらの稜線漫歩だ。曇り空で時々小雨がパラつく天気だが、雲は高いので展望は良いし、 山頂近くの稜線は草紅葉がとても綺麗で、チングルマやチシマキキョウの群落もあり、楽しい稜線歩きだ。目の前には大きな幌尻岳が聳え、その下には北カールが広がっている。右手には奥新冠(おくにいかっぷ)ダムのダム湖「幌尻湖」が見える。
 幌尻岳の由来はアイヌ語で、ポロは「大きい」、シリは「山」、「大きい山」は日高山脈の最高峰だが、たしかに大きい山だ。
 0940幌尻岳(2,052m)に到着。これで80座目の百名山登頂だ。先客が2人いたが、彼らは幌尻ピストンで今日下山して平取で1泊するそうだ。
 山頂の気温は11℃で風もあってかなり寒いので、フリースを着てカッパを羽織る。山頂は結構広々としており、大きなケルンと看板がある。山頂の東南側には東カールがあり、北カールと東カールに囲まれた山頂だ。
 行動食を食べ、1030に戸蔦別岳に向けて出発。幌尻岳〜戸蔦別岳間は濃い這松帯の藪漕ぎで、時々降る雨で濡れた這松で下半身が濡れてしまう。
 稜線をしばらく下ると、右手に七ツ沼カールが見えてきた。その名の通り大小の池が七つ散在する美しいカールだ。キャンプ場になっているが、テントは見えない。深田久弥はここでキャン プしたようだが、熊が出るらしいので要注意だ。
 七ツ沼カールに下りる下降点は幌尻岳寄りと戸蔦別岳寄りの2箇所にあった。もう一度来る機会があったら今度は是非七ツ沼カールまで下りてみたい。
 最低鞍部から45度の急斜面を約200m登り、1240に戸蔦別岳(1,959m)に到着。山頂には何も無く山名を示す標識はおろかケルンすらないが、展望は360度遮るものが無い。特に七ツ沼カールを抱いた幌尻岳が素晴らしい。晴れていればもっと素晴らしいと思うが、贅沢は言うまい。
 1300下山開始。戸蔦別岳からはしばらく北戸蔦別岳に向かう稜線を行く。20分程で左に下る下降点に到着。下降点からはものすごい急斜面で、しかも這松の密集する藪漕ぎだ。雨に濡れた這松で濡れるのでカッパのズボンを穿くべきだったがもはや手遅れなのでそのまま下る。
 標高1,500m付近で這松帯を抜けたが、今度は熊笹の藪漕ぎになった。
 広大な熊笹の原に出ると下に沢が見えた。六の沢出合だ。渡渉は小屋の近くと思っていたが、 六の沢出合からいきなり渡渉になった。やはり通常より水量が多いのだ。登山靴を脱ぎ地下足袋と草鞋に履き替えて渡渉開始。渡渉して直ぐに右岸沿いの山道になったが、台風や大雨のせいか道が荒れていてとても歩きにくい。特に地下足袋では歩きにくい。何度か渡渉をし、ルートを探しながら下る。
 もうすぐ小屋に着くという所で男性2人、女性1人の3人パーティーに出会った。今日は河原にテントを張り、明日は六の沢を詰めて戸蔦別と幌尻に登るとのこと。
 その後も右岸の怪しげな道を下り、丸太の橋を渡ると幌尻山荘に到着した。丸太橋の近くに沢を横断する青い配管があり、小屋の床下まで続いているが、何の配管だろう?
 小屋は今日は満員のはずだったが、天気が悪いせいかキャンセルした人が多いらしく客は少な い。我々以外は2人パーティーと18人のボランティアグループの総勢23人だ。ボランティアは日高山脈ファンクラブの人達で、なんと小屋のトイレの屎尿を1斗缶に詰めて担いで下るのだそうだ。 いやはやものすごいボランティアだが、我々が快適に過ごせるのもこのような人達の努力のお陰なので、感謝である。明日は幌尻岳〜七ツ沼カール〜戸蔦別岳を清掃登山するそうだ。平取町山岳会の主催らしいがメンバーは全道から集まっているらしい。1階の台所では明日のお弁当のおにぎりと稲荷寿司を作っていた。
 夕食は外で食べようと思っていたが、雨が降っているので1階の台所でご飯とカレーを温め、2階の寝床脇で食べた。大辛カレーをビールと一緒に食べるが、部屋の温度も高いので汗が噴き 出す。
 1930に就寝体勢に入るが、今日も暑い。

