大朝日岳〜朝日鉱泉発着でぐるっと周回縦走〜
- GPS
- 19:36
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,549m
- 下り
- 2,560m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:53
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:25
天候 | 晴れ→曇り/午後より一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
詳細は朝日鉱泉ナチュラリストの家のwebサイト参照 https://www.asahikosen.com |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日鉱泉ナチュラリストの家の玄関に登山ポストあり ルートはすべて刈払いがされていました |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉ナチュラリストの家 飲食の営業は11:00〜 |
写真
感想
7月下旬にできた4連休、街の人混みを避けて選んだ山は東北の朝日連峰。
東側の朝日鉱泉からだと、静かな山歩きを周回縦走できそうだ。
水曜の晩に横浜を出て、寒河江SAで2時間弱仮眠して朝日鉱泉に着いたのは6時過ぎ、愛車を駐車スペースに押し込み、身支度を整えてスタート。
麓からも大朝日岳の頂が見えるはずですが、あいにくガスの中。吊橋を2回渡って御影森ルートへ取り付きます。立派なブナが林立する尾根道ですが、繰り返し現れる急登にぐったり。ほとんど風もなく、背後から盛夏の日射が降り注ぎます。
大汗かいても、風で冷えればそこそこのペースで登れるはずですが、ほぼ無風だと軽い熱中症状態になります。とにかくペースを落として歩を進めました。
そんなわけで御影森山頂着が12時半。おにぎりを頬張りながらこのあとの行程を考えます。「このペースでいくと大朝日岳は17時くらいには着けるかな?いや、夕方は雷雲が発達するから、登り続けたら触雷のリスクが高いんじゃね?ツェルトがあるから、適当なところでビバークするのもありだね。」と逡巡し、結局平岩山手前の1433mピークからちょっと登ったザレ場にツェルトを張りました。長距離運転で疲れていたんでしょうね。夕食も取らずに爆睡。
翌朝は4時前に目が覚め、無印バウムと牛乳で朝食として出発。昨日のだるさはどこへやら、意外とスムースに登っていけて、7時過ぎに大朝日岳山頂に着きました。
山頂からは東北の名峰をぐるっと見られるはずでしたが、すべて雲の中。雲間から射す光は痛く、今日も熱くなりそうです。
大朝日小屋のベンチでブランチを摂ってから金玉水で給水し、小朝日岳経由で鳥原小屋へ向かいます。すれ違うハイカーも多く、こちらがメインルートなのでしょう。
小朝日岳の急登と急降をクリアし、13時半前には鳥原小屋に到着。一番乗りでした。
この日の宿泊者は自分を含めて6名とゆったり。
最終日は雲海から出るご来光をみてから朝ごはんとし、小屋の掃除をして出発。
9時前には朝日鉱泉へ無事下山。
暑熱順化不十分で、寝不足気味でのロングコースはきつかった。けれど、3日間どっぷり自然豊かな山に浸かることができて大満足でした。
コメント
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東北の涼しげな山の情景,さぞ心地よかったことと思います。食事付きの山荘もありがたいのですが,花の続く尾根道を別荘(避難小屋)を辿りながら歩く方が旅をした感があって好きです。東北や上信越の山,岡山からは遠いですけど,ゆっくり歩いてみたくなります。この時期は高山植物が本当ににぎやかで歩き甲斐があります。おじゃましました。(^^)
涼しげな情景ですが、実際のところは内陸にあるためか、あまり風が吹かず暑かったです。それでも沿道に咲き乱れる花々に癒やされました。
食事付きの山荘は荷物も少なくできて楽ですが、どこか観光地っぽい印象がありますね。やはり無人小屋やテント泊で雄大な尾根を歩き通す山旅がいいですね。自分の力で歩いた実感が大きいからでしょうか。
中国地方からですと東北は気軽に行ける距離ではありませんが、ぜひ一度は歩いてみてください。山塊の大きさにびっくりすると思います
緑も花も豊かな素敵な縦走路ですね。
写真25の鳥はビンズイ、写真65のトンボは多分ミヤマサナエです。深山でしか見れないので一度はお目にかかってみたいトンボです。
ビバーク装備があると避難小屋まで間に合わなくてもなんとかなるのがいいですよね。ツェルトの張り綱が苦手なのでいつか来るかもしれない本番が不安です
ホントに豊かな自然に囲まれた縦走路でした。
小鳥はビンズイですか。行程で唯一撮影できた鳥でした。トンボは初めて見た種類でした。山のトンボですね。
頑張って撮った甲斐がありました。
トンボ博士?のmomiji先生に伺いますが、夏の山で見かける赤トンボの群れ、よく見ると赤みが違ったりします。鳥のカラ類みたいに、トンボも複数の種で混群?を作ったりするんでしょうか。
ツェルトはいつもザックの中で眠っていましたが、遂に使う機会が訪れました。ハイシーズンの避難小屋泊計画だと必須ですね。張り綱は適当に張ってもなんとかなると思いますよ。状況次第かもしれませんが。
momijiさんには、鳥撮影にも使える特製カモフラージュ柄ツェルトのほうが使い勝手がいいかもしれませんね
複数の種類のトンボが同じ場所で見られることは結構ありますが、カラやカモ、サギ、カモメなどのように共同で何かをしたり目的を一つにした群れではなくてただ同じ場所にいるというだけだと思います
狭い場所で集中して見られるトンボはアキアカネやノシメトンボといったアカネ属やウスバキトンボ、イトトンボ類がほとんどです。(サラサやヤンマはほぼ確実に別個体はライバル)
夏山で見られるトンボの群れはおそらくアキアカネ単一の群れがほとんどで、色合いが違うのは成熟度合いや性別の差だと思います。
モンベルのカモワッチテンチョ(ツェルト+ポンチョ)持ってますが、意外と重いんですよね。
流石に鳥とは違って、同じ場所に居るだけなんですね。
色の違いは成熟度や雌雄の差でしたか。画像を再度みたところ、群れはアキアカネ単一のようでした。
カモワッチテンチョって重いんですか。これじゃぁ気軽に持っていけませんね。残念!
朝日連峰の豊かな自然に魅了されました。。
オヤジですが、定年過ぎたら日本全国を歩いてみたい夢あり(計画性0 笑)
これからも若さ溢れるレコを期待してます😄👍️
コメントありがとうございます。
ホントに自然が豊かでした。山頂から見える峰々に高圧線鉄塔がないんですもの。
中国地方はなかなかそうはいきませんね。
日本全国を歩くっていいですよね。軽トラの荷台に居住空間を載せたキャンピングカーにすれば実現できるでしょう。応援しています。
槍ヶ岳登頂、カッコよかったです。
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