9月16日 雨のち曇り

額平川増水により停滞

 0350起床。雨。昨夜は大雨が降った。発電機の音が聞こえないくらい沢の水音が大きい。これはヤバイ!0400管理人さんから「今日は下山は無理」とのこと。ガーン!!
 0500過ぎに清掃登山の人達が出発して行った。この雨のなかですごい!
 小屋の窓から沢を見るとものすごい濁流、とても渡れない。
 0630のラジオニュースでは北海道各地で大雨洪水警報や注意報が出ているらしい。前線が通過中で、午後には雨は上がるらしい。明日は下れるかも知れない。
 過去に何度も悪天候で登山者が閉じこめられる事故が発生しており、1週間も閉じこめられて自衛隊のヘリで食料補給や救出をしたこともあった。また、飛行機に乗るために無理して下山し 、渡渉で流されて亡くなった事故も数回起きている。幌尻岳登山はそんなリスクの伴う山なのだ。
 我々もそれは知ってはいたが、まさか自分達が足止めを食らうとは思っていなかった。
 小屋に残っているのは我々と東京から来た2人組と、ボランティアの1人の計6人。東京の2人は今日下山して十勝岳と羊蹄山に登って18日の飛行機で帰る予定だったとのこと。ボランティアの1人は地元の年配の方だが、明日は仕事なので今日中に下りなければならないらしいが、難しそうだ。
 何もする事が無いので退屈だ。いつもの山では「1日中山の中でボーッとしていたい」などと思ったりしているが、いざそうなってみるとなかなか辛いものがある。
 1130頃、太陽が出たので靴や靴下を天日で乾かす。
 1145頃昨日上流でキャンプした3人パーティーが右岸を下って行った。彼らも今日までしか休みが無いので、行けるところまで行ってみるとのこと。でも大丈夫?
 12時現在、6時に比べれば半分位に減った気がするが、まだまだ渡れる状況ではない。
 お昼は非常食のα五目ご飯。3食分あるのでまる1日の停滞なら大丈夫だ。
 仮に夕方下れたとしても今日の飛行機には間に合わないので、今日中に君津に帰ることは断念せざるを得ない。
 小屋の人に青い配管の事を聞くと、「水力発電」とのこと。沢の上部から水を引き、小屋の床下の水車で発電しているのだ。一晩中回っていた発電機はディーゼルと思っていたが、水車とは驚いた。でも燃料を運ぶ必要が無いので素晴らしい。
 1315下から3人組が上がって来た。こんな水量で良く来られたものだと思ったら、昼前に下って行った沢登りの3人だった。全員ハーネスを着け、ザイルで確保しながら小屋の下の渡渉点を渡渉した。女性もなかなかのベテランらしく腰までつかりながらも楽しそうだった。3回位腰までつかりながら渡渉したが、それ以上行けずに戻って来たとのこと。札幌から来たそうだが、仕事の都合で今日帰らなければならないので、少々無理をしたそうだが、命には代えられない。
 彼らは食料調達のため上流に釣りに行った。オショロコマという岩魚のような魚が釣れるそうで、昨日はたくさん釣れたそうだ。1530オショロコマを5匹釣って戻って来た。コッヘルで炒めて食べるそうだ。またフキもヘリポートなどて採ってきて、魚と一緒に食べるそうだ。流石に沢のぼら〜は強者だ。
 1535頃下から3人組が登って来た。水は最大で腰の上まであったそうだが、ザイルで確保しながら渡ってきたそうだ。すごい!
 千歳から来た彼らの夕食はキムチ鍋とのことだが 、2人が魚釣りに行き、オショロコマとヤマメを5匹釣って戻ってきた。留守番の1人がキムチ鍋を完成させていたが、大きな家庭用の鍋に満杯で作っている。我々の夕食は最後の丼モノ。私は親子丼、2人は中華丼だ。お隣に比べると貧相だが、これはこれで美味しい。
 暗くなってもボランティアの人達が帰らないので心配していたが、1640に帰ってきた。ご苦労様です!
 今夜の泊まり客はボランティアの17人、沢登りの3人、東京の2人、千歳の3人と我々3人 の計28人だ。
 夕方薪ストーブに火を入れていたが、夜消したあともオキの熱で一晩中暖かいらしい。
 1745には就寝体勢に入ったが、暇つぶしに昼寝していたのでとても眠れない。2000に消灯したが、室温は23℃だった。外を見ると星が出ていた。明日は晴れるかも。

9月17日 曇りのち雨

 幌尻山荘0600(1:20)0720渡渉点0750(20)0810取水ダム0810(1:05)0915本ゲート0915(30)0945仮ゲート(計3:15)

 仮ゲート1015-1125びらとり温泉1255-1410千歳空港1650-1815羽田空港1935-2020君津

 0400起床。室内温度19℃、外気温10℃。空には星なし。
 α五目ご飯とコーヒーの朝食を摂り、荷造りをする。
 渡渉点の水位を確認すると、だいぶ減ったようだが初日に比べると2倍位ある。しかしこの程度なら全コースとも渡れそうなので下山決定だ。
 小屋の下から即渡渉なので、地下足袋と草鞋の足ごしらえをしてから0600に出発。最初の渡渉は3日前には膝下20cm程度だったが、今日は膝上まであり抵抗が大きい。気を付けないと流され てしまいそうなので、ストックでバランスを取りながら慎重に渡る。
 最も深い所は股下まであったが、なんとか無事に下りきることが出来た。昨日登ってきた3人はさらに倍近い水量のなかを渡ってきたのだ。スゴイ!それにしても昨日1人で下っていったおじさんは大丈夫だったのだろうか?昨日は腰の上まであったはずだが・・・・。
 渡渉の途中で計5人とすれ違った。
 最後の渡渉点で草鞋と地下足袋を脱ぎ、登山靴に履き替える。
 取水ダムの手前に沢べりの大きな岩をへつる所は高巻の迂回路があったので巻いてみたが、これが大失敗。標高差 20mほどの急傾斜の登り下りを強いられ、特に下りは固定ザイルやトラロープにすがりながらの下降で時間も体力も神経もへつりの数倍要してしまった。
 林道に入り、3〜4km行くと大きな崖崩れがあり、大岩と土砂で林道が塞がれていた。人は通れるが、車の通行は不可能だ。屎尿運搬ボランティアを乗せたマイクロバスが来たが、あそこから先は歩きだ。上から降ろした「ブツ」もトラックで運べないので大変だ。
 0945仮ゲート着。バンザイで下山を祝う。丁度札幌の沢登り3人組が出発するところだったので、手を振って見送った。
 駐車場の車は10台ほど。
 林道を車で戻る途中、額平川を見ると濁流になっていた。どこかの支流で土石流でもあったのだろうか? 下山コースの水は綺麗だったのに・・・・。
 「びらとり温泉」で入浴して昼食をとる。3日ぶりに風呂に入ってサッパリし、ステーキ定食を食べた。入浴と食事がセットで\1,200とはお得だ! びらとり牛はとても美味しく、生野菜の小さなサラダも美味しい。生野菜を食べるのは3日ぶりだ。
 びらとり温泉を出る頃雨が降り出し、すぐに本降りになってしまった。
 千歳空港まで車で送ってもらい、馬場さん永井さんと分かれた。彼らは当初計画ではトムラ ウシに登る計画だったが、1日停滞したのと悪天候なので今日明日は登別温泉で過ごすそうだ。 天気は今日、明日ともに雨のようで残念だ。
 ANA-70便1630発東京行きは途中の航路が混雑しているとのことで、羽田管制の指示で出発が1650になった。
 機長のアナウンスによると下北半島に秋雨前線があるそうだ。厚い雲で下界は見えないが、雲の上はピーカンだ。西側の窓際なので太陽が眩しい。
 1810羽田に着陸。東京の気温は30℃で北海道とは大違いだ。
 飛行機が15分遅れ、荷物を受け取って駆け足で12番バス乗り場に行ったが、あと50mというところでバスは行ってしまったので、1時間待って1935のバスで君津に帰った。
 台風で1週間延期した今回の山行も大雨による増水で1日足止めを食うなど幌尻らしいハプニ ングで奥深い日高の名山を満喫できた。
 渡渉も股下までのスリリングな渡渉で本当に幌尻ならではの醍醐味を味わう事が出来、大満足だった。
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